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<歌詞和訳>Guerrilla Radio – Rage Against The Machine 曲の解説と意味も

2017-12-26Rage Against The Machine 歌詞和訳[生き方] 反抗/自由, [社会] 風刺/抗議

Rage Against The Machine – Guerrilla Radio
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン – ゲリラ・レディオ

 

政治的な活動姿勢で知られるアメリカのバンド レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの3rdアルバム「The Battle of Los Angeles」(1999年) に収録されている曲です。

同アルバムの1枚目のシングルとしても1999年10月にリリースされました。

日本では「総合格闘技PRIDE」の曲として有名です。

闘争心を煽る歌詞とサウンドは、背中を押されるようなエネルギーに満ちており、まさにレイジ節全開といった感じです。

 

歌詞の意味と解釈

ゲリラとは、正規の戦闘員(軍隊) ではない民兵などによる戦闘組織を指し、小人数に奇襲や撹乱などの戦法を用いて大規模な軍隊に対抗します。

文字通り「音の武装」で支配階級と戦ってきたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンほど、”ゲリラ・レディオ” という言葉がぴったりくるバンドもいないと思われます。

 

歌詞と和訳

Written by Zack de la Rocha

Transmission, third World War, third round
A decade of the weapon of sound above ground
No shelter if you’re looking for shade
I lick shots at the brutal charade
As the polls close like a casket, on truth devoured
A silent play on the shadow of power

第三次世界大戦の第3ラウンド(3枚目のアルバム)
この10年、音の武装で地上戦を繰り広げてきた
物陰に逃げようったってそうはいかない
残虐な茶番劇に弾丸を撃ち込む
喰い荒らされた真実のもとで
投票は棺のように締め切られた

権力の影に怯える沈黙劇

 

A spectacle monopolized
The camera’s eyes on choice disguised
Was it cast for the mass who burn and toil?
Or for the vultures who thirst for blood and oil?

Yes, a spectacle monopolized
They hold the reins, stole your eyes
All the Fistagons, the bullets, and bombs
Who stuff the banks, who staff the party ranks

More for Gore, or the son of a drug lord
None of the above, fuck it, cut the cord!

仕組まれた独占市場
カメラのレンズは仕込まれた選択肢に向けられる
その票は、身を粉にして働く一般大衆に投じられたのか?
それとも血と石油に飢えたハゲタカどものためのものか?

そう、仕組まれた独占市場
そいつらは手綱を握り、お前の視野を奪う
それかフィスタゴン(ペンタゴンの暴力) 
弾丸と爆弾をお見舞いしてくる

銀行口座に貯めこんでる奴、政党のお偉いさん

ゴアか、麻薬王の息子(ブッシュ) か選べだと
どっちもゴメンだクソッタレ、コードを切れ

 

fistagon fist(拳)とpentagon(ペンタゴン、アメリカ国防総省)を合わせた造語。
 ペンタゴンの暴力行為と訳させていただきました。
Gore アメリカの政治家アル・ゴア。1993年以降、クリントン政権下で副大統領を務める。2000年に大統領に立候補するがジョージ・W・ブッシュに敗れました。
the son of a drug lord 麻薬王の息子。ドラッグとブッシュの関係が気になる方はネットで検索してみてください。
None of the above 上記のどれでもない。大統領選で当時副大統領のゴアか〝麻薬王の息子”ブッシュか、どちらを選ぶかに対する答え。

 

Lights out, guerrilla radio!
Turn that shit up!
(×3)

Lights out, guerrilla radio!

明かりを消せ、ゲリララジオだ!
音量を上げろ

闇に紛れ ゲリララジオだ!

 

Contact, I hijacked the frequencies
Blockin’ the beltway, move on DC!
Way past the days of bombin’ MCs’
Sound off, Mumia go on be free!
Who got ‘em? Yo, check the federal file
All you pendejos know the trial was vile
An army of pigs try to silence my style
Off ‘em all out that box, it’s my radio dial!

電波は俺が占拠した
環状線を封鎖
用済みのワシントンD.C.
MC達が弾圧された過去のやり方
声を上げろ、ムミアを解放せよ
連邦ファイルをチェックしろ
ペンタゴンの悪魔共だって裁判がデタラメだと知っている

軍隊のブタどもが俺を黙らせようとしても
全部追っ払ってやる

これは俺のラジオダイヤル

 

Move on D.C.  move onには「進む」「変える」「解放する」という意味があります。
 「首都の権力者に牛耳られた政治から解放する」という解釈をしました。
Mumia 黒人の政治運動家でありジャーナリストのムミア・アブ=ジャマール。詳細は下記。
pen devils penはペンタゴンを指すと思われ、ペンタゴンの悪魔と訳させていただきました。

 

Lights out, guerrilla radio!
Turn that shit up!
(×4)

明かりを消せ、ゲリララジオだ
音量を上げろ

 

It has to start somewhere
It has to start sometime
What better place than here?
What better time than now?

どこかで始めなきゃならない
いつか始めなきゃならない

ここよりもいい場所があるか?
今よりいいタイミングなんてあるか?

 

All hell can’t stop us now(×6)

何者だろうが俺たちは止められない

 

 

言葉の解説

Mumia ムミア・アブ=ジャマール(Mumia Abu-Jamal 1954-)。警察官を殺害したとして死刑判決を受けた黒人の政治運動家でありジャーナリスト。


175 Progress Drive

↑こちらの作品には、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは彼の釈放を求める活動をしたり、ボーカルのザック・デ・ラ・ロッチャが彼のアルバムに参加しています。
ザックの他、パブリック・エネミーのチャック・Dも参加していますが、スポークンワード(朗読) のトラックもあり、音楽作品として楽しむには厳しいです。

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

The Battle Of Los Angeles(1999年)

 

現状では最後のオリジナルアルバムとなっている3rdアルバム。ザック・デ・ラ・ロッチャのボーカルパートの録音が遅れに遅れ、発売が1年近く延期したそうです。有名な曲が多く収録されており、全体的には聴き易いアルバムです。

 

日本語字幕付きの日本盤がオススメ

 


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