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<歌詞和訳>Pretty Vacant – Sex Pistols 曲の解説と意味も

2020-05-02Sex Pistols 歌詞和訳

Sex Pistols – Pretty Vacant
セックス・ピストルズ – プリティ・ヴェイカント

 

イギリスのパンクロックバンド  セックス・ピストルズの唯一のオリジナルアルバム「Never Mind The Bollocks」(邦題:勝手にしやがれ!!) に収録されている曲です。

3枚目のシングルとして、1977年7月にリリースされました。

初代ベーシストのグレン・マトロックが作った曲です。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルの「プリティー」は、”かわいい“(大人にも使える表現)、”おしゃれな“、”まあまあ“という意味、「ヴェイカント」は、”空っぽの“、”暇な“という意味です。

これだけでは意味がよくわかりませんが、サビの部分で「Oh we’re so pretty.
Oh so pretty we’re vacant
」と歌われているので、プリティーもヴェイカントも、ともに”俺達”を形容した言葉だとわかります。

 

また、「ヴェイカント」という言葉が使われているのには、2つの理由があるそうです。

1つ目は、NYパンクのリチャード・ヘル・アンド・ザ・ヴォイドイズの代表曲『ブランク・ジェネレーション』(=空虚な世代) の影響を受けて。

もう一つは”Va-Cunt”と、放送禁止用語を発音できるという事。

歌詞の内容も、セックス・ピストルズという”ある意味虚構のバンド”に相応しいと思います。

 

歌詞と和訳

Written by Glen Matlock, John Lydon, Steve Jones & Paul Cook

There’s no point in asking you’ll get no reply
Oh just remember I don’t decide
I got no reason it’s all too much
You’ll always find us out to lunch

訊いてもムダだ、答えないぜ
憶えとけよ、決心なんてしねえ
理由はねえけど、もうたくさんだ
わかってんだろ、俺らは居ねえんだ

 

there is no point 意味がない、ムダである
out to lunch 正気を失った、からっぽの、昼食に出かけていて

 

Oh we’re so pretty
Oh so pretty we’re vacant
Oh we’re so pretty
Oh so pretty
A vacant

俺らはすげえ気取った
すげえ気取った空っぽさ。
すげえ気取った
すげえ気取った
空っぽさ

 

Don’t ask us to attend ‘cause we’re not all there
Oh don’t pretend ‘cause I don’t care
I don’t believe illusions, ‘cause too much ain’t for real
Stop your cheap comments, ‘cause we know what we feel

誘ってくるなよ、マトモじゃねえから
ゴマかすなって、気にしてねえから
幻想なんか信じるかよ、現実だってもうたくさんだ
くだらねえこと言うな、感じてる事ぐらいわかってんだ

 

attend 出席する、世話をする
all there 健全で、正常で

 

Oh we’re so pretty
Oh so pretty we’re vacant
Oh we’re so pretty
Oh so pretty
A vacant

Oh we’re so pretty
Oh so pretty
And now
And we don’t care

俺らはすげえ気取った
すげえ気取った空っぽさ。
すげえ気取った
すげえ気取った
空っぽさ

俺らはすげえ気取った
すげえ気取った
そんで
どうでもいいぜ

 

There’s no point in asking you’ll get no reply
Oh just remember I don’t decide
I got no reason it’s all too much
You’ll always find me out to lunch

訊いてもムダだ、答えないぜ
憶えとけよ、決心なんてしねえ
理由はねえけど、もうたくさんだ
わかってんだろ、俺らは居ねえんだ

 

Oh we’re so pretty
Oh so pretty we’re vacant
Oh we’re so pretty
Oh so pretty
We’re vacant

Oh we’re so pretty
Oh so pretty
And now
And we don’t care

俺らはすげえ気取った
すげえ気取った空っぽさ。
すげえ気取った
すげえ気取った
空っぽさ

俺らはすげえ気取った
すげえ気取った
そんで
どうでもいいぜ

 

We’re pretty
A pretty vacant
(×4)

And we don’t care

俺らは気取った
気取った空っぽ

どうでもいいぜ

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Never Mind The Bollocks, Here’s The Sex Pistols(邦題:勝手にしやがれ!! 1977年)

 

パンクの名盤として語り継がれるピストルズ唯一のオリジナルアルバム。全英アルバムチャート1位獲得。有名プロデューサー クリス・トーマス(ピンク・フロイド等を手掛けた) による音作りは当時の他のパンクバンドとは一線を画す完成度の高いものです。
作曲と作詞のメインはベーシストのグレン・マトロックが担当しており、彼はレコーディング直前に脱退、後任にシド・ヴィシャスが加入しています(まともに演奏できない彼の代わりにベースを弾いたのはギターのスティーブ・ジョーンズ)。
ちなみに「ボロックス」とはキン〇マという意味で、畜生、クソという意味でも使われます(Never Mind The Bollocks=下らねえことは気にするな)。
2012年には35周年記念のボックスがリリースされました(上のリンクはそちらに飛びます)。

 

Kiss This(1992年)

 

ピストルズのベストアルバム。唯一のオリジナルアルバム「勝手にしやがれ!!」の全曲に、シドの『My Way』等が追加された全20曲。オリジナルアルバムにこだわらなければ、このベスト盤が一番いいと思います。