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<歌詞和訳>Old Brown Shoe – The Beatles 曲の解説と意味も

[その他 Beatles],Beatles 歌詞和訳[恋愛] 情熱的な愛,[表現] 詩的/文学的

The Beatles – Old Brown Shoe
ザ・ビートルズ – オールド・ブラウン・シュー

 

ザ・ビートルズのシングル「The Ballad Of John And Yoko」(邦題:ジョンとヨーコのバラード 1969年) のB面に収録された曲です。

オリジナルアルバムには未収録で、ビートルズ後期のベストアルバム「1967-1970」(通称青盤)や、シングル曲のコンピレーションアルバム「Past Masters」(1988年)に収録されています。

ジョージ・ハリスンの作品で、普段使わないピアノで作曲したそうです。その為か、独特なリズム(スカの裏打ちなど)や予測しづらい曲展開など、一風変わった曲に仕上がっています。

 

この曲でベースを弾いているのはポールなのかジョージなのか、ドラムを叩いているのはリンゴなのかポールなのか、時代によって表記が揺れており、熱心なファンの間で議論されています。

 

歌詞の意味と解釈

タイトル「オールド・ブラウン・シュー」を訳すと"古びた茶色い靴“となります。

歌詞は「相反するもの」(物事の二面性)を並べるというアイデアから作られたそうで、恋愛がテーマのように見えますが、哲学的な雰囲気も漂っています。

肝心の「古びた茶色い靴」が何を表すのかは不明ですが、歌詞には”Now I’m stepping out this old brown shoe”(=僕は今、この古びた茶色い靴の外に出て(脱いで)いる)とあるので、「古びた茶色い靴」は"世の中のしきたりや固定観念"などを指しているのではないかと思われます。

 

歌詞と和訳

Written by George Harrison

I want a love that’s right
But right is only half of what’s wrong
I want a short haired girl
Who sometimes wears it twice as long

正しい愛が欲しいんだ
でも、正しい愛は間違った愛の半分ほどしかない
短い髪の恋人が欲しいんだ
でも時々、2倍くらいの長さにして欲しいな

 

Now I’m stepping out this old brown shoe
Baby, I’m in love with you
I’m so glad you came here
It won’t be the same now, I’m telling you

僕は今、この古びた茶色い靴を脱いでいる
ベイビー、君に恋してるんだ
君が来てくれてすごく嬉しいよ
僕は今までの僕じゃない、本当さ

 

step out (ちょっと)外出する、急ぐ、遊びに出かける ※歌詞では、old brown shoeから解放されているというニュアンスだと解釈しました
I’m telling you 本当だって、わかったかい?

 

You know you pick me up
From where some try to drag me down
And when I see your smile
Replacing every thoughtless frown

みんなが僕を引きずり下ろそうとする場所から
君は僕を拾い上げてくれた
だから、みんなの冷たいしかめ面の代わりに
君の笑顔が見えるんだ

 

replace 置き換える、交換する、戻す
thoughtless 不注意な、軽率な、思いやりの無い
frown 眉をひそめる、しかめ面

 

Got me escaping from this zoo
Baby, I’m in love with you
I’m so glad you came here
It won’t be the same now when I’m with you

この動物園から僕を逃がしてくれた君
ベイビー、君に恋してるんだ
君が来てくれてすごく嬉しいよ
君と一緒なら、僕は今までの僕じゃなくなるんだ

 

If I grow up I’ll be a singer
Wearing rings on every finger
Not worrying what they or you say
I’ll live and love and maybe someday
Who knows, baby, you may comfort me, hey

大人になったら歌手になるんだ
全部の指に指輪をはめて
人の言う事で悩んだりせず
生きて、恋をして、そしてもしかしたら、いつの日か
ひょっとしたら、ベイビー、君が僕を癒してくれるかも、ねぇ?

 

who knows さあね、ひょっとしたら
comfort 慰める、楽にする、心地よさ

 

I may appear to be imperfect
My love is something you can’t reject
I’m changing faster than the weather
If you and me should get together
Who knows, baby, you may comfort me

僕は完璧には見えないだろうけど
この愛を、君は拒めないはずさ
僕は天候よりも早く変化している
君と僕が一緒になれたら
ひょっとしたら、ベイビー、君が僕を癒してくれるかも

 

appear 現れる、出現する、~に見える
imperfect 不完全な、欠点のある

 

I want that love of yours
To miss that love is something I’d hate
I’ll make an early start
I’m making sure that I’m not late, hey

僕が欲しいのは君からの愛
僕が憎むのは、君の愛を無くす事
早くから始めよう
遅れるのは、絶対にイヤなんだ

 

For your sweet top lip I’m in the queue
Baby, I’m in love with you
I’m so glad you came here
It won’t be the same now when I’m with you

君の甘い唇を求めて、僕は列に並ぶ
ベイビー、君に恋してるんだ
君が来てくれてすごく嬉しいよ
君と一緒なら、僕は今までの僕じゃなくなるんだ

 

top lip 上唇
in the queue 並んでいる

 

I’m so glad you came here
It won’t be the same now when I’m with you
Yeah, yeah, yeah

君が来てくれてすごく嬉しいよ
君と一緒なら、僕は今までの僕じゃなくなるんだ

 

You know who loves you(×4)

You know who loves you(×5)
You know

わかるだろ、誰が君を愛しているか

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

The Beatles 1967-1970(通称:青盤 1973年)

 

ビートルズ後期の代表曲が収められた2枚組ベストアルバムです。

 

Past Masters(1988年)

 

オリジナルアルバム12枚と「マジカル・ミステリー・ツアー」に収録されなかったシングル曲(B面含む)が収められたコンピレーションアルバムです。Vol.1とVol.2に分けて発売されましたが、同年に1と2を合わせたVol.1&Vol.2も発売されました。