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<歌詞和訳>Let It Be – The Beatles 曲の解説と意味も

2017-12-26[Let It Be],[シングル曲(UK) Beatles],Beatles 歌詞和訳[表現] 詩的/文学的,励まし/力をもらえる歌詞

The Beatles – Let It Be
ザ・ビートルズ – レット・イット・ビー

 

ザ・ビートルズの通算22枚目のシングルとして、1970年3月にリリースされた曲です。

ビートルズのラストアルバム「Let It Be」の表題曲となっています。

ビートルズの中でも特に有名な曲で、20世紀のポップ/ロックミュージックを代表する曲といえます。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルの「レット・イット・ビー」を訳すと、"あるがままに“となります。

歌詞の内容は、苦境にいる主人公が"Mother Mary" (聖母マリア) から「あるがままにしなさい」という格言を授かる、というものです。


Mother Mary (English Edition)

これは、ポール・マッカートニーが見た「ある夢」がインスピレーションになっているそうです。その夢とは「ポールが14歳の時に亡くなった実母のメアリー (Mary McCartney) が現れて言葉を告げる」というものです。

歌詞に登場する"Mother Mary"は、ポールの母メアリーとも、聖母マリアとも受け取れます(ポールによると、どちらに受け取ってもよいそうです)。

当サイトの訳では、"聖母マリア"や"母のメアリー"ではイメージが限定され過ぎると思った為、"神聖なる母"とさせていただきました。

 

また、この曲は「ビートルズ解散が避けられない状況になった時の、ポールの辛い心境」を反映したものとも言われています。

 

歌詞と和訳

Written by John Lennon / Paul McCartney

When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me

Speaking words of wisdom
Let it be

苦境に立たされている時
神聖なる母が現れ
格言を伝えてくれる
「あるがままになさい」と

 

word of wisdom 金言、格言

 

And in my hour of darkness
She is standing right in front of me

Speaking words of wisdom
Let it be

暗闇の中にいる時
母が目の前に立ち
格言を伝えてくれる
「あるがままになさい」と

 

Let it be, let it be, let it be, let it be
Whisper words of wisdom

Let it be

あるがままに、あるがままに、あるがままに
格言をささやいてくれる
「あるがままになさい」

 

 

And when the broken-hearted people
Living in the world agree

There will be an answer
Let it be

心に傷を負った人達が
この世界で共に暮らす時
答えは見つかるだろう
あるがままに

 

For though they may be parted there is
Still a chance that they will see

There will be an answer
Let it be

離れ離れだとしても
再び巡り会うチャンスは残されている
そこに答えがあるのだろう
あるがままに

 

Let it be, let it be, let it be, let it be
Yeah, there will be an answer

Let it be
(×2)

あるがままに、あるがままに、あるがままに
そうさ、そこに答えはある
「あるがままに」

 

Let it be, let it be, let it be, let it be
Whisper words of wisdom

Let it be
(×2)

あるがままに、あるがままに、あるがままに
格言をささやいてくれる
「あるがままに」

 

And when the night is cloudy
There is still a light that shines on me

Shine until tomorrow
Let it be

雲が立ち込める夜も
明かりはずっと照らしてくれる
夜明けが訪れるまで

あるがままに

 

I wake up to the sound of music
Mother Mary comes to me

Speaking words of wisdom
Let it be

流れる音楽で目を覚ますと
神聖なる母が現れ
格言を伝えてくれる
「あるがままになさい」と

 

Let it be, let it be, let it be, let it be
There will be an answer

Let it be
(×2)

あるがままに、あるがままに、あるがままに
そこに答えがあるのだろう
「あるがままに」

 

Let it be, let it be, let it be, let it be
Whisper words of wisdom

Let it be

あるがままに、あるがままに、あるがままに
格言をささやいてくれる
「あるがままに」

 


ビートルズ ルーフトップコンサート 1969年 Tシャツ

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Let It Be(1970年)

バンドが事実上解散した後、未完成の作品をプロデューサーのフィル・スペクターが完成させた、ビートルズのラストアルバム(通算12作目) です。

ビートルズのドキュメンタリー映画「Let It Be」のサウンドトラックでもあります。

 

Let It Be…Naked(2003年)

フィル・スペクターによる過剰なアレンジをそぎ落とし、ビートルズが望んでいた生々しいサウンドで蘇った「Let It Be」です。

 

The Beatles 1967-1970(通称:青盤 1973年)

ビートルズ後期の代表曲が収められた2枚組ベストアルバムです。

 

1(2000年)

ビートルズのヒットシングルが網羅されたベストアルバムです。