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Radiohead – Creep 歌詞の意味と和訳

2019-06-27

Radiohead – Creep
レディオヘッド – クリープ

 

 

Radioheadのデビューシングルとして、1992年9月にリリースされた曲です。

ファーストアルバム「Pablo Honey」(1993年) の2曲目にも収録されています。

リリース当初、本国のイギリスではヒットしなかったものの、ラジオ放送をきっかけにイスラエル、その後アメリカでヒットするという、珍しい売れ方をしたシングルです。

しかし、その後のシングルはヒットせず、レディオヘッドはセカンドアルバムの「The Bends」が世に認められるまでは長らく”クリープだけの一発屋バンド”として、多くの音楽メディアからは扱われていました。

 

そのような状況を『My Iron Lung』では自ら皮肉ったり、『Creep』のライヴ演奏を長らく封印するなど、バンドにとっては”いわくつきのヒット曲”であったと言えます。
(近年ではようやく『Creep』がライヴのセットリストに普通に加わるようになっています)

 

 

 

 

歌詞の意味と解釈

タイトルの「クリープ」とは、”気味の悪いひと”、”変人”という意味です。
(元々の”這う”、”忍び寄る”から派生した意味です。ちなみに”creeper”というと這う昆虫・爬虫類を指します)

 

ネイティブでは、主に女子が、嫌悪感をもつ男子(男性)に向かって使う言葉らしく、日本語としては「キモい」が一番しっくりきます。

 

歌詞の主人公は思春期の男子だと思われますが、”creep”とは年頃の男子が「女子から一番言われたくないフレーズ」といっても過言ではないと思います。

 

自らをクリープと自虐する青年(少年)のラブソングは、トムのエモーショナルな歌唱、ジョニーの引き裂くようなギターカッティングも相まって、狂気を感じさせます。

 


RADIOHEAD レディオヘッド (初来日25周年記念) – Alley/ポスター 【公式/オフィシャル】

 

 

歌詞と和訳

Written by Ed O’Brien, Colin Greenwood, Jonny Greenwood, Thom Yorke & Philip Selway

When you were here before
Couldn’t look you in the eye
You’re just like an angel
Your skin makes me cry

You float like a feather
In a beautiful world
I wish I was special
You’re so fuckin’ special

この前、ここで君を見た時
君の目をまともに見られなかった
君はまるで天使みたいで
泣きたくなるほどキレイな肌

君は美しい世界を
羽毛のように舞う
僕も特別な存在だったら
君は気が変になりそうなほど特別だから

 

But I’m a creep
I’m a weirdo
What the hell am I doing here?
I don’t belong here

だけど僕はウジムシ
僕はオカシな奴
一体こんなところで何してるんだ?
ここは僕なんかが居ちゃいけない

 

weirdo 変人、奇妙な人
what the hell 信じられない様子や動揺した様子(whatを強調した表現)

 

I don’t care if it hurts
I wanna have control
I want a perfect body
I want a perfect soul

I want you to notice
When I’m not around
You’re so fuckin’ special
I wish I was special

傷ついたって構わない
自分をコントロールしたい
完璧な肉体を手に入れ
完璧な魂を宿したい

僕がそばにいなくても
君に気づいて欲しいんだ
君は狂いそうなほど特別だから
僕も特別だったらいいのに

 

But I’m a creep
I’m a weirdo
What the hell am I doing here?
I don’t belong here

だけど僕はウジムシ
僕はオカシな奴
一体こんなところで何してるんだ?
ここは僕なんかが居ちゃいけない

 

She’s running out the door
She’s running out
She run, run, run, run
Run

あの娘がドアの外に走っていく
あの娘が走り去っていく
あの娘が逃げる、逃げる、逃げてしまう

 

Whatever makes you happy
Whatever you want
You’re so fuckin’ special
I wish I was special

But I’m a creep
I’m a weirdo
What the hell am I doing here?
I don’t belong here
I don’t belong here

君を喜ばせるのならどんな事でも
君が欲しがるのならどんなものでも
君は狂いそうなほど特別だから
僕も特別だったら

だけど僕はウジムシ
僕はオカシな奴
一体こんなところで何してるんだ?
僕なんか居ちゃいけない
僕なんか居ちゃいけない

 

 


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言葉の解説

・creep クリープ

この”クリープ”という単語をどう訳すか考えた末、結局”ウジムシ”という言葉にしました。

「嫌われ者、キモい奴、変態」など思い浮かびましたが、訳した時の語感が一番しっくりくると思ったのがこの言葉だったので、そうしました。

 

また、その後に続く「What the hell am I doing here? I don’t belong here」は、オシャレなクラブやパーティーのような場所をイメージして訳させていただきました。

あの娘に近づく為に勇気を出してパーティーに出かけたものの、まわりから浮いている自分の存在(クリープ)を痛い程思い知らされ、あの娘と目を合わせることすらできない。
「なんで僕はこんな場所に来てしまったんだ。(あの娘の住む世界は)ウジムシの僕には場違いだ」「でも、あの娘を想う気持ちは止められない」「彼女の幸せを想うなら(彼女の世界に)僕は居るべきじゃないんだ」
そんなイメージで、解釈をしてみました。

 


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