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The Cure – Just Like Heaven 歌詞の意味と和訳

2019-02-16

The Cure – Just Like Heaven
ザ・キュアー – ジャスト・ライク・ヘヴン

 
 

 

The Cureの7作目のアルバム「Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me」(1987年) の9曲目に収録されている曲です。

同アルバムからの3枚目のシングルとしても、1987年10月にリリースされました。

ザ・キュアーを代表する曲で、シングル集「Galore」(1997年) や、ベストアルバム「Greatest Hits」(2001年) にも収録されています。

 

 

 

 

 

歌詞の意味と和訳

この曲は、ロバート・スミスが当時の恋人と、イギリスにあるビーチー・ヘッド岬(Beachy Head)で過ごした思い出から生まれた曲だそうです。
(ちなみにこの時の恋人とは、後に妻となるメアリー・プールです)

また、ビーチー・ヘッドは自殺の名所としても有名です。

 


Beachy Head and other Short Stories (English Edition)

 

その為、歌詞もただ甘いラヴソングではなく、衝撃的な展開を迎えます。

 

 

歌詞と和訳

Written by Pearl Thompson, Boris Williams, Lol Tolhurst, Simon Gallup & Robert Smith

“Show me, show me, show me how you do that trick
The one that makes me scream”, she said
“The one that makes me laugh”, she said
And threw her arms around my neck

“Show me how you do it, and I promise you
I promise that I’ll run away with you
I’ll run away with you”

”ねぇねぇ、見せて、見せてよ、一体どんな手品なの?
私、思わず叫んじゃった”と、彼女が言った
”凄く笑えたわ”
そう言うと、僕の首に腕を絡ませる

”どうやったか教えてよ、そしたら約束するわ
あなたと駆け落ちしてあげる
あなたとね”

 

Spinning on that dizzy edge
Kissed her face and kissed her head
Dreamed of all the different ways I had to make her glow
“Why are you so far away?”, she said
“Why won’t you ever know that I’m in love with you?
That I’m in love with you?”

目もくらみそうな崖っぷちで回りながら
彼女の顔や額にキスをする
彼女を楽しませようと、あらゆる方法を夢想した
”どうしてそんなに遠くにいるの?”彼女が言った
”どうしてわからないの? 私はあなたを愛しているの、
私はあなたを愛しているのよ?”

 

You, soft and only
You, lost and lonely
You, strange as angels
Dancing in the deepest oceans
Twisting in the water
You’re just like a dream(×2)

君は、柔らかく、かけがえの無い存在
君は、もういなくて、孤独
君は、天使のように無邪気
海の一番深いところで踊っている
水と戯れながら
君は、まるで夢のよう

 

Daylight licked me into shape
I must have been asleep for days
And moving lips to breathe her name
I opened up my eyes
And found myself alone, alone
Alone above a raging sea
That stole the only girl I loved
And drowned her deep inside of me

日の光で正気に返った
僕は何日も眠っていたようだ
彼女の名前を呟きながら
目を開くと
自分一人だと気付いた
たった一人、荒れ狂う海の上
海が、たった一人の恋人を奪っていった
僕の心の奥に、彼女は沈んだ

 

lick 舐める、触れる、打つ

 

You, soft and only
You, lost and lonely
You, just like heaven

君は、柔らかく、かけがえの無い存在
君は、もういなくて、孤独
君は、まるで天国のようさ

 

 

雑記

歌詞は「手品を見せてラブラブの様子」から始まりますが、彼女の口から出る「run away」という言葉が引っ掛かります。

それは、ただ「逃げる」だけではなく、「現実からの逃避」=「自殺」を意味していると解釈しました。

崖から荒れ狂う海へ身を投げ、海の底に沈んだ彼女と、意識を取り戻した自分。

そんな解釈をすると、あまりにも悲劇的な歌詞になります。

 

 

 

ちなみに、70年代に登場したインダストリアル・バンド Throbbing Gristle(スロッビング・グリスル)の名作「20 Jazz Funk Greats」のジャケットも、ビーチ―ヘッドで撮影されたものです。

 


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