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<歌詞和訳>Pretty Fly (For A White Guy) – The Offspring 曲の解説と意味も

2018-07-25Offspring 歌詞和訳[表現] 他の曲名・アーティスト名が出てくる

The Offspring – Pretty Fly (For A White Guy)
ジ・オフスプリング – プリティ・フライ(フォー・ア・ホワイト・ガイ)

 

アメリカのパンクバンド オフスプリングの5thアルバム「Americana」に収録されている曲です。

同アルバムの最初のシングルとして、1998年11月にリリースされました。

オフスプリング流ポップ節が炸裂している人気曲で、「アハーン、アハーン」の掛け声がクセになります。

 

歌詞の意味と和訳

タイトルの「プリティ」には”かなり”という意味があり、「フライ」にはスラングで”カッコイイ”、”イケてる”という意味があります。

その為、タイトルを訳すと「かなりイケてる奴(白人のわりには)」となります。

歌詞の方は、かなり皮肉が効いたものとなっており、それはミュージックビデオにも表れています。
(ミュージックビデオの内容は、流行りにのってギャングスタを格好だけマネする残念な白人青年が人々から呆れられる、というものです)

しかし、世の中はそんなワナビー(なりたがり、ミーハー、ポーザー) によって成り立っている、とも歌われています。

 

歌詞と和訳

Written by Dexter Holland

※曲の雰囲気を重視して、かなり意訳になっています

Gunter glieben glauten globen

ガンター・グリービン・グラウテン・グローベン

“ワン・ツー・スリー・フォー” の代わりに使われた意味の無い言葉。ハードロックバンド Def Leppardの曲『Rock Of Ages』からのサンプリングです。

 

Give it to me, baby!
Uh huh, uh huh!
(×3)

「私にちょうだい、ねぇ!」
はーい、はーい

 

Uh-huh アハーン。適当なあいづち

 

And all the girlies say, I’m pretty fly for a white guy

Uno, dos, tres, cuatro, cinco, cinco, seis

女のコは皆こういうぜ、俺って白人のわりにイケてるって

ウノ、ドス、トレス、クワトロ、シンコ、シンコ、セイス
<スペイン語で ”1,2,3,4,5,5,6” の意味>

 

You know it’s kind of hard
Just to get along today

Our subject isn’t cool
But he fakes it anyway

He may not have a clue
And he may not have style

But everything he lacks
Well he makes up in denial

今日一日ツルむのだって
結構キツいぜ。
俺らはたいしてクールじゃないのに
ヤツはやたらとカッコつける

ヤツはわかっちゃいねぇし
自分のスタイルなんてものも無い。
なのにヤツときたら
そんな現実が見えちゃいないんだ

 

・get along 上手く付き合う、やり過ごす
・have a clue わかっている、心当たりがある
・in denial 現実から目をそらす、否定する

 

So don’t debate, a player straight
You know he really doesn’t get it anyway

He’s gonna play the field, and keep it real
For you no way, for you no way

So if you don’t rate, just overcompensate
At least you’ll know you can always go on Ricki Lake
The world needs wannabes, ah
Hey, hey, do that brand-new thing

だからウダウダ言うなよ、ホンモノにはゴマカシなんてない
どうせヤツには無理だろ。
遊び回って、本物っぽく振る舞っているが
お前じゃ無理さ、どうしようもないぜ

相手にされないからって、やり過ぎなんだよ
お前じゃせいぜいリッキー・レイク・ショーの出演者どまり。
世の中にはワナビーども(なりたがり)が必要ってことさ
新しい流行をやってくれ

 

・debate ディベート、討論する
・overcompensate
 補償しすぎる、過剰報酬する
Ricki Lake アメリカの女優・司会者リッキー・レイクが司会をするTV番組(詳しくは後述しています)

・wannabe ワナビー(wanna be=want to be)。なりたがり、ミーハー等を指します。

 

Give it to me, baby!
Uh huh, uh huh!
(×3)

「私にちょうだい、ねぇ!」
はーい、はーい

 

And all the girlies say, I’m pretty fly for a white guy

女のコは皆こういうぜ、俺って白人のわりにイケてるって

 

He needs some cool tunes
Not just any will suffice

But they didn’t have Ice Cube
So he bought Vanilla Ice

Now cruising in his Pinto, he sees homies as he pass
But if he looks twice
They’re gonna kick his lily ass

ヤツはイケてる音楽を探してる
ありきたりなモンじゃ満足しない
でも”アイス・キューブ”のCDを手に入れようと
“ヴァニラ・アイス”を買っちまうザマさ

ゴツい車で街を流し、ヤバそうな奴らとすれ違ったが
2度見なんてしちまったら
白いケツに蹴りでも喰らうところだぜ

 

