<歌詞和訳>Bones – Radiohead 曲の解説と意味も
Radiohead – Bones
レディオヘッド – ボーンズ
イギリスのオルタナティヴ・ロックバンド レディオヘッドの2ndアルバム「The Bends」( “潜水病" の意味) に収録されている曲です。
ゆらゆらしたギターのトレモロサウンドが印象的なロックナンバーです。
歌詞の意味と解釈
アルバム「The Bends」収録曲の歌詞は、痛みや混乱を表現したものが多いですが、この「ボーン」もまさに痛みがテーマです。
身も心もボロボロの主人公は、当時の精神的な重圧に晒されていたトム・ヨークやバンドの状態を反映したものとも、落伍者や中毒者の視点で描かれたものともとれます。
タイトルが含まれたサビの歌詞「When you’ve got to feel it in your bones」(=お前が骨の髄からそんな風に感じなければいけない時なんだ) の"You"は、自分に向けたものなのか、誰か特定の人物(あるいは批評家やリスナー?)を指したものなのかは不明です。
しかし、いずれにしても、生きづらさや苦しみといったものが内包された歌詞なのは間違いなさそうです。
歌詞と和訳
Written by Philip Selway, Ed O’Brien, Jonny Greenwood, Colin Greenwood & Thom Yorke
I don’t want to be crippled and cracked
Shoulders, wrists, knees, and back
Ground to dust and ash
Crawling on all fours
カ〇ワのキ〇ガイになるのはゴメンだ
肩、手首、ひざ、背中
塵と灰になるまですり潰され
四つん這いでのたうち回る
・cripple 障がい者、欠陥品、廃人、不自由にする
・cracked ひび割れた、気が変な
・grind 挽く、すりつぶす
・on all fours 四つん這いになって
When you’ve got to feel it in your bones
When you’ve got to feel it in your bones
骨の髄から、そんな苦痛を感じる時が
骨の髄から、そんな苦痛を感じる時が
・have got to ~しなければならない、~に違いない
Now I can’t climb the stairs
Pieces missing everywhere
Prozac, painkillers
もう階段も上がれない
どこもかしこも欠落している
抗うつ剤に痛み止め
・prozac プロザック、抗うつ剤の商標名
・painkiller 鎮痛剤
When you’ve got to feel it in your bones
When you’ve got to feel it in your bones
骨の髄から、そんな苦痛を感じる時が
骨の髄から、そんな苦痛を感じる時が
And I used to fly like Peter Pan
All the children flew when I touched their hands
昔の俺は、ピーターパンみたいに飛んでいた
手を触れたら、子供たちもみんな飛べたんだ
Listen, you’ve got to feel it in your bones
Listen, you’ve got to feel it in your bones
なあ、骨の髄から、そんな苦痛を感じるだろ
なあ、骨の髄から、そんな苦痛を感じるだろ
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収録アルバム
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The Bends(1995年)
2ndアルバム。3本のギターを中心とした、強烈なエモーションと構成美が一体となった"内向きギターロック"の大傑作です。