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Pixies – Gouge Away 歌詞の意味と和訳

Pixies – Gouge Away
ピクシーズ – ガウジ・アウェイ

 

 

アメリカ ボストン出身のオルタナティヴ・ロックバンド Pixiesのセカンドアルバム「Doolittle」(1989年) の最後に収録されている曲です。

 

 

こちらのライヴ動画でベースを弾いているのは、2013年にバンドに加入した元ア・パーフェクト・サークルのバズ・レンチャンテンです。

 

 

歌詞の意味と解釈

タイトルにある「Gouge」とは、”彫る”、”(刑罰として目玉を)えぐり出す”、”金銭をゆすりとる”等の意味がありますが、歌詞の内容は「目玉をえぐれ」という衝撃的なものです。

 

一見意味不明な歌詞ですが、旧約聖書にある「サムソンとデリラ」の内容がベースになっているそうです。

サムソンとデリラ:
 サムソンは、古代のイスラエルを統治した士師の1人で、怪力の持ち主。敵対する部族を大勢殺害したが、愛する女性デリラの罠にかかり、自分の弱点が頭髪であるという秘密を漏らしてしまう。髪を剃られ力を失ったサムソンは敵につかまり、両目をえぐられる。幽閉されていたサムソンがパーティーの見世物にされた際、再び神の力を得て建物を倒壊させ、大勢の敵を道連れに死亡した。

詳細はwikipediaのこちらをご参照ください https://ja.wikipedia.org/wiki/サムソン

レンブラント作:ペリシテ人に目を潰されるサムソン

 


サムソンとデリラ(字幕版)

 

また、スプーンはドラッグの使用を示唆し、この曲は聖書の話に見せかけたドラッグ・ソングと解釈する向きもあります。

 

アルバム「ドリトル」の最初の曲『Debaser』では「目玉をスライス」し、最後のこの曲では「目玉をえぐる」という、シュールで悪趣味な場面にスポットライトがあてられています。
そういうところにも、ピクシーズ、ブラック・フランシスらしいオルタナティブな感性を感じます。

 

 

歌詞と和訳

Written by Black Francis

Gouge away
You can gouge away
Stay all day
If you want to

えぐり取れ
君ならできるよ
一日かかっても
君がその気なら

 

Missy aggravation
Some sacred questions
You stroke my locks
Some marijuana
If you got some

気性が荒いお嬢さんの
神聖な質問
僕の髪をなでる
持ってたら
マリファナもちょうだい

 

missy 若い娘、お嬢さん
aggravation 悪化、激化、いらだち
lock 施錠、施錠する、巻き毛、髪の毛

 

Gouge away
You can gouge away
Stay all day
If you want to

えぐり取れ
君ならできるよ
一日かかっても
君がその気なら

 

Sleeping on your belly
You break my arms
You spoon my eyes
Been rubbing a bad charm with holy fingers

腹の上で僕が眠ると
君は僕の腕をへし折り
目玉をえぐった
聖なる指で、酷い魔法をかける

 

rubbing こする

 

Gouge away
You can gouge away
Stay all day
If you want to

えぐり取れ
君ならできるよ
一日かかっても
君がその気なら

 

Chained to the pillars
A 3-day party
I break the walls
And kill us all with holy fingers

柱に縛りつけられ
3日間のパーティー
僕は壁を壊して
神から授かった力で全員を道連れ

 

Gouge away
You can gouge away
Stay all day
If you want to

えぐり取れ
君ならできるよ
一日かかっても
君がその気なら

 

 

ガウジ・アウェイ

ピクシーズをはじめとした80年代・90年代のオルタナティブロックの空気間満載のバンド、ガウジ・アウェイ(Gouge Away) のライヴ動画もついでに貼っておきます。

(Sonic YouthやJesus Lizerdからの影響も指摘されています)