＜歌詞和訳＞A.D.I.D.A.S. – Korn　曲の解説と意味も

2018-08-112024-01-20Korn 歌詞和訳[表現] 性的

Korn – A.D.I.D.A.S.
コーン – A.D.I.D.A.S.

アメリカのニューメタル／ロックバンド コーンの2ndアルバム「Life Is Peachy」(1996年) に収録されている曲です。

同アルバムからの2枚目のシングルとして、1997年3月にリリースされました。

歌詞の意味と解釈

タイトル「A.D.I.D.A.S.」は、スポーツブランドのアディダスではなく、「All Day I Dream Of Sex」(＝俺は一日中セックスの夢を見ている) の頭文字をとったものです。

しかし、コーンの活動初期(1997年頃まで) は、「ジョナサン＝アディダスのセットアップジャージ」というくらい、アディダスのジャージとジョナサンは切っても切れない関係でした。

話は変わりますが、アディダスの由来は、しばしば「All Day I Dream Of Sports」だと誤解されるようですが、実際は創業者アドルフ（アディ）・ダスラーの名前からとられたものだそうです。

ちなみにプーマの創業者は兄のルドルフ・ダスラーです。

歌詞と和訳

Written By Jonathan Davis, James “Munky” Shaffer, Reginald “Fieldy” Arvizu, Brian “Head” Welch & David Silveria

Honestly, somehow it always seems
That I’m dreaming of something I can never be
It doesn’t bother me
'cause I will always be that pimp I see in all of my fantasies

正直に言うと、なぜだか俺は
自分がなれないものを、いつも夢見てる。
そんな事はどうでもいい
妄想の中じゃいつだって、俺は女をはべらしてる

・pimp　ポン引き。女タラシ。
　ポン引きとは売春婦を斡旋するなどする男（Person Into Marketing Prostitutes）の事。
　「女遊びが激しい男」の意味でも使われるようですので、訳詞ではこちらで訳しています。

I don’t know your fucking name
So what? Let’s. . .

てめぇの名前なんざ知るかよ
だから何だ？　おい…

Screaming may be the only way
That I can truly be free from my fucked up reality
So I dream and stroke it harder
'cause its so fun to see my face staring back at me

このクソみたいな現実から
解放される唯一の方法は叫ぶ事
だから俺はそいつを夢見て、激しく擦る。
俺の顔が俺を睨み返してるみたいで、すげぇ楽しいんだ

・stroke　「打つ」「撫でる」「一掻きする」「線を引いて打ち消す」等の意味の他、スラングで「マスターベーションする」という意味もあるようです。

I don’t know your fucking name
So what? Let’s fuck

てめぇの名前なんざ知るかよ
だから何だ？　ファックしようぜ

All Day I Dream About Sex
All Day I Dream About fuckin’

俺はいつもセックスの夢を見てる
俺はいつもファックする夢を見てる

All day, I dream about fuckin’
All day, I dream about sex

Yes, all day, I dream about sex
And all day, I dream about sex
（×４）

All day, I dream about sex
All day, I dream about fuckin’
All day, I dream about sex
All day, I dream about fuckin’

俺はいつもセックスの夢を見てる
俺はいつもファックする夢を見てる

【KORN】コーンオフィシャルバンドTシャツ#1 (M)

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Life Is Peachy（1996年）

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前作に劣らないハードな作風と、スキャットだけの曲やヒップホップのカバーなど、遊び心もある2ndアルバム。ファンからの人気は高いですが、短期間で作られたこのアルバムをメンバーは気に入っていない様子で、このアルバムの曲はライヴでもあまり演奏されていません。ありバムタイトルは"人生は素晴らしい"と言う意味で、皮肉だと思われます。