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<歌詞和訳>Everybody’s Got Something to Hide Except Me and My Monkey – The Beatles 曲の解説と意味も

2022-05-27[The Beatles(White Album)],Beatles 歌詞和訳[表現] ドラッグソング,[表現] ユーモア・面白い歌詞,励まし/力をもらえる歌詞

The Beatles – Everybody’s Got Something to Hide Except Me and My Monkey
ザ・ビートルズ – エヴリバディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー

 

ザ・ビートルズの10thアルバム「The Beatles(通称 ホワイトアルバム)」(1968年) に収録されている曲です。

ジョン・レノンによって作られた曲で、もとのタイトルは「Come On, Come On」だったそうですが、ロックの曲タイトルとしてあまりに陳腐だった為、歌詞の一部をそのままタイトルとしたそうです。

ビートルズの曲の中で最も長いタイトルの曲となりました。

 

 

歌詞の意味と解釈

タイトルを直訳すると"僕と僕の猿以外、みんな何かを隠してる“となります。

作者のジョンによると、当時始まったオノ・ヨーコとの関係性を歌ったものだそうです(愛に包まれている自分たちに対し、周りの人々は猜疑心の塊のように思えた)。
ヨーコをジョンにまとわりつく"猿"に見立てた風刺イラストがあり、ジョンがそれを見たとも言われています。

また、ジョージによると、歌詞の多く(come on, it’s such a joy、let’s take it easy)はインド訪問中に聞いた「マハリシ(※)の教え」からとられているそうです。

※マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー・・・超越瞑想などを世界に広めたインドの指導者・事業家。ビートルズのメンバーは当時強い影響を受け、1968年にはインドの彼の元に3カ月ほど滞在し、話題となった。

 

一方、ポールはドラッグを示唆する曲であると解釈していたそうです。
(麻薬中毒者を指すスラングとして"monkey on your back"という言葉もあるそうです(もともとの意味は、「重たい負担を抱えているの意味」)。)

 

歌詞と和訳

Written by Lennon-McCartney & John Lennon

Come on, come on, come on, come on
Come on, it’s such a joy, come on, it’s such a joy
Come on, let’s take it easy, come on let’s take it easy

カモン、カモン、カモン、カモン
すごく愉快だ、すごく愉快だ
さあ、気楽に行こう、気楽に行こう

 

Take it easy
Take it easy
Everybody’s got something to hide
Except for me and my monkey
Woo!

気楽に行こう
気楽に行こう
みんな何か隠してる
僕と僕の猿以外、みんな!

 

The deeper you go, the higher you fly
The higher you fly, the deeper you go
So come on, come on
Come on, it’s such a joy, come on, it’s such a joy
Come on, let’s make it easy, come on, let’s take it easy

深くハマるほど、高く飛ぶ
高く飛ぶほど、深くハマる
さあ、さあ
すごく愉快だ、すごく愉快だ
さあ、気楽に行こう、気楽に行こう

 

Take it easy
Take it easy
Everybody’s got something to hide
Except for me and my monkey, yeah
Oh!

気楽に行こう
気楽に行こう
みんな何か隠してる
僕と僕の猿以外、みんな!

 

Your inside is out when your outside is in
Your outside is in when your inside is out
So come on (Woo!), come on (Woo!)
Come on, it’s such a joy, come on, it’s such a joy
Come on, let’s make it easy, come on, let’s make it easy

内側が外に出れば、外側が内に入る
外側が内に入れば、内側が外に出る
さあ、さあ
すごく愉快だ、すごく愉快だ
さあ、気楽に行こう、気楽に行こう

 

Make it easy (Woo!)
Make it easy (Woo!)
Everybody’s got something to hide
Except for me and my monkey
Hey!
Yeah!

楽をしよう
楽をしよう
みんな何か隠してる
僕と僕の猿以外、みんな
ヘイ!

イエー!

 

Come on, come on, come on, come on

カモン、カモン、カモン、カモン

 


ビートルズ ルーフトップコンサート 1969年 Tシャツ

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

The Beatles(通称 ホワイトアルバム 1968年)

通算10枚目のアルバムで、メンバーそれぞれの方向性が光る様々な楽曲が収録された、2枚組30曲の大作です。