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<和訳>Radiohead – High and Dry

2017-12-26

Radioheadのセカンドアルバム「The Bends」(”潜水病”の意味 1995年) の3曲目に収録された曲です。
1995年2月に『Planet Telex』とともに両A面シングルとしてもリリースされています。

 

 

Radiohead – High and Dry
レディオヘッド – ハイ・アンド・ドライ

 

Two jumps in a week
週に2回のお楽しみ
I bet you think that’s pretty clever, don’t you boy?
君はなかなかイケてる気分。そうだろ?

Flying on your motorcycle
バイクに乗って跳ね上がり
Watching all the ground beneath you drop
真下に迫る地面を見つめてる

Kill yourself for recognition
自分が認められるためなら死さえ恐れず
Kill yourself to never ever stop
殺されたって止めやしないんだ


You broke another mirror
君はまた鏡を壊して
You’re turning into something you are not
自分じゃない何かに変わっていく

Don’t leave me high
「僕を見限らないで
Don’t leave me dry
僕を終わらせないで
Don’t leave me high
僕を見限らないで
Don’t leave me dry
僕を終わらせないでくれ」

 

Drying up in conversation
You will be the one who cannot talk
会話が途切れて、
君は何も話せなくなる

All your insides fall to pieces
君の想いはバラバラに砕け
You just sit there wishing you could still make love
それでもそこに座ったまま、恋を成就させたいなんて思ってる

They’re the ones who’ll hate you
奴らが君を嫌うのさ
When you think you’ve got the world all sussed out
世間を知った気でいるから

They’re the once who’ll spit at you
奴らが君に唾を吐きかけると
You’ll be the one screaming out
君は絶叫するだろうね

Don’t leave me high
「僕を見限らないで
Don’t leave me dry
僕を終わらせないで
Don’t leave me high
僕を見限らないで
Don’t leave me dry
僕を終わらせないでくれ」

 

Oh, it’s the best thing that you ever had
そう、君の人生で最高の出来事さ

The best thing you ever, ever had
君の人生のね

It’s the best thing that you ever had
それが君の人生で最高の出来事さ

The best thing you have had is gone away
最高の出来事はもう過ぎていった

D-don’t leave me high
「僕を見限らないで
Don’t leave me dry
僕を終わらせないで
Don’t leave me high
僕を見限らないで
Don’t leave me dry
僕を終わらせないで
Don’t leave me high
僕を見限らないで
Don’t leave me high
僕を見限らないでくれよ
Don’t leave me dry
僕を終わらせないでくれよ」

Written by Colin Charles Greenwood / Edward John O’brien / Jonathan Richard Guy Greenwood / Philip James Selway / Thomas Edward Yorke
High and Dry Lyrics © Warner/Chappell Music, Inc

 

言葉の意味・解説

Two jumps in a week 週に2回のジャンプ。
海外のサイトで、この表現を「週に2回、別々の女の子と寝る事」と紹介するものを拝見しました。この一文で、だいたいこの曲のテーマがわかるような気がします。

suss out 調査する。理解する。

spit at ~に唾を吐く。

 

雑記

トムがレディオヘッド結成以前から演奏していた曲です。アルバム「The Bends」録音時も、トムを含むバンドメンバーからは存在を忘れられていた曲だといいます。
そして、プロデューサーがこの曲のデモテープを見つけ、メンバーに録音するよう説得したといいます。結局、録音はされずデモテープをミックスし直したものがアルバムに収録される事になったそうです(メンバーは収録すら拒んでいたらしいですが)。
危うく「OK computer」から漏れた名曲『Lift』と同じようなお蔵入りの運命を辿るところだったんですね…。

歌詞の内容は、思春期の「イケてる俺(リア充)」を必死で演じる少年を皮肉ったもの。容赦ないです。サビの「Don’t leave me high」「Don’t leave me dry」はその少年の心の叫びでしょうか。イケてる自分を装っても、実際の心の中は孤独と自己評価に対する恐怖でいっぱい。そう解釈したので、「high」と「dry」を上記のように訳させていただきました。

 

↓レディオヘッド(オン・ア・フライデイ)結成以前にトムが参加していたバンド The Headless Chickensの『High and Dry』(1989年のものだそうです)。サウンドが「Pablo Honey」っぽいです。

 

 

 

独自のインタビュー満載

 

トム・ヨークの評伝。「On A Friday」や「Headless Chicken」からソロ作品まで