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<歌詞和訳>Cecilia (いとしのセシリア) – Simon & Garfunkel 曲の解説と意味も

2020-03-14Simon & Garfunkel 歌詞和訳[表現] ユーモア・面白い歌詞, 作り手の苦悩

Simon & Garfunkel – Cecilia
サイモン・アンド・ガーファンクル – セシリア(邦題:いとしのセシリア)

 

アメリカのフォークデュオ サイモン&ガーファンクルのラストアルバムとなる5作目「Bridge Over Troubled Water」(邦題:明日に架ける橋) に収録されている曲です。

同アルバムの3枚目のシングルとして、1970年4月にリリースされました。

 

歌詞の意味と解釈

歌詞はシンプルで、「セシリア」という浮気性な女性に翻弄される、主人公の姿が描かれています。

一方、セシリアとは、キリスト教の聖人であり、音楽家の守護神ともされている “聖セシリア” の事であるとも言われています。

そう考えると、もう1つの解釈ができます(そちらは和訳の後に書かせてもらいました)。


聖セシリア像 高さ15cm

 

歌詞と和訳

Written by Roy Halee, Art Garfunkel & Paul Simon

‘Cilia, you’re breaking my heart
You’re shaking my confidence daily
Oh, Cecilia, I’m down on my knees
I’m begging you please to come home

セシリア、君は僕の心を傷つけ
毎日、僕の自信を揺さぶる
あぁ、セシリア、お願いだから
どうか戻ってきておくれ

 

confidence 信頼、自信、大胆、打ち明け話
down on my knees ひざまずく

 

‘Cilia, you’re breaking my heart
You’re shaking my confidence daily
Oh, Cecilia, I’m down on my knees
I’m begging you please to come home
Come on home

セシリア、君は僕の心を傷つけ
毎日、僕の自信を揺さぶる
あぁ、セシリア、お願いだから
どうか戻ってきておくれ
戻ってきておくれ

 

Making love in the afternoon with Cecilia
Up in my bedroom (making love)
I got up to wash my face
When I come back to bed
Someone’s taken my place

昼下がりにセシリアと
2階の僕の寝室で、愛し合った(愛し合っていた)
僕は起きて顔を洗い
ベッドに戻ると
別の誰かが僕の場所にいた

 

‘Cilia, you’re breaking my heart
You’re shaking my confidence daily
Oh, Cecilia, I’m down on my knees
I’m begging you please to come home
Come on home

セシリア、君は僕の心を傷つけ
毎日、僕の自信を揺さぶるんだ
あぁ、セシリア、お願いだから
どうか戻ってきておくれ

 

Oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh oh oh oh
(take it up, take it up)
(take it up, take it up)

オ、オ、オー
オ、オ、オーオーオオーオー

(始めよう、さぁ始めよう)

 

Jubilation, she loves me again
I fall on the floor and I’m laughing
Jubilation, she loves me again
I fall on the floor and I’m laughing
Oh oh oh oh oh oh oh

やったぞ、彼女がまた僕を愛してくれる
僕は笑いながら、床を転げまわる
やったぞ、彼女がまた僕を愛してくれる
僕は笑いながら、床を転げまわる

 

jubilation 歓喜、大喜び、祝祭

 

 

解説:もう1つの解釈

歌詞は一見、”浮気性の女性セシリア” を歌ったもののように思えますが、音楽の守護神とされている  “聖セシリア” と関連したものとして歌詞を読むと、もう1つの解釈ができます。

それは、「音楽のインスピレーションに翻弄される、音楽家の姿」です。

インスピレーションは、自分の力ではどうする事もできません。その為、悲観的になって傷つき、自分の自信を揺るがします。

インスピレーションに対しては、ただひざをついて「僕のもとに帰ってきて」と願う事しかできません。

さらに、移り変わりの激しいポップチャートでは、「顔を洗っている(ような短い)間にも、別のアーティストに自分のポジションを奪われる」という事はよくあると思われます。

歌詞は、そんな音楽の聖人に「僕のもとに降りてきて」とひざまずく音楽家の話、とも読み取れます。

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Bridge Over Troubled Water(邦題:明日に架ける橋 1970年)

 

ラストアルバムとなる5thアルバム。グラミー賞では6部門を獲得し、現在までに2,500万枚以上売れている、モンスターアルバムです。

 

The Best Of Simon & Garfunkel(邦題:サイモン&ガーファンクルのすべて 1999年)

 

代表曲を網羅した、全20曲収録のベストアルバムです。