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Lady Gaga – Born This Way 歌詞の意味と和訳

Lady Gaga – Born This Way
レディー・ガガ – ボーン・ディス・ウェイ

 

 

Lady Gagaの2ndアルバム「Born This Way」(2011年) の表題曲で、先行シングルとして2011年2月にリリースされた曲です。

同アルバムの2曲目に収録されています。

 

 

 

歌詞の意味と解釈

タイトルの「ボーン・ディス・ウェイ」を直訳すると、”この方法で生まれた” となります。

ここでいう「this way」とは、人が生まれながらに持った様々な(肉体的、社会的、精神的、性的な)個性を指しています。

この曲には「自分の個性を否定せず生きればいい」という力強いメッセージが、ストレートな言葉で表現されています。

 

また、この曲のテーマが画期的なのは、人種差別と同様の問題として、LGBT(性的マイノリティ)を扱っていることだと思われます。

 

 

歌詞と和訳

Written by Lady Gaga & Jeppe “Senior” Laursen

It doesn’t matter if you love him, or capital “H-I-M” (M, M, M)

Just put your paws up
‘Cause you were born this way, baby

あなたの愛するものが彼でも ”カミ” でも、関係ない

両手(個性)をかざして
あなたらしく生まれてきたんだから、ベイビー

 

capital HIM 大文字のHIMを指します)
paw 動物の足、手
 アーティストが観客に向かって言う「put your hands up」(プチョヘンザ=両手を挙げて)はお決まりのフレーズですが、ここでhandsではなくpawsとなっているのは、彼女のファンの名称 ”Little Monsters” を意識しての事と思われます。また、handsではなくpawsとすることで、それぞれの個性をより強調していると解釈しました。

 

 

My mama told me when I was young
We are all born superstars

She rolled my hair and put my lipstick on
In the glass of her boudoir

幼い頃、ママが教えてくれた
「誰もが生まれながらにスーパースターなのよ」って

ママの部屋の鏡の前で
私の髪を巻き上げ、口紅を塗ってくれた

 

boudoir ブドワール、夫人の私室

 

“There’s nothing wrong with loving who you are”
She said, “‘Cause he made you perfect, babe”

“So hold your head up, girl, and you’ll go far
Listen to me when I say”

「どんな自分を愛そうと、間違いなんて無いの」
ママは言った「神様が創ったあなたは、パーフェクトなんだから、ベイビー」

「だから顔を上げれば、どこまでも行ける。
私の話をちゃんと聞いて」

 

Listen to me when I say 「私の話をちゃんと聞いて」
 ここでは、ママの話は幼い私にはまだ難しかった(ちゃんと聞いていない様子だった)と解釈しました。

 

I’m beautiful in my way
‘Cause God makes no mistakes
I’m on the right track, baby
I was born this way

Don’t hide yourself in regret
Just love yourself, and you’re set
I’m on the right track, baby
I was born this way (Born this way)

私らしくいるのが美しい
神は間違ったものなんて創らないでしょ
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
私はこんな風に生まれてきた

くよくよして自分の殻に籠らないで
あなた自身を愛せばいいの、それでいい
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
私はこんな風に生まれてきた(こんな風に)

 

Ooh, there ain’t no other way
Baby, I was born this way
Baby, I was born this way (Born this way)

Ooh, there ain’t no other way
Baby, I was born this way
Right track, baby
I was born this way

他の生き方なんて無い
ベイビー、私はこんな風に生まれてきた
ベイビー、こんな風に生まれてきたの(こんな風に)

他の生き方なんて無い
ベイビー、私はこんな風に生まれてきた
これが正しいの、ベイビー

こんな風に生まれてきた

 

Don’t be a drag, just be a queen
Don’t be a drag, just be a queen
Don’t be a drag, just be a queen
Don’t be (Don’t be, don’t be)

引きずられる生き方じゃなく、クイーンになるの
<どうせ着飾るなら、クイーンになりましょう>

 

drag 引きずるもの、足手まとい、異性の服
 ゲイカルチャーの女装した男性(ドラァグクイーン)とのダブルミーニングになっているようです。細かな解説は後述しています。

 

Give yourself prudence and love your friends
Subway kid, rejoice your truth

In the religion of the insecure
I must be myself, respect my youth

自分を大切にして、友を愛して
日陰にいる人、本当のあなたを称えて

信仰が揺らぐ時こそ
私は私でいるの、熱い血が流れるままに

 

prudence 用心深さ、思慮分別
subway kid 地下鉄の子供
 ガガの造語であるらしく、それが何であるかは明確にされていません。ここでは「陽の当たらない場所にいる神の子供(=皆)」という解釈で訳させていただきました。
rejoice 喜ぶ、祝う、恵まれている
insecure 不安定な、不確かな
religion 宗教、信仰、堅く守るもの
respect 尊敬する、大切にする

 

A different lover is not a sin
Believe capital H-I-M
Hey, hey, hey

I love my life, I love this record and
Mi amore vole fe yah (Same DNA)

変わった恋人がいたって、罪じゃない
カミを信じて
さあ、さあ、さあ

私はこの生命を、このレコードを愛している
ミ・アモーレ・ボレ・フェ・ヤ<愛には信頼が必要なの【イタリア語】>(DNAは同じ)

