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<和訳>Eagles – Hotel California

2018-03-03

The Eaglesの5作目のアルバム「Hotel California」(1976年) の表題曲で、同アルバムの1曲目に収録されている曲です。
同アルバムは世界で2000万枚以上のセールスを記録しており、同曲は70年代のアメリカンロックを代表する曲といわれています。

 

 

Eagles – Hotel California
イーグルス – ホテル・カリフォルニア

 

On a dark desert highway, cool wind in my hair
暗い砂漠のハイウェイ、涼しげな風が髪をなびかせる
Warm smell of colitas, rising up through the air
コリタスの心地よい匂いが、あたりに立ち込める
Up ahead in the distance, I saw a shimmering light
はるか遠くに、かすかな光が見える
My head grew heavy and my sight grew dim
僕の頭は重く、視界は霞む
I had to stop for the night
今夜は休息が必要さ

There she stood in the doorway,
戸口に女が立っていた
I heard the mission bell
礼拝の鐘の音が聴こえて
And I was thinking to myself
僕は自問自答したんだ
‘This could be heaven or this could be Hell’
「ここは天国か、それとも地獄か」

Then she lit up a candle and she showed me the way
女がロウソクに火をともし、僕を案内した
There were voices down the corridor,
廊下を下ったところで声がした
I thought I heard them say
こんな風に聞こえたんだ

“Welcome to the Hotel California
「ホテル・カリフォルニアへようこそ
Such a lovely place (such a lovely place)
とても素敵なところです(とても素敵なところ)
Such a lovely face
とても素敵な外観
Plenty of room at the Hotel California
ホテル・カリフォルニアは部屋を十分ご用意して
Any time of year (any time of year) you can find it here”
いつだって(いつだって)あなたの訪れを待っています」

 

Her mind is Tiffany-twisted, she got the Mercedes bends
彼女はティファニーみたいにねじれた心、彼女はベンツみたいに魅惑的なくびれ
She got a lot of pretty, pretty boys, that she calls friends
彼女にはたくさんの素敵な彼氏達、彼女はみんな友達だと言うけれど
How they dance in the courtyard, sweet summer sweat
中庭では、甘い夏の湿り気をまとって、踊っている
Some dance to remember, some dance to forget
思い出す為に踊る者や、忘れる為に踊る者

So I called up the Captain,
Please bring me my wine”
「ワインが欲しいんだ」
給仕長に僕が告げると
He said, “We haven’t had that spirit here since nineteen sixty-nine”
彼は言った「1969年から、その手のお酒は置いていないんです」
<1969年以降、カルチャーから心は失われたのです>

And still those voices are calling from far away,
遠くから、その声はまだ聞こえて

Wake you up in the middle of the night
真夜中に目を覚まさせる
Just to hear them say
聴こえてくるのさ

“Welcome to the Hotel California
「ホテル・カリフォルニアへようこそ
Such a lovely place (such a lovely place)
とても素敵なところです(とても素敵なところ)
Such a lovely face
とても素敵な外観

They livin’ it up at the Hotel California
彼らはホテル・カリフォルニアで楽しく過ごしている

What a nice surprise (what a nice surprise), bring your alibis”
アリバイを用意して、素敵なサプライズを(素敵なサプライズ)」

Mirrors on the ceiling,
天井に敷かれた鏡、

The pink champagne on ice
氷の上にピンクのシャンパン

And she said, “We are all just prisoners here, of our own device”
彼女は言った「私たちは皆、自分の企てに囚われた、ただの囚人」

And in the master’s chambers,
主人の部屋では
They gathered for the feast
人々が
宴に集まり
They stab it with their steely knives,
鋭いナイフを突き刺すけれど

But they just can’t kill the beast
獣を殺すことはできない

Last thing I remember, I was
Running for the door
最後に覚えている事は、
僕はドアに向かって駆けていた

I had to find the passage back to the place I was before
元の場所へ帰る出口を、見つけなきゃ

“Relax” said the night man,
「落ち着きなさい」夜警が言った

“We are programmed to receive.
「私たちは受入れるよう指示されています、

You can check out any time you like,
いつでもチェックアウトできますが、

But you can never leave!”
ここを離れる事はできません!」

Hotel Carifornia Lyrics © Cass County Music / Wisteria Music / Privet Music, Warner/Chappell Music, Inc, Universal Music Publishing Group, Red Cloud Music

 

言葉の意味・解説

colitas コリタス。砂漠に咲く花。マリワナの意味もあるそうです。

up ahead 先に、前方に

shimmer かすかに光る、揺らめく

mission bell 礼拝の鐘(カトリック教会で鳴らされる)

Tiffany-twisted Tiffany(ティファニー)は宝飾品ブランドのTiffany & Coと解釈してよいと思われます。twistedは「ねじれた、ゆがんだ」という意味です。
[ティファニー] TIFFANY スターリング シルバー エルサ・ペレッティ ビーン 9mm ペンダント・ネックレス 25185129 [並行輸入品]

 

Mercedes bends ドイツの高級車メルセデス・ベンツ(Mercedes Bendz)を文字ったもので、bendsは曲がる事を意味します。「メルセデスベンツのようなくびれ」と訳させていただきました。なお、Janis Joplinには『Mercedes Bendz』(神様にベンツをねだる曲)という曲があります。
 なお、前出のティファニーについてジャニス・ジョプリンと共演した
Big Brothr & The Holding Companyに影響を与えたサイケポップバンド Tiffany Shadeを連想させるという解釈もあります。

we haven’t had that spirit here since nineteen sixty-nine spiritは「お酒」(蒸留酒)の意味がありますが、ここでは「魂」とのダブルミーニングになっています。ワインは蒸留酒では無いので「魂を無くした」という意味の方がより強いと思われます。
 1969年は、ウッドストックフェスティバルがあった年。サイケデリックカルチャーやベトナム戦争(反戦)など、様々な運動が最高潮に達したとともに、衰退へ向かっていった年とも言えます。

live it up ぜいたくをして楽しむ、面白おかしく過ごす

they stab it with their steely knives, but they just can’t kill the beast steely knivesはもともと同時期のバンド Steely Dan(スティーリー・ダン)だったという説があります。
 また、ドラッグを連想させる詩という解釈もあります。Steely Knivesは薬物を刃物で刻んで分け合う様子、beastは薬物による禁断症状を表現しているという見方だそうです。

check out チェックアウト。ホテルをチェックアウトする意味ですが、自殺の婉曲表現でもあるそうです。

Hotel California ホテル・カリフォルニア。この名前のホテルはアメリカ国内にもいくつか存在するらしいですが、どこのホテル・カリフォルニアが曲の由来になったかは不明です。
 また、カリフォルニア州立精神病院(Camarillo State Mental Hospital)の事だという解釈もあります。1997年まで実在し、学校として現存しているそうです。薬物中毒者にとっては、ホテルのようだと言われていたらしいです。

 

雑記

アメリカン・ロックを代表する有名曲ですが、歌詞の意味は隠喩を多く含み、様々な解釈を生んでいます。メンバーも歌詞の意味を直接的には説明していないようです。

その歌詞のテーマは、商業主義の批判だとか、精神病院(薬物依存?)を歌ったもの等、様々な解釈がされてています。サビだけを流し聴きしているとカリフォルニア賛歌のように聴こえますが、歌詞をよくよく読んでみると批判的な内容が見られます。そういう点ではRed Hot Chili Peppersの『Californication』(カリフォルニア+淫姦)も同様の表現方法をとっていると思います。