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<歌詞和訳>Once – Pearl Jam 曲の解説と意味も

2020-04-09Pearl Jam 歌詞和訳[表現] 物語仕立て

Pearl Jam – Once
パール・ジャム – ワンス

 

アメリカ シアトル出身のオルタナティブロックバンド パール・ジャムの1stアルバム「Ten」(1991年) のオープニングナンバーです。

曲の始まりに流れる気だるいインストは、アルバムの最後(シークレットトラック) でも繰り返される仕組みになっています。

 

アルバム「Ten」に収録された『Alive』『Once』『Footsteps』は一続きのストーリーになっているそうで(といっても言われなければわかりませんが…)、”Momma-Son” という3部作になっています。

 

歌詞の意味と解釈

アルバムでは1曲目ですが、3部作のストーリーとしては『Alive』で狂ってしまった少年が、連続殺人犯になっていく、という内容になっているそうです。

歌詞だけを見てもその事を理解するのは困難で、単に「フラストレーションを抱えた青年の言葉」と受け取っても違和感はありません。

タイトルの「ワンス」は、狂う前の “かつて” の自分、という意味です。

訳は、主人公の独白というかたちで訳しました。

 

歌詞と和訳

Written by Stone Gossard & Eddie Vedder

I admit it, what’s to say?
I’ll relive it, without pain
Hm, back-street lover on the side of the road
I gotta bomb in my temple that is gonna explode
I got a sixteen gauge buried under my clothes, I play

そうだな、何を言えばいい?
苦しまずに、まざまざと思い出せる
道路の脇に、裏通りの恋人<を遺棄した>
今にも爆発しそうな爆弾をこめかみに抱え、
16ミリ口径の銃を服の下に忍ばせ、俺は殺る

 

relive 追体験する、生き返る
back-street 裏通りの、秘密で行われる、違法な
temple 寺院、こめかみ

 

Once upon a time I could control myself
Once upon a time I could lose myself, yeah

かつて、俺は自分をコントロールできた
かつて、俺は我を忘れる事もできた

 

Oh, try and mimic, what’s insane
I am in it, where do I stand?
Hm, Indian summer and I hate the heat
I got a back street lover on the passenger seat
I got my hand in my pocket, so determined, discreet, I pray

あぁ、溶け込もうとしても、そんな風にはいかない
俺はこの社会で、どこに居場所がある?
暖かな晩秋、この暑さが嫌いだ
助手席に裏通りの恋人を乗せ
ポケットに手を突っ込む、決心は固い、ひっそりと、俺は祈る

 

mimic まねる、模倣する、模倣者
insane 狂気の、正気でない
indian summer 小春びより、晩秋の暖かい日
determined 断固とした、決心した
discreet 思慮深い、慎重な、目立たない

 

Once upon a time I could control myself
Once upon a time I could lose myself, yeah

かつて、俺は自分をコントロールできた
かつて、俺は我を忘れる事もできた

 

You think I got my eyes closed
I’ve been looking at you the whole fucking time

俺の目は閉じていると思うだろ
だがずっとずっと、お前を見ていたんだ

 

Once upon a time I could control myself
Once upon a time I could lose myself, yeah

かつて、俺は自分をコントロールできた
かつて、俺は我を忘れる事もできた

 

Once upon a time I could love myself, yeah
Once upon a time I could love you, yeah, yeah
Once! Once! Once! Once! Yeah
Once! Once! Yeah, yeah!
Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah!

かつて、俺は自分を愛する事ができた
かつて、俺はお前を愛する事もできた
かつては! かつては! かつては! かつては! そう
かつては! かつては! そう、そうだ!
そうだ、そうだ、そうだ、そうだ!

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Ten(1991年)

 

当時のグランジブームも手伝って1,000万枚以上のセールスを上げた1stアルバム。驚異的なセールスを上げた理由には、当時の社会問題を詩的に表現したエディ・ヴェダーの詞にもあったようです。
また、アルバムタイトル「Ten」は、メンバーが敬愛するバスケットボールプレイヤー ムーキー・ブレイロック(パール・ジャムは結成当初ムーキー・ブレイロックというバンド名で活動していました) の背番号からとられていると言われています。

 

Rearviewmirror: Greatest Hits 1991-2003(2004年)

 

デビュー作「Ten」(1991年) から7thアルバム「Riot Act」(2002年) までの代表曲を収録した2枚組33曲。アルバム未収録曲も多いので、オリジナルアルバムを揃えているような人にもおススメできます。
タイトルは2ndアルバム「Vs.」収録の同曲のタイトルからとられています。