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Black Sabbath – Paranoid 歌詞の意味と和訳

Black Sabbath – Paranoid
ブラック・サバス – パラノイド

 

 

イギリスのハードロック/ヘヴィメタルバンド Black Sabbathの2ndアルバム「Paranoid」(1970年) の表題曲で、2曲目に収録されています。

同アルバムの最初のシングルとして1970年8月にリリースされ、イギリス・アメリカ両方でヒットしました。

 

ダークでヘヴィでアグレッシヴなサウンドは、後に登場するヘヴィメタルやオルタナティヴロックのアーティストに多大な影響を与えました。

 

 

 

 

 

歌詞の意味と解釈

タイトルの「パラノイド」とは”被害妄想”や”偏執狂”を意味する言葉です。

作詞したベーシストのギーザー・バトラーによると、この曲は「うつ病」と「ドラッグ」についての歌だそうです(ParanoidDepression (妄想と鬱)の区別を考えず作詞したとのこと)。

 

確かに、歌詞の内容は理路整然としていて、狂人というよりうつ病の人と言われた方がしっくりきます。

 

 

歌詞と和訳

Written by Bill Ward, Geezer Butler, Tony Iommi & Ozzy Osbourne

Finished with my woman, ‘cause she couldn’t help me
With my mind

People think I’m insane because I am frowning
All the time

あの女とは終わったよ、俺の心を救えなかったから

人は俺を変人扱いする、いつも塞ぎ込んでいるから

 

frown 眉をひそめる、難色を示す

 

All day long, I think of things, but nothing seems
To satisfy

Think I’ll lose my mind if I don’t find something
To pacify

一日中、ずっと悩んでる、でもマトモな答えは見つからない

何か気休めがなきゃ、俺はいよいよ狂っちまう

 

all day long 一日中、終日
pacify 静める、なだめる、制圧する

 

Can you help me
Occupy my brain?
Oh, yeah!

アタマがどうかしてんだ
助けてくれよ!

なぁ!

 

occupy 占領する、占める

 

 

I need someone to show me the things in life
That I can’t find

I can’t see the things that make true happiness
I must be blind

俺が必要なのは、人生に光を導いてくれる奴

本当の幸せってどこからくるんだ?
俺は盲目みたいなもんだ

 

 

Make a joke and I will sigh and you will laugh
And I will cry

Happiness, I cannot feel and love, to me
Is so unreal

冗談を言われても、俺はため息をつく
お前が笑えば俺は泣く

幸せなど感じた事が無いし、
愛なんて俺にとってマボロシだ

 

And so, as you hear these words telling you now
Of my state

I tell you to enjoy life, I wish I could
But it’s too late

お前に話したとおり、俺はこんなザマさ

お前は人生を楽しんでくれ、俺もそうしたかったけど
もう手遅れだ

 

 

雑記

Paranoid』はバンドの人気を決定づけ、ブラック・サバスやオジー・オズボーンにとっても代表的な曲ですが、もともとはアルバムの埋め合わせの為に20分ほどで書かれた曲だそうです。

さらにトニー・アイオミのインタビューによると、この曲をシングルに選んだのも、「シングルを売りたくなかった」「ちょうど手ごろな短い曲だった」という理由だったそうで、ヒットした時はメンバー一同驚愕したそうです。

 

ちなみに、アルバムタイトルは「War Pigs」となる予定でしたが、ジャケットのデザインとタイトルが、ベトナム戦争中のさなか望ましくないとされ、タイトルだけが「Paranoid」となりました。

ピンク色の小柄な戦士が闇から飛び出してくるジャケットは、確かに「War Pigs」の方がしっくりきます。