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<歌詞和訳> I Go To Extremes (愛はイクストリーム) – Billy Joel 曲の解説と意味も

2020-02-11Billy Joel 歌詞和訳[生き方] 信念/自分らしさ

Billy Joel – I Go To Extremes
ビリー・ジョエル – アイ・ゴー・トゥー・エクストリームス(邦題:愛はイクストリーム)

 

アメリカのシンガーソングライターでピアノ奏者 ビリー・ジョエルの11thアルバム「Storm Front」に収録されている曲です。

同アルバムからの2枚目のシングルとして1990年にリリースされました。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルを訳すと「俺は極端に向かう」となります。

歌詞は、タイトル通り「極端に振り切れてしまう性格を歌ったもの」で、躁と鬱を表現したものという解釈もされています。

一方、ビリー本人によると当時の妻でモデルのクリスティ・ブリンクリー(婚姻関係は1985年~1994年まで)に対し、自分の性格を謝罪する意図が込められているそうです。

ちなみにクリスティは、『Uptown Girl』のミュージックビデオ等に登場しています。

 

歌詞と和訳

Written by Billy Joel

Call me a joker, call me a fool
Right at this moment I’m totally cool
Clear as a crystal, sharp as a knife
I feel like I’m in the prime of my life

Sometimes it feels like I’m going too fast
I don’t know how long this feeling will last
Maybe it’s only tonight

お調子者とでも、愚か者とでも、呼ぶがいい
この瞬間、俺は最高にイカしてる
水晶のように澄み切って、ナイフのように尖っている
まるで人生の絶頂期

たまに自分が生き急いでると感じるよ
こんな気持ちが、いつまで続くかわからない
もしかして、今夜で終わりかも

 

Darling, I don’t know why I go to extremes
Too high or too low there ain’t no in-betweens

And if I stand or I fall
It’s all or nothing at all
Darling, I don’t know why I go to extremes

ダーリン、なんで俺は極端になっちまうんだろう
ハイになり過ぎたり、ロウに入り過ぎたり、中間がないんだ

立ち上がるか、ぶっ倒れるか
全部か、無しか
ダーリン、なんで俺は極端になっちまうんだろう

 

 

Sometimes I’m tired, sometimes I’m shot
Sometimes I don’t know how much more I’ve got
Maybe I’m headed over the hill
Maybe I’ve set myself up for the kill

Tell me how much do you think you can take
Until the heart in you is starting to break?
Sometimes it feels like it will

疲れることもあれば、足腰立たないこともある
どれだけ手に入れりゃ気が済むか、わからない時もある
もしかして、人生の折り返しを過ぎたのだろうか
もしかして、終わりの支度をしているのだろうか

教えてくれよ、人は心が壊れてしまうまで
どれだけ耐えられるんだろう
たまに、そんな事になっている気がするんだ

 

shot 壊れた、疲れ切った、酔っ払った
up for ~に向けて意気込んで、賛成で、立候補して、資格があって、容疑で訴えられて

 

Darling, I don’t know why I go to extremes
Too high or too low there ain’t no in-betweens

You can be sure when I’m gone
I won’t be out there too long
Darling, I don’t know why I go to extremes

ダーリン、なんで俺は極端になっちまうんだろう
ハイになり過ぎたり、ロウに入り過ぎたり、中間がないんだ

俺がくたばれば、はっきりするだろうよ
グズグズ生き永らえるつもりはないんだ
ダーリン、なんで俺は極端になっちまうんだろう

 

out there あそこに、外には、この世には

 

Out of the darkness, into the light
Leaving the scene of the crime
Either I’m wrong or I’m perfectly right every time

Sometimes I lie awake, night after night
Coming apart at the seams
Eager to please, ready to fight
Why do I go to extremes?

暗闇を抜け、光の中へ
犯行現場を後にして
いつだって俺は、間違っているか、完璧に正しいか、どちらかなんだ

時には、毎晩眠れず
心身ともに参ってしまう
もてなしたかと思えば、すぐにケンカする
なんで俺は極端なんだろう?

 

scene of the crime 犯行現場
come apart at the seams 縫い目がほころぶ、バラバラになる
eager to please 心を込めてもてなす、歓待する

 

And if I stand or I fall
It’s all or nothing at all
Darling, I don’t know why I go to extremes

立ち上がるか、ぶっ倒れるか
全部か、無しか
ダーリン、なんで俺は極端になっちまうんだろう

 

Ohh I don’t know why I go to extremes
Too high or too low there ain’t no in-betweens

You can be sure when I’m gone
I won’t be out there too long
Darling, I don’t know why I go to extremes

なんで俺は極端になっちまうんだろう
ハイになり過ぎたり、ロウに入り過ぎたり、中間がないんだ

俺がくたばれば、はっきりするだろうよ
グズグズ生き永らえるつもりはないんだ
ダーリン、なんで俺は極端になっちまうんだろう

 

I don’t know why(×6)
Out of the dark, into the lights
Either I’m wrong or I’m perfectly right
I don’t know why

なぜだか分からない
暗闇を抜け、光の中へ
いつだって俺は、間違っているか、完璧に正しいか、どちらかなんだ
なぜだか分からない

 


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収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Storm Front(1989年)

後期の傑作ともいわれる、パワフルな曲とバラード曲とがよいバランスで収録された11thアルバムです。

 

Billy Joel: The Ultimate Collection(邦題:ビリー・ザ・ヒッツ 2000年)

キャリアを総括した全36曲2枚組のベストアルバム。ベストアルバムは何種類か出ていますが、代表曲を網羅するにはこれが一番と思われます。