<歌詞和訳>You Made Me Realise – My Bloody Valentine 曲の解説と意味も
My Bloody Valentine – You Made Me Realise
マイ・ブラッディ・バレンタイン – ユー・メイド・ミー・リアライズ
幻想的なノイズを聴かせるアイルランドのロックバンド マイ・ブラッディ・ヴァレンタインが1988年8月にリリースした曲です。
激しいギターノイズが展開するバンドの代表曲で、ライヴではノイズパートを引き延ばし20分以上の演奏になります。
(あまりの轟音の為、ライヴでは耳栓が配られます。"ジェットエンジンに頭を突っ込んだような轟音"と評されていました)
歌詞の意味と解釈
タイトル「ユー・メイド・ミー・リアライズ」を直訳すると"君は僕に気付かせた“となります。(realiseはrealizeと同じで"知覚する"という意味)
この手のバンドらしく、歌詞は意味のない会話のような内容ですが、サビの部分はやけに言葉の力を感じます。
歌詞と和訳
Written by Kevin Shields
What did you say you’d find
Then come, come, come, get the hell inside
You can close your eyes
Well, you might as well commit suicideWait for me 'cause I waited for you
No, that’s not what you should do
Don’t hate me 'cause I don’t hate you
何を見つけたって?
じゃあ、おいで、さぁ、とんでもない奥深く
目を閉じて
まぁ、自殺した方がいいんじゃない
待ってよ、待ってやったろ
いや、そんな事しちゃいけない
嫌わないで、嫌ってないから
・the hell ひどく、とんでもなく。(hell=強調)
また、「get
the hell out of」で「~から急いで逃げる、去る」「とっとと失せろ」という意味になります。
・might as well ~した方がいい、~する他ない
Insane eyes
You made me realise
狂った瞳で
君は僕に気付かせた
Something in you died
Well, no, no, no, no fault of mine
Something in you died
Well, no, no, no, no fault of mineMake the hell out of what you can see
Maybe then you’ll not hang beside me
Don’t ask me 'cause I cannot see
君の何かが死んだ
えっ、いや、いや、違う、僕のせいじゃない
君の何かが死んだ
えっ、いや、いや、違う、僕のせいじゃない
もっと、めちゃくちゃ外れてみな
そうすれば多分、僕のそばなんかでぐずぐずしていないよ。
訊かないで、僕も知らない
Insane eyes
You made me realise
狂った瞳で
君は僕に気付かせた
What did you say you’d find
Then come, come, come, get the hell inside
You can close your eyes
Well, you might as well commit suicideWait for me 'cause I waited for you
No, that’s not what you should do
Don’t hate me 'cause I don’t know you
何を見つけたって?
じゃあ、おいで、さぁ、とんでもない奥深く
目を閉じて
まぁ、自殺した方がいいんじゃない
待ってよ、待ってやったろ
いや、そんな事しちゃいけない
嫌わないで、君の事知らないから
Insane eyes
You made me realise
狂った瞳で
君は僕に気付かせた
BE@RBRICK my bloody valentine 100% ベア2種 セット
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
You Made Me Realise(1988年)
長らく廃盤(現在も)、プレミア化していた5曲入りEP。EP音源集「EP’s 1988-1991」のおかげでこのEPは必要なくなりましたが、ジャケットにピンとくるものがある方は、こちらを手にするのもいいかもしれません。
EP’s 1988-1991(2012年)
廃盤を含むEPの音源や、レア・未発表音源を集め、リマスターされた2枚組アルバム。リリースを何度も噂されては消えるを繰り返し、ロックファンをやきもきさせていました。アルバム「Isn’t Anything」や「Loveless」だけでは見えない世界が広がります。
メンバーと関わりのあるライターの視点から
「また、こんなものを聴いて…」と両親が顔をしかめるとき、おそらく彼らの耳には、ぼくらの好きな音楽すべてがこんなふうに響いているのではないだろうか。理解不能の純然たるノイズ。ダイナミクスも何もない、身の毛もよだつような音のかたまり。何も考えられなくなるほどラウド、ほとんど狂乱状態の、とにかくものすごい轟音。
マイ・ブラッディ・ヴァレンタインとシューゲイザーが1冊でわかります
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