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【ジャンル解説】ヘヴィロック(Heavy Rock)/ラウドロック(Loud Rock)

2018-04-14

音楽ジャンルを歴史と一緒にわかりやすくまとめました。

 

Heavy Rock:ヘヴィロックとは何か

 

 

始まり:1990年代後半(日本での呼称として登場)

 ヘヴィロック、ラウドロックともに、日本でのみ使われる呼称。ヘヴィロックとは、主に90年代以降に登場したラップロックニューメタルのバンドを指す。

 

 1990年代当時、日本のリスナーはロックメタルを区別して視聴する傾向があり、雑誌もそれぞれ別に扱っていた(例:ロッキングオンやバーン)。
 メタルという言葉を用いるとロックのファンにはウケない為か、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンコーンリンプ・ビズキットらが日本で初めて紹介される際も、ミクスチャーロックやヘヴィロックという呼称が使われた。

 また、それらに影響を受けた日本のバンド(ドラゴンアッシュやライズなど)もミクスチャーロックやヘヴィロックというカテゴリーで紹介されたため、この言葉が定着した。

 その後、よりメタル色が強いスリップノットやシステム・オブ・ア・ダウンなどが人気になり、ニューメタルの定義が固まった。
 この頃になると、日本でもヘヴィロックよりもニューメタルの呼称が多くみられるようになる。

 

 

Loud Rock:ラウドロックとは何か

 ラウドロックモダン・ヘヴィネスとも言う)も日本独自の表現であり、文字通り、ラウド(騒がしい)なロックミュージック全般を指す。

 こちらは、上記のヘヴィロック(ラップロック、ニューメタル)のバンドに加え、ハードコアやエモ、スラッシュメタルメタルコアなどの音楽を含めた表現で使われる傾向にある。

 

 日本のバンドの場合、洋楽志向の英語で歌うバンドと、日本語でギャグ的な面白さを織り交ぜたバンド、J-POPらしいメロディをもつバンドなど、日本ならではの幅広さがある。

 また、日本のラウドロックバンドの場合、メタルやパンクという線引きが無いバンドが多いため、ラウドロックという言葉がより有効に機能していると思われる。

 

 

 

代表的なアーティスト

※日本のアーティストのみ掲載。海外のものは「ラップロック」「ニューメタル」「エモ(スクリーモ)」「メタルコア」などの各ジャンルをご参照ください

ドラゴンアッシュ(Dragon Ash 活動期間:1996-)
ディルアングレイ(Dir En Grey 活動期間:1997-)
マキシマムザホルモン(Maximum The Hormone 活動期間:1998-)
ワンオクロック(One Ok Rock 活動期間:2005)
ウーバーワールド(UVERworld 活動期間:2000-)
マン・ウィズ・ザ・ミッション(Man With The Mission 活動期間:2010-)
ペイ・マネー・トゥー・マイ・ペイン(Pay Money To My Pain 活動期間:2005-2013)
SiM(シム 活動期間:2004-)

 

 

動画(全部で8作品)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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