<歌詞和訳>New Year’s Day – U2 曲の解説と意味も
U2 – New Year’s Day
ユーツー – ニュー・イヤーズ・デイ
アイルランド出身の世界的なロックバンド U2の3rdアルバム「War」(1983年) のリードシングルとして、1983年1月にリリースされた曲です。
歌詞の意味と解釈
この曲の歌詞は、もともとボノが妻へ捧げるラヴソングだったものが「ポーランドの民主化運動」に感化され、形を変えたものだそうです。
その為か、ラヴソングらしいフレーズ(I will be with you again)と、不穏な描写(under the blood red sky)が入り混じる歌詞となっています。
「何も変わらない新年の始まり」とありますが、その言葉とは裏腹に、何か事が起きそうな雰囲気が充満しています。
変わらないものとは ”争い合う人間” かもしれませんし、”あなた (you) への想い” かもしれません。
また、ボノが敬虔なキリスト教徒である事を考慮すると、I will be with you again を ”神 (you) への忠誠” と解釈する事もできそうです。
U2 ユーツー – Bullet The Blue Sky / Tシャツ / メンズ 【公式 / オフィシャル】
歌詞と和訳
Written by The Edge & Bono
Yeah…
All is quiet on New Year’s Day
A world in white gets underway
I want to be with you
Be with you night and day
Nothing changes on New Year’s Day
On New Year’s Day
静寂に包まれた新年の始まり
白く覆われた世界が動き出す
俺は君と一緒にいたい
夜も昼も君といたい
新年の始まり、何も変わらない
新年の始まり
・get underway 始まる
I will be with you again
(×2)
俺はまた、君と一緒にいるんだ
Under a blood red sky
A crowd has gathered in black and white
Arms entwined, the chosen few
The newspapers says, says
Say it’s true, it’s true…
And we can break through
Though torn in two
We can be one
血のように赤い空の下
黒と白<の軍服>に身を包んだ集団
武装した精鋭達。
新聞は伝えている
それは事実、事実だと。
俺達は打破できるはず
たとえ2つに分断されていても
1つになれる
・entwine 絡まる、絡み合う
I…I will begin again
(×2)
俺はまた、始めるんだ
Oh
Maybe the time is right
Oh, maybe tonight
あぁ
時は満ちたのかもしれない
そう、今夜かもしれない
I will be with you again
(×2)
俺はまた、君と一緒にいるんだ
And so we’re told this is the golden age
And gold is the reason for the wars we wage
Though I want to be with you
Be with you night and day
Nothing changes
On New Year’s Day
On New Year’s Day
On New Year’s Day
今が黄金(最高)の時代だと教えられた
だけど黄金(欲望)が俺達を戦争に駆り立てる
それでも、俺は君と一緒にいたい
夜も昼も、君といたい
何も変わらない
新年の始まり
・wage 賃金、仕掛ける
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
War(邦題:WAR(闘) 1983年)
U2が商業的な成功を手にした3rdアルバムです。
The Best Of U2 1980-1990(1998年)
タイトル通り、80年代の代表曲を収録したベストアルバムです。
U218 Singles(2006年)
2000年までにリリースしたシングル16曲と新曲2曲の計18曲収録のベストアルバム。選曲はやや偏っていますが、入門編にはもってこいです。
初回盤のDVDにはヴァーティゴ・ツアー ミラノ公演のライヴ映像10曲が収録されています。