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<歌詞和訳>The End – The Doors 曲の解説と意味も

2020-04-04Doors(The Doors) 歌詞和訳[表現] 詩的/文学的

The Doors – The End
ザ・ドアーズ – ジ・エンド

 

ボーカリストで詩人のジム・モリソンが在籍していたロックバンド ザ・ドアーズの1stアルバム「The Doors」(邦題:ハートに火をつけて 1967年) の最後に収録されている曲です。

11分を越える長尺の曲で、前半部分と後半部分に分けてレコーディングされたものを繋ぎ合わせる形で完成しています。

 

また、ベトナム戦争を題材にしたフランシス・コッポラ監督の大作映画「地獄の黙示録」(1979年公開) に使用されました。


地獄の黙示録・特別完全版 (字幕版)

 

歌詞の意味と解釈

歌詞は抽象的で難解であり、ドイツの哲学者フロイトの言葉との関連性が指摘されています。

また、ギリシア神話のオイディプスを思わせる「父親殺し」「母親との姦通」などのショッキングな描写もあります。

ジム・モリソンは「恋人との別れ」の曲として書き始めたらしいですが、歌詞の世界は広がりを見せ、「少年から大人になる事」「ベトナム戦争」「ヒッピーとドラッグカルチャー」など、様々に解釈されているようです。

ここでは詩として訳させていただきました。

 

歌詞と和訳

Written by John Densmore, Robby Krieger, Ray Manzarek & Jim Morrison

This is the end
Beautiful friend
This is the end
My only friend, the end

もう終わりさ
素晴らしい友よ
もう終わりさ
たった一人の友よ

 

Of our elaborate plans, the end
Of everything that stands, the end
No safety or surprise, the end
I’ll never look into your eyes again

手の込んだ俺達の計画は終わった
残っているすべてが終わったんだ、終わり
安堵も驚きもない、終わり
君の瞳を見つめる事はもうないだろう

 

elaborate 入念な、手の込んだ

 

Can you picture what will be?
So limitless and free
Desperately in need
Of some stranger’s hand
In a desperate land

これからどうなるか、想像できるか?
どこまでも無限で自由で、
見知らぬ人の助けが
どうしても必要になる
絶望的な国

 

desperately in need of どうしても~が必要な
desperate 自暴自棄の、死に物狂いの、絶望的な

 

Lost in a Roman wilderness of pain
And all the children are insane
All the children are insane
Waiting for the summer rain, yeah

苦痛に満ちたローマの荒れ地で道に迷い
子供たちはみな、正気を失う
子供たちはみな、正気を失う
夏の雨を待ちわびている

 

wilderness 荒れ地、わびしいもの、原野

 

There’s danger on the edge of town
Ride the King’s Highway, baby
Weird scenes inside the gold mine
Ride the highway west, baby

町のはずれには危険がある
“王の道” を進め
金鉱では不気味な光景が広がっている
王の道を西に向かって進め、ベイビー

 

weird 気味の悪い、不可解な

 

Ride the snake, ride the snake
To the lake, the ancient lake, baby
The snake, he’s long, seven miles
Ride the snake

蛇に乗れ、蛇に乗るんだ
湖に向かって、それは古代の湖
蛇は長い、7マイルもある
蛇に乗るんだ

 

He’s old and his skin is cold
The west is the best
The west is the best
Get here and we’ll do the rest

The blue bus is calling us
The blue bus is calling us
Driver, where you taking us?

蛇は年老いて、肌は冷たい
西が一番だ
西が一番だ
そこに着いたら、一休みしよう

ブルーバスが俺達を呼んでいる
ブルーバスが俺達を呼んでいる
運転手さん、俺達をどこへ連れていくんだい?

 

blue bus ロサンゼルスの「ビッグ・ブルー・バス」とも、依存性がある鎮痛剤オキシモルフォンの「青い錠剤」を指すとも言われています。

 

The killer awoke before dawn
He put his boots on
He took a face from the ancient gallery
And he walked on down the hall

殺人者は夜明け前に目覚めた
奴はブーツを履き
古代の画廊から面を手に取り
廊下を下っていった

 

He went into the room where his sister lived, and then he
Paid a visit to his brother, and then he
He walked on down the hall, and
And he came to a door
And he looked inside
“Father?” “Yes, son?” “I want to kill you”
“Mother? I want to…”

奴は自分の妹が住んでいる部屋を訪ね、
それから弟を訪ね
それから廊下を下り
ドアまで来て
中に入る
「父さん?」「何だい? 息子よ」「あんたを殺したい」
「母さん? 俺がしたいのは…」

 

Come on baby, take a chance with us
Come on baby, take a chance with us
Come on baby, take a chance with us
And meet me at the back of the blue bus
Of the blue bus, on the blue bus, on the blue bus

「さあ来なよ、ベイビー、一か八かやってやろう
さあ来なよ、ベイビー、一か八かやってやろう
さあ来なよ、ベイビー、一か八かやってやろう

ブルーバスの後ろで会うんだ
ブルーバスの、後ろで

 

take a chance 一か八かやってみる

 

Come on yeah
Fuck, fuck
Fuck fuck, fuck, fuck
Come on baby, fuck me baby yeah
Fuck fuck fuck fuck fuck
Come on baby, fuck me baby
Fuck fuck fuck fuck fuck
Come on
Fuck fuck
Alright
Fuck fuck
Kill, kill, kill, kill

さぁ、やろう
やろう、やろう
やろう、やろう、やろう、やろう
さあ来なよ、ベイビー、俺とやろう
やろう、やろう、やろう、やろう
さあ来なよ、ベイビー、俺とやろう
やろう、やろう、やろう、やろう
さあ来なよ
やろう、やろう
大丈夫
やろう、やろう
殺せ、殺せ、殺せ、殺せ

 

This is the end
Beautiful friend
This is the end
My only friend, the end

もう終わりさ
素晴らしい友よ
もう終わりさ
たった一人の友よ

 

It hurts to set you free
But you’ll never follow me

The end of laughter and soft lies
The end of nights we tried to die
This is the end

君と別れるのは辛いけど
俺について来てはくれないだろう

笑いと軽い嘘の終わり
死のうとした夜は終わった
もう終わり

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

The Doors(邦題:ハートに火をつけて 1967年)

 

激しさと妖しさと巧みさが融合し、すでに完成形といえる1stアルバム。ロックの名盤として永遠に歴史に刻まれる作品です。
2017年に、50周年を記念したデラックスエディション(右側) がリリースされました。

 

The Very Best Of Doors(2017年)

 

ドアーズのデビュー40周年を記念してリリースされたベストアルバム。代表曲がほぼ網羅された全20曲で、最初に手を出すのに最適です。