スポンサーリンク

<歌詞和訳>Knockin’ On Heaven’s Door (天国への扉) – Bob Dylan 曲の解説と意味も

2020-03-07Bob Dylan 歌詞和訳

Bob Dylan – Knockin’ On Heaven’s Door
ボブ・ディラン – ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア(邦題:天国への扉)

 

アメリカのミュージシャン ボブ・ディランが映画「ビリー・ザ・キッド/21才の生涯」(Pat Garrett and Billy the Kid) の為に書き下ろした曲です。

1973年7月にシングルとしてリリースされました。

1970年代のボブ・ディランの代表曲と呼ばれており、エリック・クラプトンやガンズ・アンド・ローゼズ、U2、アヴリル・ラヴィーン等にカバーされています。

 


ビリー・ザ・キッド/21才の生涯 (字幕版)

 

歌詞の意味と解釈

歌詞にある「天国の扉をノックする」とは、自分が死ぬ間際の気持ちを表しています。

ボブ・ディランも出演している映画『ビリー・ザ・キッド』では、保安官が死ぬ場面でこの曲が流れます。

その為、劇中の保安官の死と歌詞を重ね合わせて考えられます。

一方で、この曲がリリースされた当時の時代背景として、ベトナム戦争の終結があります。
帰還兵は壮絶な戦争の体験と母国でのバッシングにより精神を病んだ者も多く、彼らの自殺が社会問題化したとも言われています。

彼らの悲劇的な運命と、この曲を重ね合わせて考える事もできます。

 

歌詞と和訳

Written by Bob Dylan

Mama, take this badge off of me
I can’t use it anymore
It’s getting dark, too dark to see
I feel I’m knockin’ on heaven’s door

母さん、このバッジを外してくれ
もう使い道はないんだ
暗くなってきた、暗くて見えやしない
俺はきっと天国の扉をノックしているんだ

 

Knock, knock, knockin’ on heaven’s door
Knock, knock, knockin’ on heaven’s door
Knock, knock, knockin’ on heaven’s door
Knock, knock, knockin’ on heaven’s door

ノック、ノック、天国の扉をノックする
ノック、ノック、天国の扉をノックする
ノック、ノック、天国の扉をノックする
ノック、ノック、天国の扉をノックする

 

Mama, put my guns in the ground
I can’t shoot them anymore
That long black cloud is coming down
I feel I’m knockin’ on heaven’s door

母さん、俺の銃を置いてくれ
もう撃てやしないんだ
大きい暗い雲が覆いかぶさってくる
俺はきっと天国の扉をノックしているんだ

 

Knock, knock, knockin’ on heaven’s door
Knock, knock, knockin’ on heaven’s door
Knock, knock, knockin’ on heaven’s door
Knock, knock, knockin’ on heaven’s door

ノック、ノック、天国の扉をノックする
ノック、ノック、天国の扉をノックする
ノック、ノック、天国の扉をノックする
ノック、ノック、天国の扉をノックする

 

 

さらに考察

天国の扉をノックする」というのは、一体どんな状態でしょうか。

ノックするからには、扉は当然閉まっています。

この時点で、すでに天国に行く資格が無いのかもしれません。”自分は罪を犯した” という意識があるわけです。

それでも、「扉を開けてくれ」とノックをする。これは、「罪は犯したけれど、自分には言い分がある、悪事を働いたけど決して悪人じゃない、神様、話だけでも聞いてください」そんな気持ちかもしれません。

それが映画の保安官や、ベトナム戦争の帰還兵の声だとすると、とても切ない気持ちになります。

そして、自分が死ぬ時、果たして天国の扉をノックするのだろうか、そう考えると、不思議な気持ちになります。

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Pat Garrett & Billy The Kid(邦題:ビリー・ザ・キッド 1973年)

 

映画「ビリー・ザ・キッド」のサントラとなる12thアルバムです。インスト曲も多く、評価が分かれる作品です。

 

The Very Best Of Bob Dylan(2016年)

 

2012年のアルバム『Tempest』までの代表曲を収録した、2枚組35曲、究極のベストにして入門に最適な作品です。

 

日本のシングル集(2020年)

 

来日に合わせた日本企画盤。日本でリリースされた1965年~85年までのシングルをリリース順に収録。

 

 

アルバム毎の特徴を知りたい人はこちら