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<歌詞和訳>I Need To Be In Love (青春の輝き) – Carpenters 曲の解説と意味も

2019-12-27Carpenters 歌詞和訳[恋愛] 別れ/後悔,[生き方] 新たな出発/転機

Carpenters – I Need To Be In Love
カーペンターズ – アイ・ニード・トゥー・ビー・イン・ラヴ(邦題:青春の輝き)

 

アメリカ出身の兄妹によるデュオ カーペンターズの、7thアルバム「A Kind of Hush」(邦題:見つめあう愛) に収録されている曲です。

1976年5月にシングルとしてリリースされました。

生前のカレン・カーペンターが最も気に入っていた曲だと言われています。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルを直訳すると「私は恋をしなきゃならない」となります。

歌詞の内容は、「恋に慎重になるあまり、恋を理性で抑えようとしていた過去の自分への後悔」です。

だからこそサビでは「I Need To Be In Love=私はもっと感情のままに恋をすべきだ」と、吹っ切れています。

邦題は「青春の輝き」となっていますが、「失われた青春の輝きを、恋をして取り戻す」という意味で付けられたものだと思われます。

 

歌詞と和訳

Written by Albert Hammond, John Bettis & Richard Carpenter

The hardest thing I’ve ever done
Is keep believing
There’s someone in this crazy world for me

The way that people come and go
Through temporary lives
My chance could come and I might never know

今まで経験した中で、一番辛いことは
こんな狂った世界にも、自分を想ってくれる誰かがいるのだと、
信じ続ける事

人々がその場限りの人生で
やって来ては去っていくように
私にチャンスが来ても、気づかないのかもしれない

 

temporary 一時の、はかない、間に合わせの

 

I used to say “No promises
Let’s keep it simple"
But freedom only helps you say good-bye

It took a while for me to learn
That nothing comes for free
The price I’ve paid is high enough for me

「約束なんて交わさずに
気軽な関係でいましょう」なんて私は言っていたけれど
そんな自由はあなたに “さよなら" を言い易くさせただけ

自由なだけじゃ何も得られないって
わかるのに随分時間がかかった
高い代償を払ったってわけね

 

take a while 時間がかかる

 

I know I need to be in love
I know I’ve wasted too much time
I know I ask perfection of
A quite imperfect world
And fool enough to think that’s what I’ll find

そうね、恋に溺れなくちゃ
そうね、随分時間がかかったわ
不完全なこの世界で
完璧さを求めていた
そんなものを見つけようだなんて、バカな話ね

 

So here I am with pockets full of good intentions
But none of them will comfort me tonight
I’m wide awake at four a.m
Without a friend in sight
Hanging on a hope but I’m alright

“良いお話" ならポケットに溢れるほどあるけれど
今夜の私を慰めてくれるものは1つもない
午前4時なのにすっかり目が冴えて
<こんな愚痴を言い合える>友達もいなくなって
すがりつけるものは希望だけ、でも平気

 

intention 意図、目的、(男性から女性への)結婚の意志
wide awake すっかり目の覚めた、抜け目のない

 

I know I need to be in love
I know I’ve wasted too much time
I know I ask perfection of
A quite imperfect world
And fool enough to think that’s what I’ll find
(×2)

そうね、恋に溺れなくちゃ
そうね、随分時間がかかったわ
不完全なこの世界で
完璧さを求めていた
そんなものを見つけようだなんて、バカな話ね

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

A Kind Of Hush(邦題:見つめあう恋 1976年)

 

カレンの拒食症やリチャードの睡眠薬依存など、問題が表面化した時期に作られた7thアルバム。商業的にも今までと比べ振るわない結果となりましたが、後期カーペンターズのベストに挙げられている作品です。

 

Carpenters 40/40 The Best Selection(2009年)

カーペンターズの結成から40周年を記念してリリースされた、2枚組計40曲収録のベストアルバム。代表的な曲はほぼ網羅されています。

 

青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ(1995年)

ドラマ主題歌によるヒットから、日本独自に企画されたベストアルバムです。上の2枚組40曲は多すぎるという人には、ちょうどよいボリューム(22曲入り) だと思います。