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<歌詞和訳>Jeremy – Pearl Jam 曲の解説と意味も

2020-04-10Pearl Jam 歌詞和訳[社会] 風刺/抗議, ★★★★★ (いい歌詞)

Pearl Jam – Jeremy
パール・ジャム – ジェレミー

 

アメリカ シアトル出身のオルタナティブロックバンド パール・ジャムの1stアルバム「Ten」(1991年) に収録されている曲です。

同アルバムの3枚目のシングルとして、1992年9月にリリースされました。

実際の事件を元に、青少年の苦悩を表現した歌詞も共感を呼び、高く評価されているようです。

 

歌詞の意味と解釈

歌詞は、「教室で銃を使って自殺した高校生ジェレミー」と、エディ・ヴェダーが中学時代「いじめられていた生徒が学校で発砲する音を聞いた」、2つの実話をもとに書かれたものだそうです。

ジェレミーの件を新聞で知ったエディは、すぐにそれを歌詞にすることを決めたそうです。

 

ミュージックビデオもジェレミーの事件を意識した作りとなっており、「64degrees cloudy」(華氏64度、曇り) というのは、新聞のジェレミーの記事の隣に書かれていた天気だそうです。

ミュージックビデオでは、主人公ジェレミーが自分を撃つシーンはカットされており、血まみれの生徒たちはジェレミーに撃たれたのではなく、ジェレミーの血を浴びて固まっている状態です。

 

歌詞と和訳

Written by Jeff Ament & Eddie Vedder

At home drawin’ pictures of mountain tops
With him on top, lemon yellow sun
Arms raised in a “V”
And the dead lay in pools of maroon below

家で絵を描いている、山頂の絵だ。
頂上には彼がいる、レモンイエローの太陽を背に
V字に両手を掲げ
その足元には濁った血だまりに横たわる死体

 

Daddy didn’t give attention
Oh, to the fact that mommy didn’t care
King Jeremy the wicked
Oh, ruled his world

Jeremy spoke in class today
Jeremy spoke in class today

母親が世話をしない事に
父親は気を留めなかった。
悪ふざけの王ジェレミー
自分の世界に籠っていた

ジェレミーは今日、教室で発言した
ジェレミーは今日、教室で発言した

 

wicked 邪悪な、いたずら好きな、危険な、優れた
speak 話す、語る、(銃や楽器が)音を鳴らす
Jeremy spoke in class today」は、実際のジェレミーが教室の黒板の前で女性教師に向かって「これが自分のやりたいことです」と発言して、拳銃を口に当てて発砲した様子を表しています。

 

Clearly, I remember picking on the boy
Seemed a harmless little fuck
Ooh, but we unleashed a lion
Gnashed his teeth and bit the recess lady’s breast
How could I forget? And he hit me with a surprise left
My jaw left hurting, ooh, dropped wide open
Just like the day, oh, like the day I heard

はっきりと俺は覚えている、いじめを受けていた少年は
害のない取るに足らない奴だと思われていた。
でも俺らは、牙をむいて休み時間に女教師の胸に噛みつくような
ライオンを野に放ってしまったんだ。
忘れもしない、奴は俺に不意の衝撃を喰らわせた。
あぁ、余りに驚き過ぎて、まだアゴが痛む
あの日のように、”あの音” を聴いたあの日のように

 

pick on 小言を言う、粗探しをする、いじめる
gnash 歯ぎしり
recess 休み時間、くぼみ、奥まった

 

Daddy didn’t give affection, no
And the boy was something that mommy wouldn’t wear
King Jeremy the wicked
Oh, ruled his world

Jeremy spoke in class today
Jeremy spoke in class today
Jeremy spoke in class today

父親が愛情を与えることは無かった。
少年は着れない服のように、母親に関心を持たれなかった。
邪悪な王ジェレミー
自分の世界に籠っていた

ジェレミーは今日、教室で発砲した
ジェレミーは今日、教室で発砲した
ジェレミーは今日、教室で発砲した

 

affection 愛情、優しさ、疾患

 

Try to forget this (Try to forget this)
Try to erase this (Try to erase this)
From the blackboard

Jeremy spoke in class today
Jeremy spoke in class today
Jeremy spoke in, spoke in
Jeremy spoke in, spoke in
Jeremy spoke in class today

忘れるんだ(忘れるんだ)
消し去るんだ(消し去るんだ)
黒板から

ジェレミーは今日、教室で発言した
ジェレミーは今日、教室で発言した

ジェレミーは発砲した、発砲したんだ
ジェレミーは発砲した、発砲したんだ
ジェレミーは今日、教室で<自分を>撃ったんだ

 

(Spoke in, spoke in)
(Spoke in, Spoke in, spoke in, spoke in…)
(Spoke in, spoke in)
Ooh oh, oh, oh, oh oh oh, oh oh oh, oh oh oh, oh oh oh oh
Ooh oh, oh (Spoke in…)

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Ten(1991年)

 

当時のグランジブームも手伝って1,000万枚以上のセールスを上げた1stアルバム。驚異的なセールスを上げた理由には、当時の社会問題を詩的に表現したエディ・ヴェダーの詞にもあったようです。
また、アルバムタイトル「Ten」は、メンバーが敬愛するバスケットボールプレイヤー ムーキー・ブレイロック(パール・ジャムは結成当初ムーキー・ブレイロックというバンド名で活動していました) の背番号からとられていると言われています。

 

Rearviewmirror: Greatest Hits 1991-2003(2004年)

 

デビュー作「Ten」(1991年) から7thアルバム「Riot Act」(2002年) までの代表曲を収録した2枚組33曲。アルバム未収録曲も多いので、オリジナルアルバムを揃えているような人にもおススメできます。
タイトルは2ndアルバム「Vs.」収録の同曲のタイトルからとられています。