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Queen – ’39 歌詞の意味と和訳

Queen – ’39
クイーン – サーティー・ナイン

 

 

イギリスのロックバンド Queenの4作目のアルバム「A Night at the Opera」(邦題:オペラ座の夜 1975年) の、4曲目に収録されている曲です。

ブライアン・メイによって作られたで、珍しくリードボーカルもブライアンがとっています(ライヴではフレディが歌っていましたが)。

 

 

 

 

歌詞の意味と解釈

この曲の歌詞は、”xx39年の世界” が舞台のSF物語となっています。

そのあらすじは、新たに住める土地を求めて宇宙へと旅立った勇士達と、その1年後に地球に帰還した彼らを待ち受ける悲しい運命の物語です。

(ちなみに、39というのはクイーンの ”39番目の楽曲” という意味もあるそうです)

 

天文学の博士号をもつブライアン・メイらしい、宇宙をテーマにした壮大な物語と、12弦ギターがかき鳴らされるカントリー調のサウンドが不思議にマッチして、郷愁を誘います。


MUSIC LIFE 特集●ブライアン・メイ/QUEEN (シンコー・ミュージックMOOK)

 

 

歌詞と和訳

Written by Brian May

In the year of ’39 assembled here the Volunteers
In the days when lands were few

Here the ship sailed out into the blue and sunny morn
Sweetest sight ever seen

時はxx39年、<人が住める>土地はごくわずかで
有志の者達がここに集結した

<彼らを乗せた>”その船” は朝日が昇る青空へと旅立っていった
それはかつてないほど希望に満ちた光景だった

 

assemble 集合させる、招集する、組みたてる
volunteer ボランティア、有志、志願兵、申し出る、志願する
morn 、暁

 

And the night followed day and the story tellers say
That the score brave souls inside
For many a lonely day sailed across the milky seas
Never looked back, never feared, never cried

そして月日が流れ…、と語り手は続ける
勇気を持った彼ら20人は
長い孤独に耐え、広大な宇宙を渡っていった
決して怖気づくことなく、恐怖に負ける事なく、弱音を吐くこともなく

 

score スコア、刻み目、20人、たくさん、点
milky seas 直訳すると ”乳白色の海” ですが、銀河の事を milky way と呼ぶことから、宇宙と訳しました。

 

Don’t you hear my call though you’re many years away?
Don’t you hear me calling you?
Write your letters in the sand for the day I take your hand
In the land that our grandchildren knew

「あなたが旅立って長い年月が経つけれど、私の声は届いていますか?
あなたを呼ぶこの声は、届いていますか?
あなたがいた証を、砂浜に書き残しておきましょう
私たちの子孫が暮らすこの大地で、あなたの手を握る<この想いがあなたに届く>その日まで」

※ここのパートは、地球で勇士(夫) の帰りを待つ妻の言葉だと解釈しました

grandchildren 

 

 

In the year of ’39 came a ship in from the blue
The volunteers came home that day
And they bring good news of a world so newly born
Though their hearts so heavily weigh

そしてxx39年、船が旅から戻ってきた。
新しい土地が見つかったいう朗報をもって
勇士達は故郷に帰ってきた
しかし彼らの心は驚きで押しつぶされんばかりだった

 

weigh 重さを測る、熟考する、圧する

 

For the Earth is old and grey, little darlin’, wellaway
But my love, this cannot be
For so many years are gone though I’m older but a year
Your mother’s eyes from your eyes cry to me

地球は老いて色褪せた星になっていた。あぁ、嘆かわしいことだ
だけど愛しい娘よ、そんなはずないよ
僕が旅に出ていた1年で、地球では百年も時が経っていたなんて
君の目に宿る母親の面影が、僕を見つけて涙している

 

wellaway あぁ(悲しみを表す)、(=wel away)進行して、はかどって、ご機嫌になって

 

Don’t you hear my call though you’re many years away?
Don’t you hear me calling you?
Write your letters in the sand for the day I take your hand
In the land that our grandchildren knew

「あなたが旅立って長い年月が経つけれど、私の声は届いていますか?
あなたを呼ぶこの声は、届いていますか?
あなたがいた証を、砂浜に書き残しておきましょう
私たちの子孫が暮らすこの大地で、あなたの手を握るその日まで」

 

Don’t you hear my call though you’re many years away?
Don’t you hear me calling you?
All your letters in the sand cannot heal me like your hand
For my life, still ahead, pity me

君と離れて随分経ってしまったけれど、僕の声は聞こえるかい?
君を呼ぶこの声は、聞こえているかい?
君はたくさん書置きを残してくれた、だけど君の手は握れなかった、この心は癒えないまま
僕の人生は続いていく、こんな僕をどうか、哀れんでおくれ

 

pity 同情、哀れみ、残念なこと、哀れむ