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<歌詞和訳>No Surprises – Radiohead 曲の解説と意味も

2017-12-26[OK Computer],[シングル曲(UK) Radiohead],Radiohead 歌詞和訳[生き方] 孤独/厭世,[社会] 風刺/抗議,★★★★★ (いい歌詞)

Radiohead – No Surprises
レディオヘッド – ノー・サプライゼズ

 

イギリスのオルタナティヴ・ロックバンド レディオヘッドの3rdアルバム「OK Computer」(1997年) に収録されている曲です。

同アルバムの4枚目のシングルとして、1998年1月にもリリースされました。

サウンドは美しく穏やかですが、歌詞は他の「OK Computer」の曲と同様、暗いです。

 

歌詞の意味と解釈

歌詞は、「驚きも不安も無い」生活を求める"ある人"にスポットがあてられています。

一酸化炭素中毒と握手 (A handshake of carbon monoxide) という箇所が特に意味深で、これは一酸化炭素中毒死とも、世の中の不条理(環境破壊や騒音) を受け入れた、とも解釈できます。

いずれにせよ、驚きも不安も無い生活を手に入れた者の行きつく先は後悔のようです。

 

歌詞と和訳

Written by Ed O’Brien, Colin Greenwood, Jonny Greenwood, Thom Yorke & Philip Selway

A heart that’s full up like a landfill
A job that slowly kills you
Bruises that won’t heal

You look so tired, unhappy
Bring down the government
They don’t, they don’t speak for us

I’ll take a quiet life
A handshake of carbon monoxide

ゴミ処理場みたいに満杯の心
君をゆっくり殺していく仕事
いつまでも癒えないアザ

君はとても疲れて、不幸そうだね
政府を打ち倒そうか
奴らは僕らの為に議論しない

僕は静かな生活を送るよ
一酸化炭素と手を繋ぎ

 

And no alarms and no surprises
No alarms and no surprises
No alarms and no surprises
Silent, silent

不安も驚きもない
不安も驚きもない
不安も驚きもない
静寂がある、静寂だけが

 

This is my final fit
My final bellyache with

No alarms and no surprises
No alarms and no surprises
No alarms and no surprises, please

これが最後の発作
これが最後の愚痴

不安も驚きもない
不安も驚きもない
不安も驚きもない、お願いさ

 

Such a pretty house
And such a pretty garden

No alarms and no surprises
(Let me out of here)
No alarms and no surprises
(Let me out of here)
No alarms and no surprises, please
(Let me out of here)

なんて素敵な家だろう
そして素敵な庭だろう

不安も驚きもない
(僕をここから出してくれ)
不安も驚きもない
(僕をここから出してくれ)
不安も驚きもない、お願いだ
(僕をここから出してくれ)

 


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収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

OK Computer(1997年)

深くシリアスなテーマ、斬新なサウンドフォーム、粒ぞろいの楽曲群(暗いですが)。90年代のロックの名盤として必ず名が挙がる3rdアルバムです。
制作の過程で"レディオヘッド1の名曲"と噂された『Lift』はお蔵入りとなりました。
リリースから20年後に、OK COMPUTER OKNOTOK 1997 2017 というタイトルで『Lift』『I Promise』『Man Of War』を追加したリマスター版がリリースされました。

 

Best of(2006年)

1st「Pablo Honey」(1993年) から6th「Hail To The Thief」(2003年) までの代表曲を収録したベストアルバム。2枚組(白) と1枚(黒) のものがあります。

 

トム・ヨークの評伝。「On A Friday」や「Headless Chicken」からソロ作品まで