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<歌詞和訳>Suffer – Bad Religion 曲の解説と意味も

2020-02-01Bad Religion 歌詞和訳[社会] 風刺/抗議

Bad Religion – Suffer
バッド・レリジョン – サファー

 

アメリカのパンクバンド バッド・レリジョンの3rdアルバム「Suffer」(1988年) の表題曲です。

同作は活動休止状態だったバッド・レリジョンの復活作であり(ギターのブレットは薬物中毒から復帰しました)、”メロコア“(メロディック・ハードコアパンク) の元祖として、パンクロックの重要アルバムと言われています。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルの「サファー」とは、”苦悩” や “我慢” を意味する言葉です。

バッド・レリジョンの歌詞は、語彙が難解なものの、内容はストレートなものが多いですが、この曲はやや抽象的な内容となっています。

ざっくりとした意味としては、「人類は苦悩する宿命にある」という事です。

成功者と落伍者の格差や、権力者による歪んだ支配も人類の苦悩(宿命) だと結論付け、そこから何を発信するかが表現のスタート地点である、という内容の歌詞だと解釈しました。

 

 

歌詞と和訳

Written by Brett Gurewitz & Greg Graffin

Did you ever see the concrete
Stares of everyday?

The lunatic
The hypocrite
Are all lost in the fray

お前はコンクリートに覆われた現実を
直視した事があるか?

狂人も
偽善者も
この争いの被害者なんだ

 

concrete コンクリート具体、現実的な
stare 見つめる
lunatic 精神異常者、狂人
fray 争い、けんか

 

Can’t you see their lives are just like yours?
An unturned stone, an undiscovered
Door leading to
The gift of hope renewed,
Eternity for you

The masses of humanity have always had to suffer

わからないのか? 奴らの人生も、お前の人生と変わらないんだ
掘り起こされていない石、
見つけられていない扉、
新たな希望となる力を呼び起こす
お前にとって尽きない物

人類という集団は、いつも苦悩を背負ってきた

 

The businessman whose master plan
Controls the world each day
Is blind to indications of
His species’ slow decay

ビジネスマンのマスタープランが
世界を支配する
人類がゆっくり腐敗している兆候は
いつも見えなくされている

 

indication 指示、兆候、表示
decay 腐敗する、衰退する、崩壊する

 

Can’t you see his life is just like yours?
An unturned stone, an undiscovered
Door leading to
The gift of hope renewed
Eternity for you

The masses of humanity have always had to suffer

わからないのか? 奴の人生も、お前の人生と変わらないんだ
掘り起こされていない石、
見つけられていない扉、
新たな希望となる力を呼び起こす
お前にとって尽きない物

人類という集団は、いつも苦悩を背負ってきた

 

People blow their minds
They choose to resign
This deformed society
Is part of the design

It’ll never go away
It’s in the cards that way
The masses of humanity
Have always, always had to suffer!

皆、心を失い
抗うことを止め
この歪んだ社会構造も
計画の一部

変わることは無い
ありがちな話
人類という集団は
いつだって、いつだって苦悩を背負ってきた!

 

resign 辞める、身を任せる
in the cards ありそうな、起こり得る

 

A door leading to
The gift of hope renewed
Eternity for you
The masses of humanity
Still clinging to their dignity

The masses of humanity will always have to suffer

扉が、
新たな希望となる力を呼び起こす
お前にとって尽きない物
人類という集団は
未だ己のメンツにしがみついている

人類という集団は、いつも苦悩を背負っていく

 

dignity 尊厳、品位

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Suffer(1988年)

 

活動休止を経て、5年ぶりにリリースされた3rdアルバム(自身のエピタフレーベルからの初のリリース)。メロコアの先駆け的な作品で、多くのパンクロッカーが「パンクの最重要作品の1つ」に挙げています。

 

All Ages(1995年)

 

1stアルバム「How Would Hell Be Any Worse?」(1982年) から6thアルバム「Generator」(1992年) までの代表曲が収録されたベストアルバム(3rd「Suffer」以降の曲が中心)。日本盤には代表曲『American Jesus』が追加収録されています。