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U2 – Pride (In The Name of Love) 歌詞の意味と和訳

U2 – Pride (In The Name of Love)
ユーツー – プライド(イン・ザ・ネーム・オブ・ラヴ)

 

U2の4作目のアルバム「The Unforgettable Fire」(邦題:焔 1984年) の2曲目に収録されている曲です。

同アルバムの先行シングルとして1984年9月にリリースされ、各国のシングルチャートで高評価を獲得し、U2の代表曲の一つとなりました。

 

ベストアルバム「The Best Of 1980-1990」(1998年) やシングル集「18 Singles」(2006年) にも収録されています。

 

 

 

 

歌詞の意味と解釈

この曲は、アメリカの公民権運動(アフリカ系アメリカ人による人種差別撤廃などを求めた運動)の指導者であるキング牧師(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)に捧げられた曲と言われてます。


CD付 I Have a Dream! 生声で聴け!世界を変えたキング牧師のスピーチ【日英対訳】

 

歌詞では、人々が”プライド”のもとに闘う様子が描かれていますが、「愛に勝るプライドはない」と主張されています。

(もともとこの曲は、当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガンの傲慢さ(プライド)を批判する歌として制作される予定だったそうです)

 

 

歌詞と和訳

Written by Adam Clayton, Larry Mullen Jr, The Edge & Bono

One man come in the name of love
One man come and go
One man come he to justify
One man to overthrow

愛の名のもとに現れた一人の男
現れ、そして、去っていく
世を正す為に現れ
活動を起こす

 

overthrow 転覆する、打ち破る

 

In the name of love
What more in the name of love?
(×2)

愛の名のもとに。
愛を超えるものなどあるか?

 

One man caught on a barbed wire fence
One man he resist
One man washed up on an empty beach
One man betrayed with a kiss

有刺鉄線に捕らわれた男
抵抗を続ける男
ひとけのない浜辺に打ち上げられる男
裏切りのキスを受ける男

 

betrayed with a kiss 新約聖書での「ユダの裏切りの接吻」を指しています(ユダが異教徒にキリストを差し出す時、相手にキリストである事を知らせる為、キリストにキスをしたといいます)


ユダとは誰か 原始キリスト教と『ユダの福音書』の中のユダ (講談社学術文庫)

 

In the name of love
What more in the name of love?
(×2)

愛の名のもとに。
愛を超えるものなどあるか?

 

Nothing like love
There’s nothing like love
Nobody like you

愛に勝るものなどない
愛に勝るものなどないのさ
あなたに勝る人もいない

 

Early morning, April 4
Shot rings out in the Memphis sky
Free at last, they took your life
They could not take your pride

4月4日の早朝、
メンフィスの空に銃声が響く
遂に手に入れた自由、あなたの命は奪われた
だけどあなたの”誇り”が奪われる事は無い

 

early morning,April 4 キング牧師が暗殺されたのは1968年4月4日の夕方です。
”early morning”となっているのは誤りで、ライヴではたびたび”early evening”と修正されて歌われるそうです

free at last 遂に
 「I have a dream」(私には夢がある)で有名なキング牧師のスピーチの結びは「We are free at last」(我々は遂に自由になった)です。

 

In the name of love
What more in the name of love?
(×4)

愛の名のもとに。
愛を超えるものなどあるか?