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Elton John – Honky Cat 歌詞の意味と和訳

2019-08-26

Elton John – Honky Cat
エルトン・ジョン – ホンキー・キャット

 

 

Elton Johnの5作目のアルバム「Honky Château」(ホンキー・シャトー 1972年) の1曲目に収録されている曲です。

同アルバムのリードシングルとして、1972年1月にリリースされました。

 

同アルバムは彼の代表曲『ロケット・マン』も収録されており、エルトン・ジョンとして初の全米アルバムチャートのナンバーワンを獲得するなど、彼の地位を決定づけました。

 

また、アルバムタイトルの「シャトー」(=王族の屋敷・お城)は、パリの古城を改築したレコーディングスタジオ(Château d’Hérouville=エルヴィル城)が由来です。

 

 

 

歌詞の意味と解釈

タイトルにある「ホンキー」とは、白人の蔑称であり、また、ホンキー・トンク(労働者向けの安酒場、そこで流れる音楽)を指す言葉でもあります。

 

歌詞の内容は、「都会の暮らしに憧れる、ホンキー・キャットと呼ばれている青年」と、「それを止めようとする故郷の人たちの様子」です。

 

「ホンキー・キャット」という呼び名には、「いくら都会を夢見ようが、お前は所詮田舎暮らしと安酒場が似合う小さな猫だ」という、都会暮らしを諦めさせようとする考えが込められているようにもとれます。

 

 

歌詞と和訳

Written by Bernie Taupin & Elton John

When I look back, boy, I must have been green
Bopping in the country, fishing in a stream
Looking for an answer, trying to find a sign
Until I saw your city lights, honey, I was blind

思い返せば、僕は無垢な少年だった
田舎でビーバップを踊ったり、小川で釣りをしてたんだ
答えを探して、兆しを掴もうとしてた
都会の灯りを見るまでは、ハニー、僕は何も見えちゃいなかったんだ

 

bopping ビーバップで踊る
 ビーバップ(Be-Bop)とは、1940~50年代に流行したジャズの一種で、テンションの高い即興演奏を特徴としています。
 Bopping in the country は「カントリー(ミュージック)でビーバップを踊る」という言葉遊びともとれます。

 

They said, get back, honky cat
Better get back to the woods
Well, I quit those days and my redneck ways
And, oh, change is gonna do me good

You better get back, honky cat
Living in the city ain’t where it’s at
It’s like trying to find gold in a silver mine
It’s like trying to drink whisky, oh, from a bottle of wine

奴らが言ったんだ「戻って来いよ、ホンキー・キャット
森の中の暮らしに戻った方がいいぜ」
いや、僕はあんな日々や、田舎の粗野な暮らしはゴメンさ
僕に必要なのは変化なんだ

「戻って来い、ホンキー・キャット
都会に住んだところで、上手くいくわけじゃない
そんなのは銀脈を掘って黄金を見つけたり
ワインボトルでウィスキーを飲もうとするようなもんだ」

 

redneck レッドネック。主にアメリカ南部の無学な白人労働者の蔑称(首筋が赤く日焼けしている事から)。
do me good 私に恩恵をもたらす
where it’s at 素晴らしい場所

 

Well, I read some books and I read some magazines
About those high-class ladies down in New Orleans
And all the folks back home, well, said I was a fool
They said, oh, “Believe in the Lord” is the golden rule

いいや、僕はニューオリンズの上流階級のレディーについて
本や雑誌も読んだんだ
故郷の奴らは、僕をバカ呼ばわりする
「”主の思し召しに従う事”、それが黄金律だ」ってさ

 

golden rule 黄金律。宗教や哲学におけるルール。キリスト教における「自分がしてもらい事を他人に為せ」という教え

 

They said, get back, honky cat
Better get back to the woods
But I quit those days and my redneck ways
And, ooh, oh, change is gonna do me good
(×2)

奴らが言ったんだ「戻って来いよ、ホンキー・キャット
森の中の暮らしに戻った方がいいぜ」
いや、僕はあんな日々や、田舎の粗野な暮らしはゴメンさ
僕に必要なのは変化なんだ

 

 

They said, stay at home, boy, you gotta tend the farm
Living in the city, boy, is, is gonna break your heart
But how can you stay when your heart says no
Ha, how can you stop when your feet say go

奴らは言うんだ「家に残って、畑を耕しな
都会で暮らしたって、心を痛めるだけさ」
だけど、心が嫌がるのに留まっていられるかい?
足が進もうとするのに、止まっていられないだろ?

 

tend 傾向がある、手入れをする

 

You better get back, honky cat
Better get back to the woods
Well, I quit those days and my redneck ways
And, ooh, oh, the change is gonna do me good

You better get back, honky cat
Living in the city ain’t where it’s at
It’s like trying to find gold in a silver mine
It’s like trying to drink whisky, oh, from a bottle of wine

奴らが言ったんだ「戻って来いよ、ホンキー・キャット
森の中の暮らしに戻った方がいいぜ」
いや、僕はあんな日々や、田舎の粗野な暮らしはゴメンさ
僕に必要なのは変化なんだ

「戻って来い、ホンキー・キャット
都会に住んだところで、上手くいくわけじゃない
そんなのは銀脈を掘って黄金を見つけたり
ワインボトルでウィスキーを飲もうとするようなもんだ」

 

Oh yeah, get back, honky cat
Get back, honky cat, get back, whoo
Get back, honky cat
Get back, honky cat, get back, whoo
Oh, get back, honky cat, get back
Get back, honky cat, whoo
Oh yeah, redneck ways and
Whoo

「戻って来いよ、ホンキー・キャット
戻ってきな、ホンキー・キャット、戻って来いって」

 

 

雑記

※2019年9月3日に一部内容を修正しました

このアルバムが録音されたのは、パリの古城(Château d’Hérouville=エルヴィル城)を改装した「ストロベリー・スタジオ」です。

 

”古城”のイメージよりはいささかこじんまりしていますが、このスタジオではその後のエルトンのヒット作の他、ピンク・フロイドやフリートウッド・マック、Tレックスなどの作品もレコーディングされたそうです。

エルヴィル城(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/エルヴィル城

スタジオについてはこちらの記事(BBC NEW)に詳しく載っています。
https://www.bbc.com/news/magazine-35152716

デヴィッド・ボウイはこのスタジオで霊を感じたとか
https://maash.jp/archives/22687