Ice Cube、Vanilla Icd アイス・キューブはリアルなギャングスタラッパー。ヴァニラ・アイスは白人の一発屋ニセモノラッパー。(詳細は後述しています)
Pinto ピント。フォード社製の自動車。


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homie ホーミー。「仲間」を意味するスラングです。しかし、この曲ではカッコつけたがりの主人公に対し、コワモノのギャングスタ達を皮肉を込めて”仲間”(ダチ)と呼んでいると解釈しました。

 

So don’t debate, a player straight
You know he really doesn’t get it anyway

He’s gonna play the field, and keep it real
For you no way, for you no way

So if you don’t rate, just overcompensate
At least you’ll know you can always go on Ricki Lake
The world needs wannabes, ah
Hey, hey, do that brand new thing

だからウダウダ言うなよ、ホンモノにはゴマカシなんてない
どうせヤツには無理だろ。
遊び回って、本物っぽく振る舞っているが
お前じゃ無理さ、どうしようもないぜ

相手にされないからって、やり過ぎなんだよ
お前じゃせいぜいリッキー・レイク・ショーの出演者どまり。
世の中にはワナビーどもが必要ってことさ
新しい流行をやってくれ

 

Now he’s getting a tattoo
He’s gettin’ ink done

He asked for a ’13’, but they drew a ’31’
Friends say he’s trying too hard
And he’s not quite hip
But in his own mind
He’s the dopest trip

ヤツはタトゥーまで入れやがった
ガッツリ入ってる
“13”と入れたかったのに、”31″ってやられたんだと。
ダチはやり過ぎだって言ってるし
ヤツはちっともイカしちゃいない。
だけどヤツの頭の中じゃ
最高にキマッてるんだぜ

 

dopest dopeはスラングでカッコイイ(もともとは”クスリ”でラリッている様子を表します)。

 

Give it to me, baby!
Uh huh, uh huh!
(×3)

「私にちょうだい、ねぇ!」
はーい、はーい

 

Uno, dos, tres, cuatro, cinco, cinco, seis

ウノ、ドス、トレス、クワトロ、シンコ、シンコ、セイス

 

So don’t debate, a player straight
You know he really doesn’t get it anyway

He’s gonna play the field, and keep it real
For you no way, for you no way

So if you don’t rate, just overcompensate
At least you’ll know you can always go on Ricki Lake
The world needs wannabes
The world loves wannabes
So let’s get some more wannabes
And do that brand new thing

だからウダウダ言うなよ、ホンモノにはゴマカシなんてない
どうせヤツには無理だろ。
遊び回って、本物っぽく振る舞っているが
お前じゃ無理さ、どうしようもないぜ

相手にされないからって、やり過ぎなんだよ
お前じゃせいぜいリッキー・レイク・ショーの出演者どまり。
世の中 “影響されたがり” が必要さ
世界が “影響されたがり” を愛してるんだ。
だからもっと影響されて生きろよ
新しい流行をやってやれ

 

 

言葉の意味・解説

Gunter glieben glauten globen 曲の冒頭に流れるこの謎の言葉は、80年代にヒットを飛ばしたイギリスのハードロック/メタルバンド Def Leppard(デフ・レパード)の楽曲『Rock Of Ages』(1983年) からのサンプリングです。

言葉に意味は無く、「1,2,3,4」のカウントに飽きたので、ドイツ語っぽい発音でカウントをとったそうです。

Preaty Flyでこれが使われた理由はわかりません。

 

Ricki Lake リッキー・レイク。アメリカの女優・テレビ司会者。自身のトークショー番組『リッキー・レイク』(1993年~2004年)で人気を博したそうです。
その内容は、面白い(ちょっと変わった) 若者や家族がスタジオに登場してトークを繰り広げる、といったもののようです。

 

 

Ice Cube アイス・キューブ。伝説的なラップグループ N.W.A.に所属していた黒人ラッパー。

 

Vanilla Ice ヴァニラ・アイス。90年代に人気を博した白人ラッパー。ギャングスタを気取っていたが偽物だとバレ、人気が急降下する。

 

ここでは、アイス・キューブが本物の象徴、ヴァニラ・アイスを偽物が象徴として描かれており、その区別ができない曲の主人公は、まさに”わかっていない””ワナビー野郎”だとわかります。

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Americana(1998年)

 

彼らにとって最大のヒット作となる、世界中で1,000万枚以上のセールスを記録している5thアルバムです。タイトルの「アメリカーナ」とは、いかにもアメリカっぽいものを指す言葉です。

 

Greatest Hits(2005年)

 

3rdアルバム「Smash」(1994年) から7thアルバム「Sprinter」(2003年) までの代表曲+アルバム未収録曲+1曲という内容の全14曲。ミドルテンポでキャッチ―な曲が多く、ファストなパンクチューンを中心に聴きたい人は3rd~5thあたりのオリジナルアルバムを買う方がいいと思います。