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<歌詞和訳>The Punk And The Godfather – The Who 曲の解説と意味も

2020-05-17Who(The Who)歌詞和訳

The Who – The Punk And The Godfather
ザ・フー – ザ・パンク・アンド・ザ・ゴッドファーザー

 

イギリスのロックバンド ザ・フーの6thアルバム「Quadrophenia」(クアドロフェニア。邦題は”四重人格“) に収録されている曲です。

モッズカルチャーを描いた1979年公開の映画「Quadrophenia」(邦題:さらば青春の光)の劇中にも使用され、サウンドトラックにも収録されています。


さらば青春の光 [Blu-ray]

 

歌詞の意味と解釈

アルバム「四重人格」のストーリーとしては、主人公ジミーが憧れのロックスター(The Whoと思われる) のライヴを観るものの、ロックスターが虚構である事を悟り、失望するというものです。

タイトルにあるパンク(悪ガキ)とはモッズの少年、ゴッドファーザーは憧れのロックスターを指しているようです。

歌詞の内容は、それぞれ若者とロックスターの言葉となっており、以下の和訳では色を分けて表記しました。

 

歌詞と和訳

Written by Pete Townshend

You declared you would be three inches taller
You only became what we made you
Thought you were chasing a destiny calling
You only earned what we gave you
You fell and cried as our people were starving
Now you know that we blame you
You tried to walk on the trail we were carving
Now you know that we framed you

アンタはあと3インチは大きくなると言ってくれたのに
僕らが作り上げた程度だった。
アンタは運命の呼び声を追いかけていると思っていたのに
アンタが得たものは、僕らがあげたものだけ。
僕らみんなが声を上げ、アンタは倒れ込んで叫んだ
でもわかるだろ、僕らはアンタを非難してるんだって事に。
僕らが開いた道を、アンタは歩こうとした
わかるだろ、アンタは僕らに踊らされている事に

 

declare 宣言する、明言する
starving 飢え死にする、切望する
carve 切る、刻む、切り開く
frame フレーム、枠、作る、枠にはめる

 

I’m the guy in the sky
Flying high, flashing eyes
No surprise I told lies
I’m the punk in the gutter
I’m the new president
And I grew and I bent
Don’t you know
Don’t it show
I’m the punk with the stutter
My my my my my mmmm my my my
GGGGG-g-g-g-g generation

”俺は空を飛ぶ男
上空で、眼光を煌めかせる。
俺が嘘を言っても、驚くことは無い。
俺はスラム街の悪ガキ
俺は新しい統率者
だが年をとり、意志も曲げた
わからないか?
見えないのか?
俺はどもりながら話す悪ガキ
マイ、マイ、マイ、マ、マ、マ、マイ、マイ
ジ、ジ、ジ、ジ、ジェネレーション”

 

gutter ガター、排水溝、貧民街
bend 曲げる、折る、従う
shutter シャッター、雨戸、つっかえながら話す、どもり

 

We tried to speak between lines of oration
You could only repeat what we told you
Your axe belongs to a dying nation
They don’t know that we own you
You’re watching movies trying to find the feelers
You only see what we show you
We’re the slaves of the phony leaders
Breathe the air we have blown you

僕らは演説の行間を語ろうとしたけど
アンタはただ僕らの言葉を繰り返しただけ。
アンタのギターは過去の産物
彼ら(ギター)はアンタが僕らに牛耳られてるだなんて知らない。
アンタは感覚を掴もうと映画を見ているけど
僕らが見せるものしか見なかった。
僕らは、偽りのリーダーに操られていた
息を吸って、アンタを吹き飛ばした

 

oration 演説、話法
axe 斧、ジャズ楽器(ギター)
own 所有する、認める
feeler 触手、打診
phony 偽の、インチキの

 

I’m the guy in the sky
Flying high, flashing eyes
No surprise I told lies
I’m the punk in the gutter
I’m the new president
And I grew and I bent
Don’t you know
Don’t it show
I’m the punk with the stutter
My my my my my mmmm my my my
GGGGG-g-g-g-g generation

”俺は空を飛ぶ男
上空で、眼光を煌めかせる。
俺が嘘を言っても、驚くことは無い。
俺はスラム街の悪ガキ
俺は新しい統率者
だが年をとり、意志も曲げた
わからないか?
見えないのか?
俺はどもりながら話す悪ガキ
マイ、マイ、マイ、マ、マ、マ、マイ、マイ
ジ、ジ、ジ、ジ、ジェネレーション”

 

I have to be careful not to preach
I can’t pretend that I can teach
And yet I lived your future out
By pounding stages like a clown
And on the dance floor broken glass
And bloody faces slowly pass
The numbered seats in empty rows
It all belongs to me you know

“説教臭くなってはいけない
教えるフリなんてできないんだ。
それでも俺はピエロのようにステージをぶっ叩き(楽器を壊し)
お前たちの未来を生きてきた。
ダンスフロアに散らばる割れたガラス
ゆっくり過ぎ去る、ひどい表情
何列もの空席
それは全部俺のしわざだ”

 

numbered seats 座席番号付きの席

 

You declared you would be three inches taller
You only became what we made you
Thought you were chasing a destiny calling
You only earned what we gave you
You fell and cried as our people were starving
Now you know that we blame you
You tried to walk on the trail we were carving
Now you know that we framed you

アンタはあと3インチは大きくなると言ってくれたのに
僕らが作り上げた程度だった。
アンタは運命の呼び声を追いかけていると思っていたのに
アンタが得たものは、僕らがあげたものだけ。
僕らみんなが声を上げ、アンタは倒れ込んで叫んだ
でもわかるだろ、僕らはアンタを非難してるんだって事に。
僕らが開いた道を、アンタは歩こうとした
わかるだろ、アンタは僕らに踊らされている事に

 

I’m the guy in the sky
Flying high, flashing eyes
No surprise I told lies
I’m the punk in the gutter
I’m the new president
And I grew and I bent
Don’t you know
Don’t it show
I’m the punk with the stutter
My my my my my mmmm my my my
GGGGG-g-g-g-g generation

”俺は空を飛ぶ男
上空で、眼光を煌めかせる。
俺が嘘を言っても、驚くことは無い。
俺はスラム街の悪ガキ
俺は新しい統率者
だが年をとり、意志も曲げた
わからないか?
見えないのか?
俺はどもりながら話す悪ガキ
マイ、マイ、マイ、マ、マ、マ、マイ、マイ
ジ、ジ、ジ、ジ、ジェネレーション”

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Quadrophenia(邦題:四重人格 1973年)

 

タイトル通り「四重人格」の主人公をテーマにした2枚組のアルバム。「トミー」以来のロックオペラ・アルバムとなっています。

なお、このアルバムを原作に1979年に映画「Quadrophenia」(邦題:さらば青春の光) が作られました。

 

Quadropenia Soundtrack(邦題:さらば青春の光 サウンドトラック 1979年)

 

映画「さらば青春の光」のサウンドトラックで20曲中ザ・フーの曲が13曲(オリジナルアルバムとは別バージョン)、残りをオールディーズナンバーなどがしめています。