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<歌詞和訳>5:15 (5時15分) – The Who 曲の解説と意味も

Who(The Who)歌詞和訳[生き方] 信念/自分らしさ, [生き方] 新たな出発/転機, [表現] ドラッグソング

The Who – 5:15
ザ・フー – 5:15

 

イギリスのロックバンド ザ・フーの6thアルバム「Quadrophenia」(クアドロフェニア。邦題は”四重人格“) に収録されている曲です。

1973年9月にシングルとしてリリースされました。

モッズカルチャーを描いた1979年公開の映画「Quadrophenia」(邦題:さらば青春の光)の劇中にも使用され、サウンドトラックにも収録されています。


さらば青春の光 [Blu-ray]

 

「Quadrophenia」のストーリーでは、主人公のモッズ青年ジミーが、かつてモッズの大騒ぎがあった街ブラントンへ向かう列車の途中で、クスリを使うというものです。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルの「5時15分」とは、ジミーが乗り込む列車の時刻を指しているようです(早朝の列車)。

列車の中でドラッグ(アンフェタミン系の錠剤) を使ってハイになり、頭の中には行き場のない欲求不満やパーティーやトラブルの記憶が駆け巡っていく。歌詞にはそんな様子が書かれています。

また、inside outside、sadly ecstatic(悲しい恍惚)など、逆の意味の言葉が多く並べられ、支離滅裂な様子を表現しているようです。

 

歌詞と和訳

Written by Pete Townshend

Why should I care?
Why should I care?

Girls of fifteen
Sexually knowing
The ushers are sniffing
Eau de Cologning

The seats are seductive
Celibate sitting
Pretty girls digging
Prettier women

気にするか
気にしてたまるか

15才の女の子
性的な知識はバッチリ。
案内役が嗅ぎ取った
オーデコロンの香り

魅惑的なシートに
独身野郎が腰を下ろし
可愛い少女は熱い視線を投げかけ
綺麗なオンナになる

 

usher 案内役、受付、門番
eau de locogne オーデコロン
seductive 魅惑的な、人を惹きつける
celibate 独身の、禁欲主義者

 

Magically bored on a quiet street corner
Free frustration in our minds and our toes
Quiet storm water, m-m-my generation
Uppers and downers, either way blood flows

静かな街角で、魔法みたいに退屈
アタマからつま先まで、欲求不満のし放題
静かな嵐、マ、マ、マイ・ジェネレーション
上へ下へと、血は駆け巡る

 

(Inside outside) Leave me alone
(Inside outside) Nowhere is home
(Inside outside) Where have I been?
Out of my brain on the 5:15
Out of my brain on the train
Out of my brain on the train

(内面、外面)ほっとけよ
(内面、外面)帰るあてなど無い
(内面、外面)どこにいたんだっけ?
ぶっ飛んだ5時15分
ぶっ飛んだ列車の中
ぶっ飛んだ列車の中

 

out of my brain out of my mind(=正気でない)と同様の意味と解釈しました

 

On a raft in the quarry
Slowly sinking
Back of a lorry
Holy hitching

Dreadfully sorry
Apple scrumping
Born in the war
Birthday punching

標的のイカダが
ゆっくり沈んでいく。
トラックの後ろに
ひっ掴まっている

本当にすまない
“リンゴ”拾い
戦時中の生まれ
誕生日のパンチ

 

raft いかだ、ゴムボート、ラフティングする
quarry 採石場、源泉、獲物、攻撃の的
lorry トラック、荷馬車
hitch 引っ張る、つなぐ、くっつける、ヒッチハイクする
dreadfully 恐ろしい、ものすごい、つまらない
scrumping 果樹園から果実を盗む
Birthday punching 誕生日に子供の成長を願って行われる風習を指している?(肩にパンチするまたは頬などを軽くつねる)

 

He man drag in a glittering ballroom
Greyly outrageous in my high heel shoes
Tightly undone, know what they’re showing
Sadly ecstatic that their heros are news

煌めくダンスフロアーに、男は引きずり込まれ
ハイヒールで狼藉を働く
堅くほどけて、わかったんだ
悲しげな恍惚、奴らのヒーローは噂に過ぎない

 

drag in 引きずり込む、(ドラッグdrug とのダブルミーニングであると考えられます)
ballroom ダンスホール
greyly 灰色の
outrageous 無法な、極悪な、不可解な
ecstatic 有頂天の、夢中で、恍惚とした

 

(Inside outside) Leave me alone
(Inside outside) Nowhere is home
(Inside outside) Where have I been?
Out of my brain on the 5:15
Out of my brain on the train
Out of my brain on the train

(内面、外面)ほっとけよ
(内面、外面)帰るあてなど無い
(内面、外面)どこにいたんだっけ?
ぶっ飛んだ5時15分
ぶっ飛んだ列車の中
ぶっ飛んだ列車の中

 

Why should I care?
Why should I care?

気にするか
気にしてたまるか

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Quadrophenia(邦題:四重人格 1973年)

 

タイトル通り「四重人格」の主人公をテーマにした2枚組のアルバム。「トミー」以来のロックオペラ・アルバムとなっています。

なお、このアルバムを原作に1979年に映画「Quadrophenia」(邦題:さらば青春の光) が作られました。

 

Quadropenia Soundtrack(邦題:さらば青春の光 サウンドトラック 1979年)

 

映画「さらば青春の光」のサウンドトラックで20曲中ザ・フーの曲が13曲(オリジナルアルバムとは別バージョン)、残りをオールディーズナンバーなどがしめています。

 

The Ultimate Collection(2002年)

 

2枚組37曲収録のベストアルバム。いくつかベストアルバムが出ていますが、これが一番収録曲が多いです。