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<歌詞和訳>Leaves That Are Green – Simon & Garfunkel 曲の解説と意味も

2020-03-15Simon & Garfunkel 歌詞和訳[生き方] 孤独/厭世

Simon & Garfunkel – Leaves That Are Green
サイモン・アンド・ガーファンクル – リーヴス・ザット・アー・グリーン(邦題:木の葉は緑)

 

アメリカのフォークデュオ サイモン&ガーファンクルの2ndアルバム「Sounds Of Silence」に収録されている曲です。

もともとは、1stアルバムが売上不振だった後にリリースされたポール・サイモンのソロアルバム「The Paul Simon Songbook」に収録されていた曲です。

 

 

歌詞の意味と解釈

キラキラしたアコギのサウンドと、「木の葉は緑」というタイトルから、明るい曲をイメージしますが、歌詞の内容はその反対です。

「緑の葉はやがて枯れ果て、愛情は冷め、人生とは出会いと別れの繰り返し」

なぜこんな冷めた視点で、20代前半のポール・サイモンは歌詞を書いたのでしょうか。

こういう曲を書かせたら彼の右に出る者はいないかもしれません。

 

歌詞と和訳

Written by Paul Simon

I was twenty-one years when I wrote this song
I’m twenty-two now but I won’t be for long
Time hurries on

僕がこの曲を書いたのは、21歳の時だった
今、僕は22歳。だけどそれも長くない
時間は足早に過ぎていく

 

And the leaves that are green turn to brown
And they wither with the wind
And they crumble in your hand

緑の木の葉が茶色くなる
風と共に枯れていき
君の手のひらで砕けていく

 

wither 枯れる、弱る
crumble 崩れる、砕く

 

Once my heart was filled with love of a girl
I held her close but she faded in the night
Like a poem I meant to write

かつて僕の心は、ある少女への愛でいっぱいだった
強く抱きしめたのに、彼女は夜の闇に消えていった
僕が書く詩のように、運命づけられていた

 

meant to ~するはず、~する運命にある

 

And the leaves that are green turn to brown
And they wither with the wind
And they crumble in your hand

緑の木の葉が茶色くなる
風と共に枯れていき
君の手のひらで砕けていく

 

I threw a pebble in a brook
And watched the ripples run away
And they never made a sound

僕は小川に小石を投げ
波紋を描くのを見つめていた
その波が音をたてる事は無い

 

pebble 小石
brook 小川、耐える

 

I threw a pebble in a brook
And watched the ripples run away
And they never made a sound

僕は小川に小石を投げ
波紋を描くのを見つめていた
その波が音をたてる事は無い

 

Hello, hello, hello, hello
Good-bye, good-bye, good-bye, good-bye
That’s all there is

And the leaves that are green turn to brown

ハロー、ハロー、ハロー、ハロー
グッバイ、グッバイ、グッバイ、グッバイ
あるのはそれだけ

緑の木の葉が茶色くなる

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Sounds Of Silence(1966年)

バンドアレンジの『The Sound Of Silence』のヒットにより、活動休止状態から急遽制作された2ndアルバム。ロングセラーとなりました。

 

The Paul Simon Songbook(1965年)

1stアルバム不振の後、ポール・サイモンがイギリスでソロ活動をしていた際にリリースしたアルバムです。アコギ一本のシンプルな本作は、根強い支持者も多いです。
ジャケットに映る女性は、当時の恋人で曲にもなったキャシーです。

2004年に再発されるまでは、ポールの意向により長らく廃盤状態だったそうです。

 

The Best Of Simon & Garfunkel(邦題:サイモン&ガーファンクルのすべて 1999年)

代表曲を網羅した、全20曲収録のベストアルバムです。