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<和訳>R.E.M. – The One I Love

2018-03-02

R.E.M.の5作目のスタジオアルバム「Document」(1987年) の7曲目に収録されている曲です。同アルバムからの最初のシングルとしても1987年8月にリリースされ、バンドにとって初のヒット曲となりました。

初期のベストアルバム「Eponymous」(1990年) や「And I Feel Fine – The Best of I.R.S. Years 1982-1987」(2006年) 、キャリアを総括した「Part Lies, Part Heart, Part Truth, Part Garbage: 1982-2011」(2011年) でも聴くことができます。

 

 

R.E.M. – The One I Love
アール・イー・エム – ジ・ワン・アイ・ラヴ

 
※2つの解釈があるので片方の解釈を< >でくくっています。 
 

This one goes out to the one I love
この歌を、僕が愛する人に捧げる
<コイツは、僕が愛する人と遊んでる>
This one goes out to the one I’ve left behind
この歌を、置き去りにした人に捧げる
<コイツは、僕が置いてきた人と遊んでる>

A simple prop to occupy my time
単純な事に、随分時間がかかったのさ
<こんなのは、ちょっとした暇潰しさ>

This one goes out to the one I love
この歌を、僕が愛する人に捧げる
<コイツは、僕が愛する人と遊んでる>

Fire! 
燃え上がれ!
<引き金を引く!>
Fire! 
燃え上がれ!
<引き金を引く!>

 

This one goes out to the one I love
この歌を、僕が愛する人に捧げる
This one goes out to the one I’ve left behind
この歌を、置き去りにした人に捧げる
A simple prop to occupy my time
単純な事に、随分時間がかかったのさ
This one goes out to the one I love
この歌を、僕が愛する人に捧げる

 

Fire! (She’s comin’ down on her own, now)
燃え上がれ!(今、彼女は自分自身を責めている)
<引き金を引く!>

Fire! (She’s comin’ down on her own, now)
燃え上がれ!(今、彼女は自分自身を責めている)
<引き金を引く!>

 

This one goes out to the one I love
この歌を、僕が愛する人に捧げる
<コイツは、僕が愛する人と遊んでる>

This one goes out to the one I’ve left behind
この歌を、置き去りにした人に捧げる
<コイツは、僕が置いてきた人と遊んでる>

Another prop has occupied my time
別の事に、随分時間がかかったのさ
<別の事に僕が時間をとられていたら>

This one goes out to the one I love
この歌を、僕が愛する人に捧げる
<コイツは、僕が愛する人と遊んでる>

 

Fire! (She’s comin’ down on her own, now) (×3)
燃え上がれ!(今、彼女は自分自身を責めている)

Fire! (She’s comin’ down on her own)
燃え上がれ!

Written by Michael Stipe / Peter Buck / William Berry / Mike Mills
The One I Love Lyrics © Warner/Chappell Music, Inc

 


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言葉の意味・解説

go out 出かける、(異性と)交際する、伝えられる、消える、意識を失う、廃れる、終わる、同情する、志願する

prop 支柱、提案、小道具

occupy my time 時間潰し。occupyは「占領する、費やす」という意味です。

come down on 攻撃する、非難する、罰する、迫る、幕が下りる

 

雑記

ラヴソングだと解釈される歌ですが、実際は「愛の裏切りと復讐」を歌った曲だそうです。しかしマイケル・スタイプ曰く「ラヴソングだと誤解されている方がいい。こんなひどい曲はもう書きたくない」(It’s probably better that they think it’s a love song at this point.中略 I would never write a song like that. )という趣旨のコメントをしているそうです。ここで言う”ひどい”とは、「人々がラヴソングと勘違いしてしまうような、悪意ある歌」という事だと思います。
英語を母国語とする人ですら解釈を誤るくらいですから、日本人が正確に曲の意味を理解するのは、本当に難しいと思います。

This oneとFireをどう解釈するかで、意味が全く変わります。This oneを「裏切り者」、Fireを「発砲」と捉えれば、まさしく暴力的な復讐の歌です。<>でくくった解釈の方が作者の意図に沿っていると思われますが、ラヴソングとして捉えた方がよい詩だと思ったので、両方載せさせていただきました。