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<歌詞和訳>Detroit Rock City – Kiss 曲の解説と意味も

2019-07-20Kiss 歌詞和訳音楽への愛・感謝

Kiss – Detroit Rock City
キッス – デトロイト・ロック・シティ

 

アメリカのハードロックバンド キッスの4thアルバム「Destroyer」(1976年 邦題:地獄の軍団) に収録されている曲です。

同アルバムの3枚目のシングルとして、1976年7月にリリースされました。

 

歌詞の意味と解釈

歌詞の内容は、「お気に入りの曲を聴きながらハイウェイを爆走する主人公」と、サビの部分で「盛り上がるライヴの様子」が描かれています。

ファンは車の中でライヴのような高揚感を味わっていますが(それを「デトロイト・ロック・シティ」と呼んでいるようです)、最後に悲劇が待っています。

しかし、死の直前までノリノリな気分でいられたら、それはそれで悪くない最期なのかもしれません。

(ただし、安全運転には気を付けましょう!!)

 

歌詞と和訳

Written by Bob Ezrin & Paul Stanley

I feel uptight on a Saturday night
Nine o’clock, the radio’s the only light
I hear my song, and it pulls me through
Comes on strong, tells me what I got to do
I got to

土曜日なのに気分が晴れない
夜の9時、お楽しみはラジオだけ
お気に入りの曲がかかり、俺の気持ちをアゲてくれる
勢いにのって、俺に教えてくれ、何をすべきか
何をすべきかを

 

uptight 緊張した、イライラした、心配して
pull through 乗り切る、好転させる
I hear my song 直訳すると「自分の歌を聴く」となりますが、曲の主人公はKISS自身ではないと解釈し「my song=お気に入りの曲」と訳しています。
come on strong 積極的にふるまう

 

Get up!
Everybody’s gonna move their feet
Get down!
Everybody’s gonna leave their seat

You gotta lose your mind in Detroit Rock City

立て!
全員飛び跳ねる
伏せろ!
全員じっとしていられない

デトロイト・ロック・シティでブッとんじまうのさ

 

get down 降りる、伏せる、沈む

 

Get up!
Everybody’s gonna move their feet
Get down!
Everybody’s gonna leave their seat

立て!
全員飛び跳ねる
伏せろ!
全員じっとしていられない

 

Getting late
I just can’t wait
Ten o’clock, and I know I gotta hit the road
First I drink, then I smoke
Start the car, and I try to make the midnight show

時間が過ぎて
もう待っていられない
夜の10時、もう行くぜ
まずは一杯、それから一服
車を走らせ、真夜中のショーをおっぱじめるぜ

 

hit the road 出発する、出掛ける

 

Get up!
Everybody’s gonna move their feet
Get down!
Everybody’s gonna leave their seat

立て!
全員飛び跳ねる
伏せろ!
全員じっとしていられない

 

Moving fast, down 95
Hit top speed, but I’m still moving much too slow
I feel so good, I’m so alive
Hear my song playing on the radio
It goes

スピードを上げて、時速95マイル(時速152km)
メーターを振り切っても、まだまだ遅いぜ
最高だ、生き返った気分
ラジオからお気に入りの曲が流れる
こんな風に

 

down 95 もともとは「インターステイト・ハイウェイ(州間高速道路)95号を下る」という意味でしたが、「デトロイトには95号は通っていない」という事実が分かった為、後のリマスター版では「do in 95」と聴こえるようにボーカルを加工しているそうです。

 

Get up!
Everybody’s gonna move their feet
Get down!
Everybody’s gonna leave their seat

立て!
全員飛び跳ねる
伏せろ!
全員じっとしていられない

 

Twelve o’clock, I gotta rock
There’s a truck ahead, lights staring at my eyes
Oh my God, no time to turn
I got to laugh ‘cause I know I’m gonna die
Why

深夜12時、まだロックするぜ
真正面からトラックが、ライトが眩しい
なんてこった、避けられねえ
笑っちまうな、俺は死ぬのか
どうしてこうなった

 

Get up!
Everybody’s gonna move their feet
Get up!
Everybody’s gonna leave their seat

立て!
全員飛び跳ねる
伏せろ!
全員じっとしていられない

 

 

解説:追悼の曲?

アルバム収録バージョンには、曲の始まりに「自動車の死亡事故を伝えるニュース、車が発進する様子、カーラジオから流れる『Rock and Roll All Nite』」が、曲の終わりに「事故で大破する自動車の様子」が収録されています。

この曲は、KISSのコンサートに向かう途中に自動車事故で亡くなったファンの訃報から、インスピレーションを得たものだと言われています。

「亡くなったファンが事故に遭う直前まで最高な気分であって欲しい」という、追悼の意味が込められているのかもしれません。

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Destroyer(邦題:地獄の軍団 1976年)

 

多重録音やサウンドが用いられ、重厚なハードロック作品となった4thアルバムです。
2012年にリミックスが施され、ジャケットもオリジナルのもの(背後の瓦礫が暴力的だとレコード会社に拒否されたそうです) で再リリースされました(右側)。

 

Kiss 40(2014年)

 

キッスのデビュー40周年を記念した40曲入りオールタイムベストアルバム。未発表のデモ音源やライヴ音源なども収録されています。40曲はちょっと多いと思う人は、20曲に絞られた日本独自企画盤「Best Of Kiss 40」(右側) の方がいいかもしれません。