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<歌詞和訳>Black Or White – Michael Jackson 曲の解説と意味も

2020-06-05Michael Jackson 歌詞和訳[社会] 風刺/抗議, ★★★★★ (いい歌詞)

Michael Jackson – Black Or White
マイケル・ジャクソン – ブラック・オア・ホワイト

 

マイケル・ジャクソンの8thアルバム「Dangerous」の先行シングルとして、1991年10月にリリースされた曲です。

ショートフィルムの導入部でギターを弾いているのはガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、少年を演じているのは有名子役マコーレー・カルキンです。

上に添付したミュージックビデオで曲の本編が始まるのは1:48~です。

 

歌詞の意味と解釈

タイトル「ブラック・オア・ホワイト」が指しているのは”黒人と白人“です。

It don’t matter if you’re black or white(=君が黒か白かなんて関係ない) というフレーズは、キレイごとのようにもとれてしまいます。
しかし、マイケルが歌うことで、良い意味で”黒人側でも白人側でもない立場”からのメッセージのように思えます。

 

歌詞と和訳

Written by Bill Bottrell & Michael Jackson

I took my baby on a Saturday bang
Boy, is that girl with you? Yes, we’re one and the same
Now, I believe in miracles
And a miracle has happened tonight

But, if you’re thinking about my baby
It don’t matter if you’re black or white

土曜日、彼女とすごく盛り上がった
「えっ、あの娘と?」「そうさ、僕らはピッタリなんだ」 
今は奇跡ってヤツを信じてる
だって今夜、それが起きたんだから

君が愛しい人を想うなら
自分が黒人か白人かなんて、関係ないんだ

 

Saturday bang bangには「打つ」「発砲する」の他にもスラングで「興奮」「セックスする」という意味があります。
one and the same 全く同一の

 

They print my message in the Saturday sun
I had to tell them I ain’t second to none
And I told ‘em about equality
And it’s true, either you’re wrong or you’re right

But, if you’re thinking about my baby
It don’t matter if you’re black or white

土曜のサン紙に僕の言葉が載るんだ
「僕は劣ってなんかいない」って、言ってやらなきゃならなかった
平等についても教えてやったよ
君が正しかろうが間違っていようが、それが真実なんだ

愛しい人を想うなら
黒人か白人かなんて、関係ないんだ

 

the Saturday sun 新聞の事と思われますが、サタデー・サンという名称の新聞は調べても確認できなかったので、ザ・サン(イギリスのタブロイド紙)の土曜日版、と解釈しました。

second to none 何ものにも劣らない(誰に対しても2番目ではない)

 

I am tired of this devil
I am tired of this stuff
I am tired of this business
So when the going gets rough

I ain’t scared of your brother
I ain’t scared of no sheets
I ain’t scared of nobody
Girl, when the going gets mean

もうウンザリだ、悪魔(差別主義者)には
もうウンザリだ、こんな戯言
もうウンザリだよ、こんな問題
状況は酷くなっているんだ

恐れちゃいないよ、君の兄弟を
恐れちゃいない、シーツ野郎だって
僕は誰も恐れちゃいない
そうさ、状況が酷くなっていようとも

 

stuff 材料、物質、薬、持ち物、がらくた、たわごと、詰め込む、性交する
when the going gets rough 状況が厳しくなっている時
sheets 白人至上主義・差別主義団体のKKKと、ゴシップ(新聞)の両方を指すと言われています。
wikipedia「クー・クラックス・クラン」より)

mean 意味する、つもりである、卑劣な、平均

 

<Rap by L.T.B.>
Protection for gangs, clubs and nations
Causing grief in human relations
It’s a turf war on a global scale
I’d rather hear both sides of the tale
See, it’s not about races
Just places, faces
Where your blood comes from is where your space is
I’ve seen the bright get duller
I’m not going to spend my life being a color

<ラップ>
徒党や仲間、国を守ろうとする力が
人の繋がりに悲劇を与えている
これじゃ世界規模の縄張り争い
互いの言い分を聞くべきさ
ほら、それは人種の問題じゃない
地位やメンツを争っているだけだ
君の祖先がどこから来たのか、それが君の居場所になるのか?
僕は輝きが鈍くなるのを見てきた
肌の色に囚われる人生なんて真っ平さ

 

grief 深い悲しみ、悲痛、悲しみのもと
turf war 縄張り争い、支配権をめぐる争い

 

Don’t tell me you agree with me
When I saw you kicking dirt in my eye

「賛成だ」なんて今さら言うなよ
あれだけ邪険にしてきたくせに

 

kicking dirt in my eye 直訳すると「僕の目に土を蹴り込む」ですが、上記のように意訳しました

 

But, if you’re thinking about my baby
It don’t matter if you’re black or white
(×2)

I said if you’re thinking of being my brother
It don’t matter if you’re black or white

愛しい人を想うなら
自分が黒人か白人かなんて、関係ないんだ

そうだろ、僕の仲間になりたいんなら
君が黒人か白人かなんて、関係ないんだ

 

It’s black, it’s white
It’s tough for you to get by
It’s black, it’s white
It’s tough for you to get by
It’s black, it’s white

それは黒、それは白
そこには困難が付きまとう
それは黒、それは白
それは簡単にはいかない
それは黒、それは白

 

get by 通り抜ける、何とかやっていく

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Dangerous(1991年)

 

新たなプロデューサーとしてテディー・ライリーを迎え、新境地を開拓した8thアルバムです。

 

King Of Pop(2008年)

 

ファン投票で選曲、得票順に並べられたオールタイム・ベストアルバム。入門編に最適です。

 

This Is It(2009年)

 

同名のマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー映画のサウンドトラック。内容的には代表曲+未発表の新曲『This Is It』というものです。