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<歌詞和訳>Wishlist – Pearl Jam 曲の解説と意味も

Pearl Jam 歌詞和訳[表現] 詩的/文学的

Pearl Jam – Wishlist
パール・ジャム – ウィッシュリスト

 

アメリカ シアトル出身のロックバンド パール・ジャムの5thアルバム「Yield」に収録されている曲です。

同アルバムの2枚目のシングルとして、1998年5月にリリースされました。

非常にシンプルに進行していく曲で、ライヴでは即興の歌詞を混ぜる事があるそうです。

 

歌詞の意味と解釈

タイトル「ウィッシュリスト」を訳すと “願い事リスト” となります。

「I wish I was ~」(=俺が~になれたらな) から、エディ・ヴェダーの願いごとが、繰り返されていきます。

そのどれもが詩的な響きを持ち、社会や愛情を感じさせるものとなっています。

 

歌詞と和訳

Written by Eddie Vedder

I wish I was a neutron bomb, for once I could go off
I wish I was a sacrifice but somehow still lived on
I wish I was a sentimental ornament you hung on
The Christmas tree, I wish I was the star that went on top

中性子爆弾になれたらな、一度だけ爆発してやるのに<その恐ろしさと愚かさを教えてやれるのに>
俺が犠牲になれたらな、でもまだ生きている。
君のクリスマスツリーに取り付けたセンチメンタルな飾りになれたらな
そのてっぺんの星になれたらな

 

for once 一度だけ
neutron bomb 中性子爆弾(核兵器の一種、物理的な爆発力よりも中性子線による生物への被ばくを重視したもの)
go off 立ち去る、破裂する、落とす
 一度だけ爆発できる中性子爆弾、のくだりの意味するところは「武器を廃絶したい」という意味だと解釈し、上のように訳しています。エディの性格(例えばメンバーが銃を購入した事に腹を立て、その怒りで1曲の歌詞を完成させてしまうような)を考えると、これが妥当と考えました。

 

I wish I was the evidence, I wish I was the grounds
For fifty million hands upraised and open toward the sky

5000万人もの手が空に向かって大きく掲げられる為の
証拠になれたらな、根拠になれたらな

 

evidence 証拠、形跡、証拠となる
grounds 根拠、理由

 

I wish I was a sailor with someone who waited for me
I wish I was as fortunate, as fortunate as me
I wish I was a messenger and all the news was good
I wish I was the full moon shining off a Camaro’s hood

誰かに待ってもらえる、船乗りになれたらな
幸運な人になれたらな、今と同じくらいでいいから
メッセンジャーになって、いい知らせばかり届けられたらな
君のカマロのボンネットに映る満月になれたらな

 

fortunate 運のよい、幸運な
Camaro カマロ。シボレーブランドの車種。当時のエディの奥さんが乗っていた車だそうです。


CAMARO 1967-2010 ~シボレー・カマロ完全読本~

 

I wish I was an alien at home behind the sun
I wish I was the souvenir you kept your house key on
I wish I was the pedal brake that you depended on
I wish I was the verb to trust and never let you down

太陽の向こうに住むエイリアンになれたらな
君の家の鍵を付けた、キーホルダーになれたらな
君を守るブレーキペダルになれたらな
俺が「信頼」という動詞になれたらな、絶対君をがっかりさせないのに

 

souvenir 記念品、みやげ
depend on 頼る、~次第である
verb 動詞

 

I wish I was a radio song, the one that you turned up
I wish

君が耳を傾けるラジオソングになれたらな
俺が…

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Yield(1998年)

 

王道のアメリカンロックあり、激しい曲あり、落ち着いた曲あり、バランスの良い5thアルバムです。
アルバムタイトル「イールド」は “産出” という意味ですが、この道路標識はアメリカで使われている「相手を優先しろ」というものです(合流地点などで使われているそうで、日本の「一時停止」に近いもの。”警告” を示しています)。

 

Rearviewmirror: Greatest Hits 1991-2003(2004年)

 

デビュー作「Ten」(1991年) から7thアルバム「Riot Act」(2002年) までの代表曲を収録した2枚組33曲。アルバム未収録曲も多いので、オリジナルアルバムを揃えているような人にもおススメできます。
タイトルは2ndアルバム「Vs.」収録の同曲のタイトルからとられています。