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【ジャンル解説】ポップパンク(Pop Punk)

2018-04-12音楽ジャンル辞典

音楽ジャンルを歴史と一緒にわかりやすくまとめました。

 

Pop Punk:ポップパンクとは何か

 

 

始まり:1990年代アメリカ

 ポップパンクとは、人々に受け入れられやすいメロディアスなフレーズ、ポップな歌や疾走感を強調したパンクロックを指す。
 パンクロックは攻撃的な主張や激しいサウンドにより閉鎖的な一面を持つが、ポップパンクはそういった排他的な要素を薄める事で、より多くのファンを獲得した。

 

 

詳細解説

 ポップパンクを世に知らしめたのは、1994年、アメリカのパンクロックバンド グリーン・デイのメジャーデビューアルバム「ドゥーキー」(Dookie=うんこ)である。このアルバムは世界中で1000万枚を越えるセールスを記録した。
 疾走感溢れるメロディアスでポップなサウンドは、従来の強面なパンクロックとは一線を画していたため、ポップパンクと呼ばれ、ジャンルを確立させた。

 

 グリーン・デイの商業的成功は、90年代において文字通り死にかかっていたパンクロックを復活させるほどのインパクトを持っており、後に世界中から追随するバンドが現れた。

 後続のバンドといえるブリンク182サム41シンプル・プランなどのバンドもブレイクし、ポップパンクは90年代以降、世界中で最も聴かれたパンクロックとなった。

 

 近年は、パンク要素が薄れ”エモ”や”パワーポップ”と区別があいまいになりつつも、若者を中心に高い人気を誇るジャンルとなっている。

 

 一方、生粋のパンクス(パンクロックの反権力的な姿勢を体現するミュージシャンやファン)からはポップパンクはセルアウト(売れ線)の偽物のパンク、と度々揶揄される。
 また、ここ日本においても”青春パンク”という蔑称に近い表現で呼ばれるバンドを多数生むこともあった。

 

 しかし、ポップなパンクロックはグリーン・デイ以前から存在する。パンクの元祖ラモーンズや、80年代のイギリスのパンクバンド バズコックス、西海岸パンクの重鎮ソーシャル・ディストーションなど、ポップとパンクはもともと相反するものでは無いと言える。

 

 

代表的なアーティスト

グリーン・デイ(Green Day 活動期間:1987-)
バズコックス(Buzzcocks 活動期間:1976-81, 1989-)
ソーシャル・ディストーション(Social Distortion 活動期間:1978-)
ブリンク182(Blink-182 活動期間:1992-2005, 2009-)
サム41(Sum 41 活動期間:1996-)
グッド・シャーロット(Good Charlotte 活動期間:1996-)
・シンプル・プラン(Simple Plan 活動期間:1999-)
イエロー・カード(Yellowcard 活動期間:1997-2008, 2010-17)
ボーイズ・ライク・ガールズ(Boys Like Girls 活動期間:2005-)

 

 

動画(全部で9作品)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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