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<和訳>The Clash – I Fought The Law

2017-12-25

The Clashの「The Cost of Living」という1979年リリースのEP(Expended play=シングルよりも長い収録)に収録された楽曲です。ザ・クリケッツのカバ―曲ですが、バンドを代表する曲となっています。

オリジナルアルバムには未収録ですが、1979年にリリースされたアメリカ版の「The Clash(白い暴動)」(イギリスでのリリースから2年遅れ) に収録されています。イギリス版(正規)「The Clash」から数曲を入れ替えたアメリカ版「The Clash」は、日本では「パールハーバー’79」という名前でリリースされました。つまり、「パールハーバー’79」とアメリカ版「The Clash」は同じ内容です。

 

 

The Clash – I Fought The Law
ザ・クラッシュ – アイ・フォウト・ザ・ロウ

 

Breakin’ rocks in the hot sun
熱い太陽の下で ロックを壊す
I fought the law and the law won
俺は法律と戦ったが、勝ったのは法律さ
I fought the law and the law won
俺は法律と戦ったが、勝ったのは法律さ

I needed money ‘cause I had none
金が必要だったんだ 文無しだったから
I fought the law and the law won
法律と戦ったが、勝ったのは法律さ
I fought the law and the law won
法律と戦ったが、勝ったのは法律さ

I left my baby and it feels so bad
恋人を置いていった、酷い気分さ

Guess my race is run
俺も運の尽きみたいだ

She’s the best girl that I ever had
彼女は今まであった中で最高の女

I fought the law and the law won
俺は法律と戦ったが、勝ったのは法律さ

I fought the law and the
俺は法律と戦った

Robbin’ people with a six-gun
6連拳銃で強盗をやった
I fought the law and the law won
法律と戦ったが、勝ったのは法律さ
I fought the law and the law won
法律と戦ったが、勝ったのは法律さ

I lost my girl and I lost my fun
彼女を失い、楽しみを失った

I fought the law and the law won
法律と戦ったが、勝ったのは法律さ
I fought the law and the law won
法律と戦ったが、勝ったのは法律さ

I left my baby and it feels so bad
俺は恋人を置いていった、酷い気分さ
Guess my race is run
俺も運の尽きみたいだ
She’s the best girl that I ever had
彼女は今まであった中で最高の女
I fought the law and the law won
法律と戦ったが、勝ったのは法律さ

I fought the law and the
俺は法律と戦った

I fought the law and the law won(×7)
俺は法律と戦ったが、勝ったのは法律さ

I fought the law and the
俺は法律と戦った

Written by Sonny Curtis
I Fought the Law Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC


Joe Strummer追悼15周年 CLASH/JOE STRUMMER クラッシュ – Glasgow 1980 / ポスター 【公式 / オフィシャル】

 

雑記

「法律と戦った」というタイトルはいかにもパンクバンド、ザ・クラッシュらしいですが、この曲のオリジナルはザ・クリケッツ(The Crickets)です。
原曲の雰囲気では、「法律と戦った」というのが反体制的な意味ではなく、小悪党の言い訳めいた皮肉に感じられます。
オリジナルはこちら↓(1959年作品)

 

グリーン・デイもカバーしていますが、こちらはザ・クラッシュのカバーバージョンのカバーとなっています。

 

 

日本では、意外なところでマーシーこと真島昌利(ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズ)が日本語でクリケッツのバージョンをカバーしています。

↓長らく廃盤だったソロの3rdアルバム(1992年)が2007年にリイシュー。追加されたボーナスディスクに『I Fought The Law』が収録されています。

 

訳す上で、気にした箇所が3つあります。
「Breakin’ rocks in the hot sun」のフレーズを、岩石を打ち砕く(=労働者の姿)と訳しているのをネット上で拝見しました。私は岩石とはせず、ロック(ロックンロール)と訳させていただきました。エルヴィスもビートルズも否定したパンクロックならではの「ロックを壊す」という解釈です。
また、「in the hot sun」の部分は同じくロンドンパンクのSEX PISTOLSの代表曲『Holidays in the sun』(邦題:さらばベルリンの陽)との共鳴も感じてみたり(勝手な妄想ですが)。

my race is run」は運が尽きた、と訳しました。文法的には「俺のレースが始まった」の方が正しい気がしますが、文脈的にしっくりくるのは「運が尽きた」と考えました。

She’s the best girl that I ever had」は「今まで会った中で最高の女」と訳しました。文脈的には「今までヤッた中で最高の女」くらいの方が正しそうですが、遊び目的の女性との別れよりも、「人生を棒に振ってもいいくらい好きになった女」との別れと考えた方が歌詞がカッコイイと思うので、そう捉えています。

 

 

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