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<歌詞和訳>Given To Fly – Pearl Jam 曲の解説と意味も

2020-04-08Pearl Jam 歌詞和訳[生き方] 信念/自分らしさ

Pearl Jam – Given To Fly
パール・ジャム – ギヴン・トゥー・フライ

 

アメリカ シアトル出身のロックバンド パール・ジャムの5thアルバム「Yield」(1998年) に収録されている曲です。

同アルバムの最初のシングルとして、1991年8月にリリースされました。

 

歌詞の意味と解釈

タイトル「ギヴン・トゥー・フライ」(=飛ぶ力を与えられた) は自分を貫き、人々に愛を与える存在(He) についての短いストーリーです。

エディ・ヴェダーは歌詞について、子供向けの絵本を書くイメージで書いたと言っています。

曲中のHeについて、エディ・ヴェダー自身とも、イエス・キリストとも言われています。

Heがエディだった場合、歌詞は彼の生まれやバンドの成功、趣味のサーフィンや音楽メディアとの確執などが思い浮かびます。

 

歌詞と和訳

Written by Mike McCready & Eddie Vedder

He could’ve tuned in, tuned in
But he tuned out
A bad time, nothing could save him

Alone in a corridor, waiting, locked out
He got up outta there, ran for hundreds of miles

同調する、同調する事もできたけど
彼は自分を貫いた。
苦しい時、彼を救ってくれるものは無かった

廊下で一人きり、待ち続け、締め出された
彼は起き上がり、その場を後にし、何百マイルも走った

 

tune out 無視する、耳を貸さない
corridor 廊下
lock out 締め出す
outta (=out of) ~の外へ

 

He made it to the ocean, had a smoke in a tree
The wind rose up, set him down on his knee

A wave came crashing like a fist to the jaw
Delivered him wings, “Hey, look at me now"

Arms wide open with the sea as his floor
Oh, power, oh

彼は海にたどり着き、一息ついた
突風が吹き、彼はひざをついた

あごを打つ拳のように、波が寄せては砕け散り
彼に翼が渡された「おい、俺を見てみろよ」

海面に立ち上がり、両腕を大きく広げ
あぁ、力がみなぎる、あぁ

 

smoke in a tree smoke a treeで「ハッパを吸う」の意味もあります。

 

He’s.. flying
Whole
High.. wide, oh

彼は、飛んでいる
完全に
高く、腕を広げ、あぁ

 

He floated back down cause he wanted to share
His key to the locks on the chains he saw everywhere

But first he was stripped and then he was stabbed
By faceless men, well, fuckers
He still stands

彼は舞い戻ってきた、あらゆる場所で目にした鎖を解くための “鍵" を
人々と分かち合いたくて

しかし彼は身ぐるみを剥がされ、刺された
顔の無い男たち(群集)、そう、愚かな奴らによって。
それでも彼は立っている

 

And he still gives his love, he just gives it away
The love he receives is the love that is saved

And sometimes is seen a strange spot in the sky
A human being that was given to fly

それでも彼は愛を与える、ただその愛を与えている。
彼が受け取る愛は、与えた分の愛
そして時々、空に奇妙な点が見える
それは飛ぶ力を与えられた人間

 

He’s.. flying
Whole
High.. wide, oh

彼は、飛んでいる
完全に
高く、腕を広げ、あぁ

 

 


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収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Yield(1998年)

王道のアメリカンロックあり、激しい曲あり、落ち着いた曲あり、バランスの良い5thアルバムです。
アルバムタイトル「イールド」は “産出" という意味ですが、この道路標識はアメリカで使われている「相手を優先しろ」というものです(合流地点などで使われているそうで、日本の「一時停止」に近いもの。"警告" を示しています)。

 

Rearviewmirror: Greatest Hits 1991-2003(2004年)

デビュー作「Ten」(1991年) から7thアルバム「Riot Act」(2002年) までの代表曲を収録した2枚組33曲。アルバム未収録曲も多いので、オリジナルアルバムを揃えているような人にもおススメできます。
タイトルは2ndアルバム「Vs.」収録の同曲のタイトルからとられています。