エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』の使用曲をシーンと共に紹介(ネタバレ有り)
6曲目 Rock And Roll Madonna(ロックンロール・マドンナ)
【映画のシーン】同棲しながらミュージシャンとして地道な活動を続けるエルトンとバーニーですが、エルトンは同性愛者という自身の性癖に向き合う事になります。
バーニーは動揺しつつも、エルトンに対し「君を愛しているけど、僕の愛は”そういうもの”じゃない」と答えます。
1970年にシングルとしてリリースされた曲で、アルバムには未収録でした。
しかし、2枚目のアルバム「Elton John」(邦題:僕の歌は君の歌)が1995年にリマスターされた際、ボーナストラックとして追加されました。
7曲目 Your Song(君の歌は僕の歌)
【映画のシーン】とある事情で住んでいたアパートを追い出され、エルトンの実家に住む事になったエルトンとバーニー。
そこで二人が完成させた曲は、誰もが聞き入る名曲でした。
引き続き前述の1970年にリリースされた2枚目のアルバム「Elton John」(邦題:僕の歌は君の歌)に収録されている曲です。
8曲目 Amoreena(過ぎし日のアモリーナ)
【映画のシーン】エルトンとバーニーは、さらなる成功を求めアメリカの地に降り立ちます。
1970年にリリースされた3枚目のアルバム「Tumbleweed Connection」(邦題:エルトン・ジョン3)に収録されている曲です。
9曲目 Crocodile Rock(クロコダイル・ロック)
【映画のシーン】アメリカでの大舞台に怖気づくエルトンですが、いざショーが始まると圧倒的な演奏で観客や評論家を虜にしました。
1973年にリリースされた6枚目のアルバム「Don’t Shoot Me I’m Only the Piano Player」(邦題:ピアニストを撃つな!)に収録されている曲です。
10曲目 Tiny Dancer(可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ))
【映画のシーン】大成功を収めたライヴの打ち上げで、バーニーはある女性としけこみますが、エルトンは複雑な感情を抱きます。
1971年にリリースされた4枚目のアルバム「Madman Across the Water」(邦題:マッドマン)に収録されている曲です。
2000年に公開された映画「Almost Famous」(邦題:あの頃ペニーレインと 日本では2001年公開)にも使用され、再び注目を集めた楽曲です。
11曲目 Take Me To The Pilot(パイロットにつれていって)
【映画のシーン】アメリカで出会ったマネージャー ジョン・リードと、恋人として”結ばれ”ます
こちらも1970年にリリースされた2枚目のアルバム「Elton John」(邦題:僕の歌は君の歌)に収録されている曲です。
12曲目 Hercules(ハーキュリーズ)
【映画のシーン】大スターとしての地位を確立したエルトン。その人気は留まる事を知りません。
1972年にリリースされた5枚目のアルバム「Honky Château」(ホンキー・シャトー)に収録されている曲です。
13曲目 Don’t Go Breaking My Heart(恋のデュエット)
【映画のシーン】エルトンが立ち上げたレコードレーベル「ロケットレコード」に所属する女性シンガー キキ・ディーとのデュエット曲の収録中に、アメリカからジョン・リードが訪れます。
この曲は、1976年にリリースされたシングル曲です。
デュエットとしてるKiki Dee(キキ・ディー)は、エルトンが立ち上げたレ-ベル「ロケットレコーズ」に最初に所属した女性シンガーです。
オリジナルアルバムには未収録でしたが、10枚目のアルバム「Rock of the Westies」(1975年リリース) が1995年にリイシューされる際、ボーナストラックとして追加されました。
Don’t Go Breaking My Heartの歌詞和訳はコチラ。
14曲目 Honky Cat
【映画のシーン】ジョン・リードの影響を受け、エルトンの派手な生活と買い物中毒はエスカレートしていきます。
こちらも前述の、1972年の5枚目のアルバム「Honky Château」(ホンキー・シャトー)に収録されている曲です。
歌詞の内容は「田舎から都会に出ていく青年の心境」を綴ったもので、劇中の成り上がりの様子とマッチしています。
ちなみに現在(2020年6月時点)、アマゾンプライムで「ロケットマン」が見放題です。