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<歌詞和訳>Lithium – Evanescence 曲の解説と意味も

2020-02-22Evanescence 歌詞和訳悲観/憂鬱/苦悩

Evanescence – Lithium
エヴァネッセンス – リチウム

 

女性ボーカリスト エイミー・リー率いるアメリカのニューメタルバンド エヴァネッセンスの、2ndアルバム「The Open Door」に収録されている曲です。

同アルバムの2枚目のシングルとして、2007年1月にリリースされました。

 

リチウムと聞くとNIRVANAの『Lithium』を思い浮かべてしまいますが、別の曲です(聴く前はてっきりカバーかと思っていました…)。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルの「リチウム」とは、"精神安定剤" の名称です。
(ちなみに英語の発音として「リシアム」の方が近いです)

歌詞におけるリチウムとは、「自分にとってよくないとわかっているものの、頼らずにいられないもの」を指しているようです。

それが文字通り精神安定剤(やクスリ) である事もあれば、酒やギャンブル、そして人間関係の場合もあります(『Call Me When You Sober』に歌われていたダメな恋人も含まれるでしょう)。

 

歌詞と和訳

Written by Amy Lee

Lithium
Don’t wanna lock me up inside
Lithium
Don’t wanna forget how it feels without
Lithium
I wanna stay in love with my sorrow
Oh
But God, I wanna let it go

リチウム
心を閉ざしたくない
リチウム
無くした時の気持ちを、忘れたくない
リチウム
この悲しみを愛していたい
あぁ
でも神様、もうやめにしたいの

 

let it go そのままにしておく、解放する、諦める

 

Come to bed, don’t make me sleep alone
Couldn’t hide the emptiness, you let it show

Never wanted it to be so cold
Just didn’t drink enough to say you love me

I can’t hold on to me
Wonder what’s wrong with me

ベッドに来て、一人きりで眠らせないで
この虚しさを隠せず、あなたに見せてしまう

こんなに冷たくなってしまうものを、欲しくなかった
私を愛してるなんて言ってくれるほど、あなたは酔っていなかった

耐えられない
何が間違っていたの

 

Lithium
Don’t wanna lock me up inside
Lithium
Don’t wanna forget how it feels without
Lithium
I wanna stay in love with my sorrow

リチウム
心を閉ざしたくない
リチウム
無くした時の気持ちを、忘れたくない
リチウム
この悲しみを愛していたい

 

Don’t wanna let it lay me down this time
Drown my will to fly
Here in the darkness I know myself
Can’t break free until I let it go
Let me go

今度こそ負けたくないのに
飛び立つ意志を挫かれ
闇の中で自分を知る
止めるまで、私は自由になれない
私を放して

 

Darling, I forgive you after all
Anything is better than to be alone

And in the end I guess I had to fall
Always find my place among the ashes

I can’t hold on to me
Wonder what’s wrong with me

ダーリン、やっぱりあなたを許してしまう
一人きりより、いくらかマシ

結局は、私も堕ちていくの
いつだって、灰の中に自分の居場所を見つける

耐えられないわ
何が間違っていたの

 

Lithium
Don’t wanna lock me up inside
Lithium
Don’t wanna forget how it feels without
Lithium
I wanna stay in love with my sorrow

リチウム
心を閉ざしたくない
リチウム
無くした時の気持ちを、忘れたくない
リチウム
この悲しみを愛していたい

 

Stay in love with you
I, I’m gonna let it go

あなたを愛していたい
私は、もう止めるわ

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

The Open Door(2006年)

ソングライティングを担っていたギタリスト ベン・ムーディが脱退し、曲調も歌詞もエミリー色(クラシック、ピアノ) が強まった2ndアルバムです。