 

I’m beautiful in my way
‘Cause God makes no mistakes
I’m on the right track, baby
I was born this way

Don’t hide yourself in regret
Just love yourself, and you’re set
I’m on the right track, baby
I was born this way (Born this way)

私らしくいるのが美しい
神は間違ったものなんて創らないでしょ
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
私はこんな風に生まれてきた

くよくよして自分の殻に籠らないで
あなた自身を愛せばいいの、それでいい
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
私はこんな風に生まれてきた(こんな風に)

 

Ooh, there ain’t no other way
Baby, I was born this way
Baby, I was born this way (Born this way)

Ooh, there ain’t no other way
Baby, I was born this way
Right track, baby
I was born this way

他の生き方なんて無い
ベイビー、私はこんな風に生まれてきた
ベイビー、こんな風に生まれてきたの(こんな風に)

他の生き方なんて無い
ベイビー、私はこんな風に生まれてきた
これが正しいの、ベイビー

こんな風に生まれてきた

 

 

Don’t be a drag, just be a queen
Whether you’re broke or evergreen
You’re black, white, beige, chola descent
You’re Lebanese, you’re orient

Whether life’s disabilities
Left you outcast, bullied, or teased
Rejoice and love yourself today
‘Cause baby, you were born this way

引きずられる生き方じゃなく、クイーンになるの
あなたが一文無しでも、お金持ちでも
黒い肌でも、白い肌でも、ベージュでも、インディオの家系でも
レバノン人でも、東洋人でも

障害を抱えていたり
のけ者にされたり、虐められたり、バカにされても
今日の自分を祝福して、愛して
だってベイビー、あなたはそんな風に生まれたんだから

 

broke, evergreen brokeには「破産する」という意味があり、evergreenは「常緑、不朽」という意味ですが、brokeとの対比で上記のように訳しています。
chola チョラ。メキシコ系、インディオの血を引く人。choloは男性、cholaは女性を指すそうです。
descent 下降、家系、血統
lebanese レバノン人。レバノンは中東に位置する共和国。
orient 東洋、アジア
disabilitiy 身体障碍、無力
outcast のけ者、追い出された者
bully いじめる、いじめっ子
tease からかう、悩ます

 

No matter gay, straight, or bi
Lesbian, transgender life
I’m on the right track, baby
I was born to survive

No matter black, white, or beige
Chola or orient made
I’m on the right track, baby
I was born to be brave!

ゲイだって、ストレートだって、バイセクシャルだって
レズビアンだって、トランスジェンダーだっておかしくない
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
生きる為に生まれたんだから

黒い肌でも、白い肌でも、ベージュでも、
インディオの家系でも、関係ないわ

レバノン人でも、東洋人でも
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
勇気をもって、生まれてきたの!

 

I’m beautiful in my way
‘Cause God makes no mistakes
I’m on the right track, baby
I was born this way

Don’t hide yourself in regret
Just love yourself, and you’re set
I’m on the right track, baby
I was born this way, yeah

私らしくいるのが美しい
神は間違ったものなんて創らないでしょ
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
私はこんな風に生まれてきた

くよくよして自分の殻に籠らないで
あなた自身を愛せばいいの、それでいい
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
私はこんな風に生まれてきた(こんな風に)

 

Ooh, there ain’t no other way
Baby, I was born this way
Baby, I was born this way (Born this way)

Ooh, there ain’t no other way
Baby, I was born this way
Right track, baby
I was born this way

他の生き方なんて無い
ベイビー、私はこんな風に生まれてきた
ベイビー、こんな風に生まれてきたの(こんな風に)

他の生き方なんて無い
ベイビー、私はこんな風に生まれてきた
これが正しいの、ベイビー

こんな風に生まれてきた

 

I was born this way, hey
I was born this way, hey
I’m on the right track, baby
I was born this way
(×2)

Same DNA, but born this way (Hey, hey, hey)
Same DNA, but born this way (Hey, hey, hey)

私はこんな風に生まれてきた
こんな風に生まれてきたの
これが私の正しい生き方よ、ベイビー
こんな風に生まれてきた

DNAは同じでも、こんな風に生まれたの
DNAは同じでも、こんな風に生まれたの

 

 

Don’t be a drag, just be a queen の考察

歌詞を訳す上で、一番悩んだのが「Don’t be a drag, just be a queen」(=ドラッグになるな、クイーンになれ)というフレーズです。

ここではゲイの文化でもある「ドラッグ・クイーン」を指しているのは明らかです。(参考:wikipedia ドラァグクイーン

(ドラッグは、薬物の ”drug” ではなく、ドレスを引きずるという意味の ”drag” です。日本では薬物のドラッグとの誤解を避ける為、ドラァグと表記されるのが一般的だそうです)

 

そこで、「Don’t be a drag」を「ドラァグクイーンになるな」と解釈しては、この曲の「自分らしく生きる」というメッセージと真逆になってしまいます。

むしろ、「どうせならドラァグクイーンみたいに徹底的にやりましょう」というように、ドラァグクイーンを称える意味で使われていると思います。

歌詞の冒頭で登場する Mum が、「母親ではなくママ」であり、I was youngは「子供の頃」ではなく「若い頃」(=駆け出しの頃) という可能性も、十分考えられます。