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<歌詞和訳>Recipe For Hate – Bad Religion 曲の解説と意味も

2020-01-31Bad Religion 歌詞和訳[社会] 反戦/平和の訴え

Bad Religion – Recipe For Hate
バッド・レリジョン – レシピ・フォー・ヘイト

 

メロコアの元祖と言われるアメリカのパンクバンド バッド・レリジョンの、7thアルバム「Recipe For Hate」(1993年) の表題曲です。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルにある「レシピ」には、”調理法” や “処方箋”という意味がありますが、ここではストレートに “憎悪の作り方“と解釈しました。

作曲者であるグレッグによれば、この曲は「消毒された(=都合の悪いことは無かったことにされたアメリカの) 歴史に対する反発であり、アンチ・コロンブス・アンセム」だそうです。

 

アメリカという国の歴史が、先住民族への非人道的な虐殺から始まっているという事実は、あまり取り上げられる事はありません。

(近年ではコロンブスは、大虐殺の首謀者という評価が高まっています。詳細はwikipediaを参照ください

 

アメリカ的な価値観に対する批判は、同アルバム収録の代表曲『American Jesus』でも鋭く書かれています。

また、同様のアメリカ批判は、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの『Sleep Now In The Fire』でも取り上げられています。

 

歌詞と和訳

Written by Greg Graffin

Can’t you feel it can’t you see
The promise of prosperity
It’s overwhelming you and me
It afflicts us like a disease

感じないのか? わからないのか?
約束された繁栄が
お前や俺を飲み込み、
病気のように侵していく

 

prosperity 繁栄、成功
overwhelming 圧倒する、制圧する、飲み込む
afflict 苦しめる、悩ます

 

Ubiquitous compelling too
We cling to you like crazy glue
And inject such a potent seed
It’s best for all humanity

至るところで、無理やりに
俺達は瞬間接着剤のようにお前に取りついて
旺盛な種を植え付ける
それが人類にとっての最善策

 

ubiquitous 至る所にある、遍在する
compelling 強制的な、無理やりの
・crazy glue 接着剤のkrazy glueを指しているようです


エルマーズ インスタント クレイジー木材接着剤.07 オンス

cling to ひっつく、しがみつく
inject 注入する、織り込む
potent 効能のある、性的能力のある

 

The spread of culture
The sword of progress
The vector of suffrage
A warm and septic breeze

The pomp and elation
The duty and vocation
The blood of the hybrid
It’s just a recipe

文明の拡大
進化の剣
選挙権の進行
温かく感染力のあるそよ風

虚飾と高揚
義務と使命
混ざり合う血
それこそレシピ

 

vector ベクトル、方向量、方向
suffrage 投票、選挙権
septic 腐敗の、感染性の
breeze そよ風、騒ぎ
pomp 華麗、虚飾
elation 上機嫌、高揚感

 

Re-living our ancestry
The frightful lack of harmony
Our forefathers who led the way
Their victims are still here today

先祖の行いを繰り返す
恐ろしいほどの調和の欠如
道を切り開いた我々の祖先の
犠牲者は今日もここに存在する

 

re-living 追体験する
ancestry 先祖、家系
frightful 恐ろしい、不愉快な
forefather 祖先

 

Now it’s time to erase the story
Of our bogus fate
Our history as it’s portrayed
It’s just a recipe for hate

A recipe for hate

インチキな運命が刻まれた
この国の物語を、今こそ消す時だ
そこに描かれた俺達の歴史は
憎悪の作り方そのもの

憎悪のレシピ

 

bogus 偽の、インチキの
portrayed 描かれる

 

The spread of culture
The sword of progress
The vector of suffrage
A warm and septic breeze

The pomp and elation
The duty and vocation
The blood of the hybrid
It’s just a recipe

Hate

文明の拡大
進化の剣
選挙権の進行
温かく感染力のあるそよ風

虚飾と高揚
義務と使命
混ざり合う血
それこそレシピ

憎悪

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Recipe For Hate(1993年)

 

7thアルバムで、最初エピタフからリリースされたものの、数か月後にメジャーレーベルAtlanticから再リリースされました。名曲『American Juesus』を始め、速さよりもミドルテンポで味のある曲が中心です。
日本では”マンウィズ“のバンド名に由来となった『Man With The Mission』が収録されていることで少し有名。曲名だけでなく、アルバムジャケもマンウィズに影響を与えているようです。