<歌詞和訳>Heart in a Cage – The Strokes 曲の解説と意味も
The Strokes – Heart in a Cage
ザ・ストロークス – ハート・イン・ア・ケイジ
ニューヨークで結成された5人組ロックバンド ザ・ストロークスの3rdアルバム「First Impressions of Earth」に収録されている曲です。
同アルバムの2枚目のシングルとして、2006年4月にリリースされました。
歌詞の意味と解釈
タイトル「ハート・イン・ア・ケージ」を訳すと “鳥かごの中の心" となります。
歌詞は、”抑えきれない心” について歌われていると思われますが、具体的な内容はわかりません。
海外サイトでは、ジュリアンのアルコール中毒、幼い頃の両親の離婚、恋人とのケンカ、あるいは哲学的な内容等、様々に解釈されています。
私の解釈では、アルコール中毒や恋人とのイザコザも含めたプライベートな感情(心) すら見世物(かごの中の鳥) のように筒抜けになっている、アーティストとしての宿命を皮肉っているものではないか、と思いました。
歌詞と和訳
Written by Julian Casablancas
Well, I don’t feel better when I’m fucking around
And I don’t write better when I’m stuck in the ground
So don’t teach me a lesson 'cause I’ve already learned
Yeah, the sun will be shining and my children will burn
あぁ、気が晴れない、バカなことをしてちゃ
うまく書けない、地べたに張り付いてちゃ
説教は止めてくれ、よくわかってるから
そうさ、陽が昇って、俺の子供達(自分の作品?)が燃えちまう
・fuck around ばかばかしいふるまいをする、色々な人と性交する
・teach someone a lesson 思い知らせる、お説教する、懲らしめる
Oh, the heart beats in its cage
鳥かごの中で、心が暴れる
I don’t want what you want, I don’t feel what you feel
See, I’m stuck in a city but I belong in a field
Yeah, we got left, left, left, left, left, left, left
Now it’s three in the morning and you’re eating alone
君の欲しがるものなんて要らない、君の気持ちなんてわからない
そう、俺は街に繋がれていても、荒野の生き物
そうさ、俺達は置き去りに、置き去りに、置き去りにされた
今は午前3時、君は一人で食事中
・belong in ~に属する
Oh, the heart beats in its cage
鳥かごの中で、心が暴れる
All our friends, they’re laughing at us
All of those you loved, you mistrust
Help me, I’m just not quite myself
Look around, there’s no one else left
友達はみんな、俺達を笑ってる
愛した奴らを全員、君は疑ってる
助けてくれ、俺は全然俺らしくない
見渡せば、誰も残っちゃいない
I went to the concert and I fought through the crowd
Guess I got too excited when I thought you were around
Oh, he gets left, left, left, left, left, left, left
And I’m sorry you were thinking I would steal your fire
コンサートに行ったんだ、群衆をかき分けて
君が近くにいると思うと、興奮が止まらなかった
あぁ、彼は置き去りに、置き去りに、置き去りにされた
君の炎(情熱?)に俺が水を差したみたいで、悪かったね
Oh, the heart beats in its cage
Yes, the heart beats in its cageAnd the heart beats in its cage
鳥かごの中で、心が暴れる
そう、鳥かごの中で、心が暴れる
鳥かごの中で、心が暴れる
収録アルバム
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First Impressions Of Earth(2006年)
以前に比べてビルドアップされたサウンドが賛否両論を呼んだ3rdアルバムです。