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The Smiths – Bigmouth Strikes Again 歌詞の意味と和訳

2018-08-01

The Smiths – Bigmouth Strikes Again
ザ・スミス – ビッグマウス・ストライクス・アゲイン

 

The Smithsの3作目のアルバム「The Queen Is Dead」(1986年) の先行シングルとして1986年5月にリリースされた曲です。
同アルバムの6曲目にも収録されています。

ザ・スミスの代表曲の1つで、様々なベスト盤に収録されています。

 

 

 

歌詞の意味と解釈

タイトルにある”ビッグマウス”は、日本では大口(自信に満ちた挑発的な発言)という意味で使われますが、欧米では「おしゃべり」「軽口」を指すようです。
ストライクス・アゲイン”はここでは「再来」と解釈しました。

言わなくていい余計な一言によって、自分も他人も傷つけてしまう主人公。曲中では自身のそんな”癖”を極端に悲観したり、悲劇のヒロイン(ジャンヌ・ダルク)に重ね合わせる様子が描かれているようです。

このようなナイーブな感性は、いかにも”モリッシー的”です。

 

 

歌詞と和訳

Sweetness, sweetness I was only joking
When I said I’d like to smash every tooth
In your head

Oh…sweetness, sweetness, I was only joking
When I said by rights you should be

Bludgeoned in your bed

 
愛しい人よ、ただの冗談だったんだ

お前の歯を全部叩き折ってやりたいなんて言ったのは

あぁ、愛しい人よ、ただの冗談さ
お前なんてベッドの中でぶん殴られて当然だなんて言ったのは

 

・by right 当然に、本来なら
bludgeone 打ち倒す、棍棒、攻撃

 

And now I know how Joan of Arc felt
Now I know how Joan of Arc felt
As the flames rose to her roman nose
And her Walkman started to melt


今の僕にはジャンヌ・ダルクの気持ちがわかる
ジャンヌ・ダルクがどんな気持ちだったか


炎が彼女の端正な鼻先まで立ち昇り

耳元のウォークマンが溶けだした時の気持ちが

 

・roman 鼻の高い、ローマの
・Walkman ウォークマン(ポータブル音楽プレイヤー。1980年頃にソニーから発売され、世界中で大ヒットした)

 

Oh…
Bigmouth, la…bigmouth, la…
Bigmouth strikes again
And I’ve got no right to take my place

With the Human race

Oh, bigmouth, la … bigmouth, la
Bigmouth strikes again
And I’ve got no right to take my place
With the Human race


お喋り、お喋り

お喋りをまたやらかした
僕なんて人類の仲間入りする権利すらない

お喋り、お喋り
また余計な言葉が口をついて出る
僕なんて人類の仲間入りする権利すらない

 

And now I know how Joan of Arc felt
Now I know how Joan of Arc felt
As the flames rose to her roman nose

And her hearing aid started to melt


今の僕にはジャンヌ・ダルクの気持ちがわかる
ジャンヌ・ダルクがどんな気持ちだったか

炎が彼女の端正な鼻先まで立ち昇り
耳元の補聴器が溶けていった時の気持ちが

 

hearing aid 補聴器

 

Oh…
Bigmouth, la…bigmouth, la…
Bigmouth strikes again
And I’ve got no right to take my place

With the Human race

Oh, bigmouth, la … bigmouth, la
Bigmouth strikes again
And I’ve got no right to take my place
With the Human race
(×4)


お喋り、お喋り

お喋りをまたやらかした
僕なんて人類の仲間入りする権利すらない

お喋り、お喋り
また余計な言葉が口をついて出る

僕なんて人類の仲間入りする権利すらない

(×4)

Written by Steven Morrissey / Johnny Marr
Bigmouth Strikes Again Lyrics © Warner/Chappell Music, Inc, Universal Music Publishing Group

 

 

言葉の解説

hearing aid(補聴器)について

モリッシーは度々ライヴパフォーマンスで補聴器を身に付けていました。これは耳が不自由なファンから受取った「補聴器をつけているのが恥ずかしい」という手紙に対し、「補聴器をつけているのなんて恥ずかしくない」というモリッシーのメッセージがこもったものだそうです。
なんて素敵な話…。

 

 

雑記

歌詞は、平たく言えば「口は災いの元」というような意味かもしれませんが、「Strikes Again」という大袈裟な言葉選びや、「炎がジャンヌ・ダルクの整った鼻まで立ち昇る」「人類の仲間入りする権利もない」といった強烈なフレーズが、強いインパクトを与えています。

繊細かつ激しいギターフレーズや、間奏のアグレッシヴな展開も聴きどころです。

フジロック2018に出演したジョニー・マーのセットリストにも登場し(歌もジョニー)一際大きな盛り上がりを見せました。

 

 

1983年から2010年までのインタビュー集

 

 

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