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<和訳>The Clash – Hitsville U.K.

2017-12-25

The Clashの4作目のアルバム「Sandinista!」(サンディニスタ! 1980年) に収録された楽曲です。
アルバムは当時アナログ3枚組36曲というボリュームでリリースされました。CDでは2枚組となり、この曲は1枚目の2曲目に収録されています。
1981年1月に13枚目のシングル曲として、シングルカットされました。

 

The Clash – Hitsville U.K.
ザ・クラッシュ – ヒッツヴィル・ユー・ケー

 

They cried the tears, they shed the fears,
奴らは涙を流し、不安もごまかさず
Up and down the land,
この国をツアーして回った

They stole guitars or used guitars
奴らが手にしたのは盗んだギターや中古ギター
So the tape would understand,
デモテープは知っていた
Without even the slightest hope of a thousand sales
その音楽は1000枚のセールスも見込めないけど
Just as if, as if there was, a Hitsville in U.K.,
そこにはまるで、昔からあるかように、ヒッツビルUKが込められていたんだ
I know the boy was all alone, til the Hitsville hit U.K.
少年はずっと一人ぼっちだった、ヒッツビルがUKでヒットするまではね

They say true talent will always emerge in time,
When lightening hits small wonder
本物はいつだって然るべき時に登場する、って
稲妻のようなヒットが生まれた時に人々は噂するのさ
Its fast rough factory trade,
それは高速で粗削りな工場取引(ファクトリーやラフトレード)
No expense accounts, or lunch discounts
無駄な経費はかけないし、ランチのような割引もしない

Or hyping up the charts,
ヒットチャートの操作も無しさ

The band went in, ‘n knocked ‘em dead, in 2 min. 59
そのバンドが出てくると2分59秒でハイプどもをぶっ飛ばしちまうんだ
I know the boy was all alone, til the Hitsville hit U.K.
少年はずっと一人ぼっちだった、ヒッツビルがUKでヒットするまではね

No slimy deals, with smarmy eels – in Hitsville U.K.
ヒッツビルUKじゃ、小賢しい駆け引きは無しさ
Lets shake’n say, we’ll operate – in Hitsville U.K.
腰を振って踊りなよ 俺らが運営するヒッツビルUKで
I know the girl felt all alone, till the Hitsville hit U.K.
少女はずっと孤独を感じてた、ヒッツビルがUKでヒットするまではね

The mutants, creeps and musclemen,
変わり者も、暗い奴も、筋肉バカも

Are shaking like a leaf,
木の葉のように体を揺らす

It blows a hole in the radio,
When it hasn’t sounded good all week,
いい音楽が1週間も流れてこなかった時に
そいつがラジオに風穴を開けた
A mike’n boom, in your living room – in Hitsville U.K.
君の部屋にマイクの音が響くのさ、ヒッツビルUKの

No consumer trials, or A.O.R., in Hitsville U.K.,
消費調査も、A.O.R.も、ヒッツビルUKにはありゃしない
I know the boy was all alone, til the Hitsville hit U.K.
少年はずっと一人ぼっちだった、ヒッツビルがUKでヒットするまではね

Now the boys and girls are not alone,
もう少年も少女も孤独じゃない

Now the Hitsville’s hit U.K.
今はヒッツビルがUKでヒットしてるのさ
I know the boys and girls are not alone,
少年も少女も孤独じゃないのさ
Now the Hitsville’s hit U.K.
今はヒッツビルがUKでヒットしてるのさ
(×2)

Written by Joe Strummer, Mick Jones • Copyright © Universal Music Publishing Group

 


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言葉の意味・解説

Hitsville UK 造語。元ネタはアメリカのモータウン・レコードにつけられたニックネーム「Hitsville USA」と思われます。hitsはヒット作品、Villeは街という意味。私は「架空のインディーレコードレーベル」くらい意味で訳させていただきました。

Up and down 「上がったり下がったり」「行ったり来たり」「至る所で」「浮き沈みが激しい」といった意味です。

small wonderrough factory trade それぞれ「スモール・ワンダー・レコード」「ラフトレード」「ファクトリー」といった英国のインディーレーベルを想起させます。ラフトレードはThe Smithsを、ファクトリーはNew Orderを輩出しています。

hype up 「誇大宣伝をする、(観客などを)煽る」

その他、当時の音楽業界的なネタや表現が盛り込まれていそうです。

 

雑記

情熱がこもった本物の音楽が、聴いた人々の人生を変えていく、というストーリーは好きです。

女性ボーカルは当時ミック・ジョーンズの恋人だったという歌手のエレン・フォーリー(Ellen Foley)です。

 

 1981年にリリースされたセカンドアルバム『Spirit of St.Louis』(邦題:悲しみシスター)はジョー・ストラマー&ミック・ジョーンズが半分の楽曲を提供し、クラッシュのメンバーが全面的にバックアップした事で注目を浴びたそうです。
 

 

 

クラッシュとパンク。ジョー・ストラマーの生き様を、一通り知ることができます

 

読み応え十分の全曲解説