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エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』の使用曲をシーンと共に紹介(ネタバレ有り)

2019-09-06

アルバム・シングルの合計売上は全世界で3億枚を超えると言われる、イギリスが生んだポップミュージック界のスーパースター エルトン・ジョン(Elton John)


ワンダフル・クレイジー・ナイト

 

そんな彼の半生を描いた伝記ミュージカル映画『ロケットマン』が2019年8月、日本でも公開されました。

 

私も早速映画館で見ましたが、とても見応えのある作品でした。

「エルトン・ジョンのファン」はもちろん、「音楽好きで映画好き」の方や「エルトン・ジョンについて興味はあるけど代表曲やコラボで知っている程度の人」にはもってこいの作品だと思います。

 

 

劇中の使用曲全22曲を、映画のシーンと解説(ネタバレ有り)

ロケットマンのサントラは、映画で使われた全22曲が劇中と同じバージョンで、同じ順番で収録されています(CDにはボーナストラックが2曲追加されています)。

 

これから1曲ごとにシーンを振り返り、曲の紹介をしていきますが、”ネタバレ”を多く含みます。

ネタバレ無しの状態で『ロケットマン』を楽しみたい」という方は、ここから先はご覧にならないよう、お願いいたします

 

「あのシーンで流れていた曲は何だっけ?」「あの曲ってどういう意味?」というようなあなたの疑問が解消されれば幸いです。

それでは、いってみましょう。

 

1曲目 The Bitch Is Back(あばずれさんのお帰り)

【映画のシーン】リハビリ施設でのグループセラピーで、エルトンの告白が始まります。幼少期のエルトンが現れ、ミュージカル風にこの曲が始まります。

 

 

この曲は1974年にリリースされた8枚目のアルバム「Caribou」(カリブ)に収録されています。

タイトルの”ビッチ”という言葉が問題となり、いくつかの保守的なラジオ局では放送禁止になったそうですが、エルトン自身は「自分のテーマソング」として、ライヴでも定番の曲となっています。

 

歌詞の内容は「セレブ化したエルトン自身を皮肉ったもの」らしく、権威やエンタメ業界を挑発するような内容も書かれています。

歌詞全文の和訳はコチラ↓の記事に掲載しています。

Elton John – The Bitch Is Back(あばずれさんのお帰り) 歌詞の意味と和訳

 

 

2曲目 I Want Love

【映画のシーン】王立音楽院に進学した少年時代のエルトンですが、家庭の中は冷めており、家族から”愛してもらう”事はできません。

しかし、悩んでいたのはエルトンだけでなく、家族それぞれが”空虚な想い”を抱いていました。

 

2001年にリリースされた26枚目のアルバム「Songs from the West Coast」に収録されている曲です。
ピアノと歌が中心になった同作は、好評を得て、グラミー賞にもノミネートされました。

時系列をあえて無視した曲の使い方が、とてもユニークだと感じました。

 

 

3曲目 Saturday Night’s Alright (For Fighting) (土曜の夜は僕の生き甲斐)

【映画のシーン】ロックンロールに目覚めた少年期のエルトンは、髪型を変え、騒々しい夜のバーで演奏し、ロックなライフスタイルにのめり込んでいきます。

 

1973年にリリースされた2枚組アルバム(7枚目のアルバム)「Goodbye Yellow Brick Road」(邦題:黄昏のレンガ路)に収録されている、ロックテイストが強い曲です。

 

歌詞全文の和訳はコチラ↓の記事に掲載しています。

Elton John – Saturday Night Alright For Fighting(土曜の夜は僕の生きがい) 歌詞の意味と和訳

 

ちなみに同曲は、エルトン・ジョンも本人役で出演した「キングスマン ゴールデン・サークル」でもアクションシーンで使われました。

【映画使用曲】キングスマン: ゴールデン・サークル 挿入歌まとめ 本人出演エルトン・ジョンの楽曲他

 

 

4曲目 Thank You For All Your Loving

【映画のシーン】青年になったエルトンは、本格的にミュージシャンを志し、あるレコードレーベルを訪れます。
それをきっかけに、作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いを果たします。

 

エルトン名義ではリリースされていない、かなりレアな曲です。

この曲は1968年、Dukes Noblemenのメンバーとエルトンが共作し、Dukes Noblemenのシングル『City Of Windows』のB面に収録された曲です。

エルトンが歌うバージョンは、正式リリースされていないデモ音源で聴くことができます。

 

 

Amazonでも買えないようなマニアックな曲を持ってくるセンスが凄い。

 

 

 

5曲目 Border Song (人生の壁)

【映画のシーン】意気投合したエルトンとバーニーは、作詞と作曲の分業スタイルを確立させていきます。
自信のなかった作品「Border Song」を気に入ってくれたエルトンに対し、バーニーは深く感動し、二人の絆はより強固なものとなっていきます。

 

1970年にリリースされた2枚目のアルバム「Elton John」(邦題:僕の歌は君の歌)に収録されている曲です。

このアルバムからは『Your Song』を始め、劇中でも多くの曲が使われており、エルトンを知る上で重要なアルバムだとわかります。