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<歌詞和訳>Everybody Hurts – R.E.M. 曲の解説と意味も

2021-10-24R.E.M. 歌詞和訳[生き方] 孤独/厭世,★★★★★ (いい歌詞),励まし/力をもらえる歌詞

R.E.M. – Everybody Hurts
アール・イー・エム – エヴリバディ・ハーツ

 

アメリカ ジョージア州で結成されたロックバンド R.E.M.の8thアルバム「Automacit for the People」(1992年) に収録されている曲です。

同アルバムからの4枚目のシングルとしても、1993年4月にリリースされました。

作曲のメインはドラマーのビル・ベリーによるものだそうで、ストリングスのアレンジは元レッド・ツェッペリンのベーシスト ジョン・ポール・ジョーンズによるものです。

 

歌詞の意味と解釈

タイトル「エヴリバディ・ハーツ」を訳すと「皆が傷付いている」となります。

R.E.M.にしては珍しいストレートな励ましの歌詞となっており、メンバー自身もその事を認めています。

海外では、サイモン&ガーファンクルの「Bridge Over Troubled Water」(明日へ架ける橋) に並ぶ励ましの名曲だと評価されており、YouTube上のMVは1億再生を越えています。

 

歌詞と和訳

Written by Mike Mills, Michael Stipe, Peter Buck & Bill Berry

When the day is long
And the night, the night is yours alone
When you’re sure you’ve had enough
Of this life, well, hang on

一日が長く
夜は、夜は一人きり
こんな人生もうたくさんだと思った時も、
負けないで

 

hang on しがみつく、がんばる、じっと待つ

 

Don’t let yourself go
'Cause everybody cries
And everybody hurts
Sometimes

投げ出しちゃいけない
誰にだって泣く時や
辛い時が
あるのだから

 

let yourself go 身を任せる、解放する

 

Sometimes everything is wrong
Now it’s time to sing along
When your day is night alone (Hold on, hold on)
If you feel like letting go (Hold on)
If you think you’ve had too much
Of this life, well, hang on

すべてが裏目に出る時もある
そんな時は、歌うんだ
昼間すら孤独な夜のようで(負けないで、負けないで)
投げ出してしまいたくなっても(まだやれる)
こんな人生もうたくさんだと思っても、
負けないで

 

'Cause everybody hurts
Take comfort in your friends
And everybody hurts

誰だって傷つくのだから
友に慰めを求めてもいい
誰もが傷つくのだから

 

Don’t throw your hand
Oh, no
Don’t throw your hand
If you feel like you’re alone
No, no, no, you’re not alone

諦めちゃいけない
そう
諦めちゃいけない
一人きりだと思っても
違う、君は一人じゃない

 

If you’re on your own in this life
The days and nights are long
When you think you’ve had too much
Of this life to hang on

こんな人生をたった一人
昼も夜も長くて
こんな人生を耐え忍ぶのは
もう無理だと思っても

 

Well, everybody hurts
Sometimes, everybody cries
And everybody hurts
Sometimes
And everybody hurts
Sometimes

そう、誰にだって辛い時があり
泣く時がある。
誰だって傷付く時がある
誰だって傷付く時がある

 

So, hold on, hold on
Hold on, hold on
Hold on, hold on
Hold on, hold on
Everybody hurts
No, no, no, no, no, you’re not alone

だから、負けないで、負けないで
負けないで、負けないで
負けないで、負けないで
負けないで、負けないで
誰もが傷付く
違う、違う、違う、違う、君は一人じゃない

 


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収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Automatic For The People(1992年)

メジャー3作目となる通算8枚目のスタジオアルバム。大ヒットした前作をさらに上回るヒットとなる一方、R.E.M.の最高傑作としてファンや評論家からも評価されている作品です。

とはいえ、前作までにあったとっつく易いポップな曲は無く、全体的にはフォーキーで地味な印象すらあります。

アルバム1枚をとおしてドラマティックな展開を生む、コンセプトアルバム的な作りになっています。

アルバムタイトルは、彼らの地元ジョージア州のレストラン(現在は閉店)のスローガンからきているそうです。(訳すと、自動化されたようなスムーズなサービスを顧客に提供せよ、という感じになるでしょうか…?)

 

Part Lies Part Heart Part Truth Part Garbage 1982-2011(2011年)

全キャリアから代表曲を網羅した2枚組40曲のベストアルバム。新曲も3曲収録されています。
R.E.M.はインディー時代のベスト盤とメジャー時代のベスト盤が出ていますが、入門にはまずこれを聴き、そこから気に入った時代のものを聴いていくのが良いと思います。