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【ジャンル解説】ストーナーロック(Stoner Rock)

2018-04-16

音楽ジャンルを歴史と一緒にわかりやすくまとめました。

 

Stoner Rock:ストーナーロックとは何か

 

始まり:1990年代初頭アメリカ

 ストーナーロックとは、ガレージロックハードロックオルタナティヴロックハードコアパンクから派生したロックのサブジャンルである。
 サイケデリックでブルージーなリフ、ダウンチューニングによる重く分厚いサウンドと、独特の気だるさとトリップ感を特徴としている。

 ストーナー(stoner)とはドラッグ(主に大麻)やアルコールの常用者(または中毒者)を指す。なお、キマッている状態を”Stoned”と呼ぶ。その為、ストーナーロックはドラッグやアルコールに言及した曲が多い。アートワークなどもそれを匂わせるものが多く、快楽主義やパーティーなどの陽性なテーマが扱われる。
 また、サウンドの質感から一部のバンド(主にアメリカの南部・西部出身のバンド)は”デザートロック”(desert=砂漠)とも呼ばれている。

 


High Volume-Stoner Rock Collection

 

詳細解説

 ストーナーロックの起源は、初期のブラック・サバスやガレージロックバンドのブルー・チアーなどの、厚く歪みがかかったサウンドや、サイケデリックでスローテンポな楽曲を演奏したバンドにあると言われる。その他の影響元として、スペースロックと呼ばれたホークウインドや、ハードコアパンクのブラック・フラッグなども挙げられる。

 

 サウンドの傾向からドゥームメタルと混同されがちだが、両者の大きな違いは、ドゥームメタルがヘヴィメタルから派生したジャンルであるのに対し、ストーナーロックはブルースやガレージロック、オルタナティヴロックやハードコアパンクなどのアメリカンロックがバックグラウンドにある点である。また、ストーナーロックはドゥーム(Doom=破滅)メタルのように暗い世界観は持たず、ドラッグやアルコールに言及し、快楽やパーティーを歌う陽性な曲が多い。

 

 ストーナーロックは、90年代頃まではアンダーグラウンドなジャンルだったが、2000年前後のクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの商業的な成功により、広く認知されるようになった。

 

 

ストーナー(中毒者)が主人公のドタバタコメディ映画

 

代表的なアーティスト

カイアス(Kyuss 活動期間:1989-95)
クイーンズ・オブ・ザ・ストーンエイジ(Queens of the Stone Age 活動期間:1997-)
スリープ(Sleep 活動期間:1990-98, 2009-)
フー・マンチュー(Fu Manchu 活動期間:1985-)
モンスター・マグネット(Monster Magnet 活動期間:1989-)

【広い意味で含まれるアーテイスト】
ニューロシス(Neurosis 活動期間:1985-)
ボリス(Boris 活動期間:1992-)
エレクトリック・ウィザード(Electric Wizard 活動期間:1993-)
・ハイ・オン・ファイア(High On Fire 活動期間:1998-)

 

【影響元となったアーティスト】
ブラック・サバス、ブルー・チアー、ホークウインド、ディープ・パープル、クリーム、ブラック・フラッグ

 

動画(全部で13品)

ストーナーロックの起源その1

 

ストーナーロックの起源その2

 

 

ストーナーロックの起源その3

 

 

ストーナーロックの起源その4

 

 

 

 

音楽ジャンル解説の目次はコチラ