<歌詞和訳>Don’t Let The Sun Go Down On Me (僕の瞳に小さな太陽) – Elton John 曲の解説と意味も
Elton John – Don’t Let The Sun Go Down On Me
エルトン・ジョン – ドント・レット・ザ・サン・ゴー・ダウン・オン・ミー(邦題:僕の瞳に小さな太陽)
イギリスのシンガーでピアノ奏者 エルトン・ジョンの8thアルバム「Caribou」(カリブ) に収録されている曲です。
同アルバムからのシングルとして、1974年5月にリリースされました。
歌詞の意味と解釈
タイトルを直訳すると「太陽を僕の上に沈ませないで」となります。
歌詞のテーマは「愛する人との別れ」ですが、タイトルにある"太陽"は恋人の事ではなく、"恋人に対する主人公の想い“だと解釈できます。
「君の事は今も愛しているけど、僕はもう疲れてしまったんだ。冷めていく僕の気持ちを救えるのは君だけなんだ。どうか僕の想いを終わらせないで欲しい」というニュアンスだと思い、訳させていただきました。
(この解釈ですと、かなり意訳された邦題「僕の瞳に小さな太陽」ともつじつまが合います)
歌詞と和訳
Written by Bernie Taupin & Elton John
I can’t light no more of your darkness
All my pictures seem to fade to black and white
I’m growin’ tired, and time stands still before me
Frozen here on the ladder of my life
君の暗闇をこれ以上照らしてやれない
僕の思い出はすべて、灰色に染まっていく
疲れてしまったよ、時間さえ僕の前で立ち止まり
人生という梯子の上で凍りついた
Too late to save myself from falling
I took a chance and changed your way of life
But you misread my meanin’ when I met you
Closed the door and left me blinded by the light
落ちていく僕を救うのは、もう手遅れさ
僕は賭けに出て、君の生き方を変えたけれど
君は出会った時から、僕の想いを読み違え
ドアを閉ざし、光に目が眩む僕を置き去りにしたんだ
Don’t let the sun go down on me
Although I search myself, it’s always someone else I seeI’d just allow a fragment of your life to wander free
But losin’ everything is like the sun goin’ down on me
僕の太陽を沈ませないでくれ<僕の想いを終わらせないでくれ>
自分探しをしてみても、見つかるのは他人ばかり
君の人生のほんの一部分を、自由にしてやったけれど
すべて失ってしまうなんて、僕の太陽が沈んでいくみたいさ<僕の想いが消えていくみたいさ>
I can’t find, oh, the right romantic line
But see me once and see the way I feel
Don’t discard me just because you think I mean you harm
But these cuts I have, oh, they need love to help them heal
見つからないんだ、ロマンチックないいセリフが
だけどもう一度僕と会えば、僕の気持ちも伝わるはず
君にとって僕が良くない奴だと思っても、僕を見捨てないでくれ
この<心の>切り傷を癒すには、愛が必要なんだ
・discard 捨てる、処分する、切り捨てる
Don’t let the sun go down on me
Although I search myself, it’s always someone else I seeI’d just allow a fragment of your life to wander free
But losin’ everything is like the sun goin’ down on me
この想いを終わらせないでくれ
自分探しをしてみても、見つかるのは他人ばかり
君の人生のほんの一部分を、自由にしてやったけれど
すべて失ってしまうなんて、この想いが消えていくみたいさ
Don’t let the sun go down on me
Although I search myself, it’s always someone else I seeI’d just allow a fragment of your life to wander free, yeah
But losin’ everything is like the sun goin’ down on me
この想いを終わらせないでくれ
自分探しをしてみても、見つかるのは他人ばかり
君の人生のほんの一部分を、自由にしてやったけれど
すべて失ってしまうなんて、この想いが消えていくみたいさ
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Caribou(1974年)
アメリカの「カリブー・ランチ」というスタジオで、わずか1週間で録音されたといわれる8thアルバム。エルトン・ジョン絶頂期の作品で、短期間で作られたとは思えない、ハイクオリティかつバラエティに富んだ作品となっています。
Diamonds(2017年)
いくつかあるベスト盤の中で、決定版的な内容のベスト盤。1枚に凝縮された「青」の通常盤と、究極ともいえる3枚組の「赤」の限定盤があります。
ジョージ・マイケルのカバー
この曲は1991年にジョージ・マイケルにカバーされ、エルトン・ジョンとのデュエットで録音されたライヴヴァージョンがシングルとしてリリース。オリジナルよりも大きなヒットとなりました。